脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症とは

脊柱管狭窄症は、背骨の中にある神経の通り道（脊柱管）が狭くなり、神経が圧迫される病気です。この状態になると、立ったり歩いたりすると腰から足にかけての痛みやしびれが生じます。

特徴的なのは、歩行時に症状が出て、休憩すると楽になるという間欠性跛行と呼ばれる症状です。前かがみの姿勢では症状が軽減し、腰を反らすと悪化することも多いです。

加齢による変化や椎間板の変性、靭帯の肥厚などが原因で発症することが多く、特に60歳代の中高年の方に多く見られます。男性は女性の約2倍の発症率があるとされています。

脊柱管狭窄症を放置すると、症状は徐々に進行し、初期は歩行時のみ痛みやしびれがあっても、進行するとどの姿勢をとっても痛みやしびれが常に続くようになります。

睡眠の質も低下し、横向きで背中を丸めないと眠れなくなることも。さらに進行すると、排尿・排便障害が現れることもあります。これは神経への圧迫が非常に強い状態であり、早急な専門医の受診が必要なサインです。

歩ける時間や距離が著しく短くなり、外出が困難になると、社会的な孤立を招くこともあります。足の筋力が著しく低下すると、自立した生活が困難になることも。

脊柱管狭窄症の原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中で、脊柱管狭窄症でお悩みの人も、一定数来院されています。

脊柱管狭窄症の原因として次のものが挙げられます。

脊柱管狭窄症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

また、この脊柱管狭窄症自体は治らなかったとしても、それによるものと思われる痛みや、歩けないなどの症状自体は適切な治療により、改善する可能性が十分にあります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。脊柱管狭窄症は１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

脊柱管狭窄症への対応として、次のようなものが一般的です。

理学療法・リハビリテーション

効果が出るまでに時間がかかり、継続的な取り組みが必要です。また、適切な指導がないと症状を悪化させる可能性もあります。

薬物療法や神経ブロック注射

薬物療法は、長期服用による副作用のリスクがあり、根本的な解決にはならないことが多いです。また、効果が一時的であることが多く、症状の進行を止められません。

また、神経ブロック注射も、効果は一時的で、繰り返し行う必要があります。また、感染症などのリスクもわずかながら存在します。

手術療法（除圧術・固定術）

全身麻酔が必要で、手術に伴うリスクがあります。また、症状が長期間続いた場合、手術をしても改善が思わしくないことがあります。また固定術では、体内に金属が入ることで筋肉が傷められたり、腰部の動きが制限されたりする可能性があります。

脊柱管狭窄症を改善するために

まずはあなたの脊柱管狭窄症による痛みなどの原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになるますし、改善も見込めないからです。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、脊柱管狭窄症による痛みなどの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

症状の改善には時間がかかることもありますが、諦めずに継続することが大切です。小さな変化を感じ取り、少しずつ目標に近づいていくプロセスを大切にしましょう。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、神経やストレスに同時にアプローチする新発想の治療法も当院の特徴です。長年の経験から組み立てられた効果の高い整体技術で、単に筋肉や骨格の調整だけでなく、神経や症状によるストレスにもアプローチし、心身同時に調整していきます。

鎮痛剤を服用されている方や手術したくない方、整形外科、整骨院やマッサージ院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

脊柱管狭窄症のQ＆A

脊柱管狭窄症は自然に治りますか？

脊柱管狭窄症は残念ながら自然に完治することは期待できません。椎間板ヘルニアとは異なり、加齢による変性や骨の変化が主な原因のため、適切な管理と治療が必要です。

脊柱管狭窄症の人がやってはいけないことは？

腰を強く反らす動作や背屈する方向の運動は避けましょう。これらは脊柱管をさらに狭くし、神経への圧迫を強めてしまいます。ゴルフのようなひねりの動作も注意が必要です。適度な前傾姿勢を保つことが大切です。

脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアの違いは？

椎間板ヘルニアは椎間板の一部が飛び出して神経を圧迫する状態で、若い方にも見られます。一方、脊柱管狭窄症は加齢による複合的な変化で脊柱管全体が狭くなる状態で、中高年に多いです。

脊柱管狭窄症は整体などの施術で治るものなんですか？

整体で、脊柱管狭窄症自体を治すことは難しいですが、痛みや痺れなどの不快感、歩けないなどの症状を緩和することは可能です。また、痛みが酷くなり、歩けなくなる状況を遅らせるためにも必要です。

手術すれば完全に治りますか？

手術自体の成功率は高いですが、それによって、痛みやしびれがなくなるとは限りません。なので、その後のケアも大切になってきます。

自宅でできるストレッチや運動はありますか？

腰を丸める方向のストレッチや、腹筋・背筋を強化する軽い運動が効果的です。ただし、腰を反らす動作は避けてください。自転車エルゴメーターも良い運動方法です。

脊柱管狭窄症で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

神経に対応している当院の整体と脊柱管狭窄症は、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

脊柱管狭窄症は適切な治療と生活管理によって、症状を大幅に改善することが可能です。当院では、あなたの症状や生活スタイルに合わせた最適な治療プランを提案し、目標達成までしっかりサポートします。

脊柱管狭窄症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。