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不眠と運動不足が悪循環になっているときに見直したいこと

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布団に入ってもなかなか寝つけず、時計を気にしながら朝を迎える夜が続くと、心も体も休まる間がないまま毎日を過ごすことになります。日中はほとんど座ったまま過ごし、体を動かす機会がないまま夜を迎えている方も多いのではないでしょうか。

整体院きなり・高槻院のこいしです。この記事では、不眠と体を動かす習慣の関わりや、自宅で確認できること、相談を考えたいタイミングについて、順にお話ししていきます。

先に全体像を確認したい方は、不眠の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、日常生活の中で見直しやすいポイントから順にお伝えします。

院長:こいし

睡眠と運動のつながりから見直しましょう

目次

布団に入っても寝つけない夜が続くとき

仕事や家事で一日中座って過ごし、気づけば体をほとんど動かさずに夜を迎えている、そんな一日を送る方は少なくないでしょう。通勤や外出の機会が減った分、以前より体を動かす量が落ちていることに気づきにくいものです。

疲れているはずなのに寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚めるといった状態が続くと、体のどこかに負担がかかっているのではと不安になる方もいます。実は、体を動かす量が減ること自体が、眠りの深さに影響している場合があります。

在宅で仕事をする時間が増えた、外に出る用事が減ったといった生活の変化があった方は、以前よりも体を動かす量が減っていることに気づきにくいものです。まずは、一日の中でどれくらい座って過ごしているかを振り返ってみることから始めてみてください。

運動不足が不眠につながる仕組み

不眠と運動不足は、どちらか一方だけが原因というより、互いに影響し合っている関係だといえます。体を動かさない生活がなぜ眠りに影響するのか、まず体の中で起きていることから確認しておきましょう。

自律神経が休息モードに入りにくくなる

日中に体を動かす機会が少ないと、交感神経が優位な状態が続きやすく、夜になっても心身がリラックスモードへ切り替わりにくくなります。緊張した状態が長く続くこと自体が、眠りへの負担になっている場合もあります。

布団に入ってもすぐに寝つけない、眠りが浅く途中で目が覚めるといった状態が続く背景に、この自律神経の乱れが関わっていることもあります。心当たりがある場合は、まず自律神経の働きから見直したいところです。

体温リズムが乱れて寝つきが悪くなる

運動には体温を一度上げてから緩やかに下げる働きがあり、この体温の下がり方が眠気を誘うきっかけになります。人の体は、深部体温が下がっていく過程で眠気を感じやすくなるといわれています。

体を動かす機会が少ないと、この体温リズムが弱くなりやすく、寝つきにかかる時間が長くなる場合もあります。日中の活動量そのものが、夜の眠りやすさに関わっているという見方もできます。

座ってばかりの生活で体を動かさない癖

日中の過ごし方を振り返ると、思っている以上に座っている時間が長いことに気づく方も多いようです。特に事務作業が中心の仕事や、家の中で過ごす時間が長い方ほど、その傾向が強く出やすい印象があります。

デスクワークや家事の合間に少し歩く、立ち上がって伸びをするなど、小さな動きを積み重ねることが、夜の眠りやすさにつながっていきます。長時間同じ姿勢を続けることは、体の緊張を強めやすいことも覚えておきたい点です。

一日の中で意識的に体を動かす時間をつくることが難しい場合は、家事の途中や休憩の合間に少し体を動かす程度から始めても構いません。無理に大きな運動を取り入れる必要はなく、続けやすい範囲から始めることが大切です。

疲れているのに眠れないと感じるとき

体は疲れているはずなのに、頭だけが冴えて眠れないという状態を感じたことはないでしょうか。体を動かした疲労と、眠りにつながる疲労は、必ずしも同じものではありません。

体を動かさない日が続くと、疲労感はあっても寝つきに必要な体の反応が起こりにくくなり、眠れないことへの焦りがさらに眠りを妨げるという悪循環につながることもあります。

眠れない夜が続くと、眠ろうとする気持ちがプレッシャーになり、目が冴えてしまう方も少なくありません。さらに眠れない日々は体を動かす気力も奪い、運動不足がいっそう進む悪循環にもつながります。

