手の震え

手の震えとは

手の震えとは、意図しない手や指の規則的な揺れ動きのことです。安静時に起こるものと、動作時に起こるものがあり、筋肉の収縮や神経の異常によって生じます。一時的な緊張や寒さによるものから、病気が原因となるものまで様々な要因があります。

書道教室での指導や職場での署名など、これまで当たり前にできていたことができなくなってしまう方も多く、社会生活に大きな影響を与える症状です。

手の震えの原因として最も多い本態性振戦（原因不明のふるえ）は、人口の2.5～10%を占めるとされており、日本全体では約300万～1200万人が該当すると推定されます。多くの方が日常生活で困っているにも関わらず、適切な治療を受けられずに悩んでいるのが現状です。

手の震えを放置すると、日常生活における細かい作業が困難になり、社会生活に大きな支障をきたします。人前での食事や書字作業に支障が出て、社会的な場面を避けるようになり、引きこもりがちになる可能性があります。

また、震えを意識することでさらに症状が悪化し、精神的なストレスが増大する悪循環に陥ることもあります。最悪の場合、職業生活の継続が困難になったり、趣味や生きがいを失ったりする可能性があります。

手の震えの原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中で、手の震えでお悩みの人も、一定数来院されています。

手の震えの原因として次のものが挙げられます。

手の震えは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、神経系の異常や自律神経の乱れ、筋肉の緊張などが発生し、手の震えが発症します。それは人によって違い、単に薬で症状を抑えるだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。手の震えは１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

手の震えへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

薬の効果には個人差があり、副作用が現れる場合があります。また、根本的な改善ではなく症状の抑制にとどまることが多く、継続的な服薬が必要になります。薬の効果が切れると震えがまた再発しやすいです。

血液検査・画像検査

手の震えにおいて、血液検査やMRI検査では明確な原因が見つからないことの方が、多いというのが現状で、手の震えへの対応としては不十分と言えます。

検査で明確な原因が見つからない場合も多く、患者の不安が解消されないことがあります。また、検査費用がかかります。

外科的治療

手術には一定のリスクが伴い、費用も高額になります。また、すべての患者に適応されるわけではありません。手術を避けたいと考える方も多く、他の選択肢を求める声が多いのが現状です。

手の震えを改善するために

まずはあなたの手の震えの原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになるますし、改善も見込めないからです。

当院では、手の震えの根本的な原因を特定するために、4種類の独自検査を行います。ストレス検査や歪み画像検査など、心身両方の状態を客観的に分析し、15年以上のデータと合わせて、不調の原因を見出していきます。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、手の震えの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

手の震えは単純に筋肉や神経だけの問題ではありません。自律神経の乱れやストレス、身体の歪みなど、様々な要因が複雑に絡み合っています。だからこそ、当院では心身両面からアプローチする独自の治療法で、根本的な改善を目指します。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。小さな変化を拾って、その都度、対応を変えていくことで、治療効果がより高まります。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整骨院やマッサージ院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

手の震えのQ＆A

手の震えは自然に治りますか？

一時的なストレスや緊張による震えは自然に改善することがありますが、本態性振戦やパーキンソン病などの疾患が原因の場合は適切な治療が必要です。

手の震えの人がやってはいけないことは？

過度のカフェイン摂取や過労、強いストレスは症状を悪化させる可能性があります。また、震えを過度に意識しすぎることも症状の悪化につながります。

本態性振戦とパーキンソン病の違いは何ですか？

本態性振戦は動作時に震えが現れ震え以外の症状がありませんが、パーキンソン病は安静時の震えに加えて筋肉のこわばりや動作の緩慢さなどの症状があります。

手の震えは遺伝しますか？

本態性振戦には遺伝的要素があるとされており、家族内での発症が見られることがあります。しかし、必ずしも遺伝するわけではありません。

ストレスが原因の震えはどう対処すればいいですか？

深呼吸やリラクゼーション法を身につけ、ストレスの原因を特定して対処することが重要です。必要に応じてストレスの専門家のサポートを受けることをお勧めします。

手の震えに効果的な運動はありますか？

適度な有酸素運動やストレッチは自律神経を整える効果があります。ただし、過度な運動は逆効果になる場合もあるため、個人の状態に合わせた運動が大切です。

カフェインは本当に震えを悪化させますか？

カフェインは交感神経を刺激するため、手の震えを悪化させる可能性があります。震えが気になる方は摂取量を控えめにすることをお勧めします。

手の震えで仕事を続けられますか？

適切な治療や対処法により、多くの方が仕事を続けることができます。職場環境の調整や理解を得ることも重要です。

手の震えで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体と手の震えは、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

手の震えが改善されることで、これまで制限されていた日常生活が大きく変わります。コーヒーカップを持つ手が震えることを心配せず、友人との食事を楽しめるようになります。職場での署名や書類作成も、人目を気にすることなく自然に行えるようになるでしょう。

手の震えは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。