頻尿

頻尿とは

頻尿とは、排尿の回数が通常よりも多くなり、日常生活に支障をきたす状態のことです。一般的には、朝起きてから夜寝るまでの間に8回以上トイレに行く場合を頻尿と定義します。ただし、7回以下であっても、本人が日常生活に不便を感じる場合は頻尿と考えられます。

夜間については、就寝中にトイレのために1回以上起きる状態を夜間頻尿といい、2回以上になると睡眠の質に大きく影響するため治療の対象となります。

40歳以上の成人の約12-15％が頻尿症状を経験しているとされています。特に50歳以上では割合が高くなり、女性では約20％、男性では約15％が頻尿に悩んでいると推定されます。推定で約800万人から1000万人程度が何らかの頻尿症状を抱えていると考えられます。まさに多くの方が悩まれている症状と言える状況です。

頻尿を放置すると、まず睡眠の質が著しく低下し、日中の集中力や判断力に悪影響を及ぼします。夜間に何度も起きることで慢性的な睡眠不足となり、うつ病のリスクが高まることも報告されています。重症化すると転倒事故のリスクが増加し、骨折から寝たきり状態になる可能性もあります。

また、社会生活面では、外出への不安から引きこもりがちになり、人間関係や仕事に支障をきたすことがあります。さらに、頻尿の背景に膀胱がん、前立腺肥大、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群などの重篤な疾患が隠れている場合があり、早期発見の機会を逃すリスクもあります。

頻尿の原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中で、頻尿でお悩みの人も、一定数来院されています。

頻尿の原因として次のものが挙げられます。

頻尿は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、膀胱の過活動や尿道括約筋の機能低下、自律神経のバランス異常などが発生し、頻尿が発症します。それは人によって違い、単に薬物治療や膀胱訓練だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。頻尿は１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

頻尿への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

当院でも、薬物療法の必要性は理解しています。ただ、薬だけでは根本的な解決になりません。症状を一時的に抑えるだけで、原因そのものにアプローチできていないからです。

頻尿において、薬物療法では口の渇き、便秘、眠気などの副作用が現れることがあり、完全に症状が消失しない場合も多いというのが現状で、頻尿への対応としては不十分と言えます。

膀胱訓練指導

効果が現れるまでに数ヶ月から半年程度の時間を要し、継続的な努力が必要です。また、女性の場合、過度な我慢は膀胱炎のリスクを高める可能性があります。

また、正しい方法を理解せずに行うと、かえって症状が悪化することもあり、専門的な指導が不可欠です。

骨盤底筋訓練指導

まず、骨盤底筋訓練で治る頻尿がほとんどであれば、整体に頼る人はほぼいないはずです。ということは、効果がかなり限定的だということが言えます。

実際、正しい筋肉の使い方を習得するのが困難で、効果的な訓練を行うためには専門家の指導が必要です。効果の実感まで時間がかかることも多いのが現状です。

頻尿を改善するために

まずはあなたの頻尿の原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになるますし、改善も見込めないからです。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、頻尿の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、自律神経の調整を中心に、骨盤底筋の機能改善、ストレス軽減のためのカウンセリングを組み合わせた独自のアプローチを行います。薬に頼らず、体が本来持つ自然治癒力を引き出すことで、根本的な改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整骨院やマッサージ院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

頻尿のQ＆A

頻尿は自然に治りますか？

軽度の頻尿であれば生活習慣の改善により自然に改善することもありますが、根本的な原因がある場合は適切なアプローチが必要です。自律神経の乱れやストレスが関与している場合は、専門的な治療により改善が期待できます。

頻尿の人がやってはいけないことは？

過度な水分制限、長時間の我慢、カフェインやアルコールの過剰摂取、ストレスの蓄積は症状を悪化させる可能性があります。また、症状を放置することで、より深刻な状態に進行する恐れもあるため注意が必要です。

頻尿と過活動膀胱の違いは何ですか？

頻尿は症状の名称で、過活動膀胱は膀胱が過敏に収縮する疾患名です。過活動膀胱の主症状の一つが頻尿となります。当院では、症状の背景にある根本原因を見つけ出し、改善に導きます。

水分はどのくらい摂取すればよいですか？

一般的には1日1.5-2リットル程度が目安ですが、頻尿の方は尿の色が薄い黄色になる程度に調整することが推奨されます。個人差があるため、当院では一人一人に合わせたアドバイスを行います。

薬を飲まずに改善する方法はありますか？

膀胱訓練、骨盤底筋体操、生活習慣の改善、ストレス管理など、薬に頼らない方法も多数あり効果が期待できます。当院では、自然治癒力を高める独自の施術により、薬に依存しない改善を目指しています。

ストレスと頻尿は関係がありますか？

ストレスは自律神経に影響し、膀胱を過敏にさせるため、頻尿の重要な要因の一つです。ストレス管理は症状改善に効果的で、当院では心理面からのアプローチも重視しています。

頻尿で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体と頻尿は、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

頻尿が改善されることで、あなたの生活は大きく変わります。トイレの心配をすることなく、自信を持って外出できるようになり、人との関わりも積極的になるでしょう。

頻尿は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。