自宅でできる歩く習慣から始める

特別な運動でなくても、日常の中に歩く習慣を少しずつ取り入れることから始められます。運動が苦手な方でも、無理なく続けやすい方法です。

取り入れる際は、以下のような点を意識してみてください。歩く時間帯や強度によって、眠りへの影響が変わってくることも知っておきたいポイントです。

  • 就寝の3時間ほど前までに歩く
  • 息が上がらない程度の速さで歩く
  • 歩く時間は20分前後を目安にする
  • 就寝直前の激しい運動は避ける

短い時間でも継続することが、体を動かす習慣として根づきやすくなります。休日にまとめて長く歩くよりも、毎日少しずつ続ける方が、体への負担も少なく取り入れやすいでしょう。

就寝前の運動が逆効果になってしまうケース

運動が体によいとはいえ、行うタイミングを誤ると、かえって眠りを妨げてしまうこともあります。良かれと思ってやったことが逆効果になっているケースは、意外と多いものです。

就寝直前の激しい運動は避けたい

就寝の直前に息が上がるほどの運動を行うと、交感神経が高まった状態のまま布団に入ることになり、寝つきが悪くなる場合があります。「運動したから眠れるはず」と考えて、遅い時間に激しく動いてしまう方も見かけます。

就寝の3時間ほど前までに体を動かし終えておくことが、眠りへの負担を減らす一つの目安になります。その時間を空けることで、体温が自然に下がり、眠気が訪れやすくなります。

寝る前に向いている軽い動き

逆に、就寝前はストレッチや深呼吸のような、心身を落ち着かせる軽い動きの方が向いています。テレビやスマートフォンを見る時間を少し減らし、体を伸ばす時間に替えてみるのもよいでしょう。

呼吸を深くしながら体を伸ばす程度の軽い動きであれば、眠りを妨げにくいとされています。息を止めずに、ゆっくりと行うことを意識するとよいでしょう。

体の使い方や歩き方の癖が眠りに影響すること

運動不足だけでなく、体の使い方や歩き方の癖が、夜の眠りに影響していることもあります。これは運動量とは別の視点として、知っておいて損はないでしょう。

姿勢の崩れや体の緊張が続くと自律神経のバランスが乱れやすくなり、日中の活動量が増えても休息モードに切り替わりにくいことがあります。個人的には、眠りのご相談を受ける中で、体の緊張と眠りの浅さが同時に見られる方が多いと感じています。

肩や腰まわりの緊張が強い方は、日中に歩いたり運動したりしても、体の力がうまく抜けず、夜になっても休息モードへの切り替えが進みにくいことがあります。運動の量だけでなく、体の緊張の抜けやすさにも目を向けてみてください。

眠れない状態が続くときに確認しておきたいこと

セルフケアを試しても、眠れない状態が長引く場合は、体の状態を確認しておきたいところです。無理に一人で抱え込む必要はありません。

強い倦怠感が続く、日中の生活に支障が出ている、気分の落ち込みを伴うといった場合は、無理に自分だけで対応しようとせず、医療機関へ相談したほうがよい状態です。

一方で、生活習慣を見直す範囲であれば、体を動かす時間や姿勢のくせを確認しながら、無理のない範囲で見直していくことができます。焦らず、少しずつ取り入れていく姿勢が長く続けるための土台になります。

今日からできることを一つずつ確認する

不眠と運動不足は、自律神経や体温リズムの乱れを通じてつながっていることがあり、生活の中で少しずつ体を動かす習慣を取り入れることが、眠りやすい体への近道になります。特別な準備は必要なく、今日の生活から見直せることばかりです。

まずは就寝の3時間ほど前までに、無理のない範囲で歩く時間をつくることから始めてみてください。体の緊張が強いと感じる場合は、軽いストレッチを合わせてみるのもよいでしょう。

体を動かす習慣だけでなく、姿勢のくせや歩き方の負担も含めて確認したい方は、整体院きなり・高槻院へお気軽にご相談ください。


院長:こいし

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