
院長:こいしお気軽にご相談ください!
夜になっても布団の中で目が覚めたままで、気づくとスマホの画面をぼんやり見ている。子供のそんな様子が何日も続くと、このまま様子を見ていてよいのか迷う親御さんも多いのではないでしょうか。新学期や模試の時期は、特に気になりやすいものです。受験を控えている場合は、なおさら心配になると思います。
整体院きなり・高槻院のこいしです。この記事では、子供や受験生の不眠で迷ったときに、家で確認できること、無理に触らないほうがよい状態、相談を考えたいタイミングについてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、不眠の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、日常の場面から確認しやすいところまで、年齢ごとの違いも含めて順を追ってお伝えしていきます。




一人で抱え込まず頼ってください
布団に入ってからしばらく経っても、まぶたが冴えたままという子供は、決して珍しいことではない。年齢を問わず、似たような相談を数々のご相談の中で受けています。
特に小学生や中学生になると、学校や勉強の心配事が頭から離れず、目を閉じても意識がはっきりしていることがあります。眠気そのものが訪れにくくなっている状態ともいえますね。日中の疲れとは別に、頭だけが動き続けているような感覚を訴える子もいます。
布団の中でスマホを触りながら、眠気が来るのを待っている子供も、実は少なくありません。昨今はストレス社会やスマホ社会と言われるほど、眠りを妨げるものが身近に増えており、就寝時間になっても手放せない様子は、よく聞く相談のひとつです。
実は、画面の光は脳を覚醒させやすく、眠気が来かけていても再び目が冴えてしまうことがあります。動画やSNSのやり取りが気になって手放せない、という声もよく耳にします。寝る前の時間の使い方そのものが、眠りにくさの一因になっていることも少なくありません。
子供がなかなか眠れない様子を見ると、つい甘えや気の緩みだと感じてしまうこともあるでしょう。ですが、子供であっても不眠と呼べる状態になることは実際にあります。
実際には、自律神経の乱れや心身の緊張が背景にあることも多く、気持ちの問題だけでは説明できないケースもあります。叱ってしまうことでさらに緊張が強まり、余計に眠りにくくなることもあるので気をつけたいところです。声のかけ方ひとつで、眠りやすさが変わることもあるものです。
子供の眠れない背景は、年齢や生活の状況によって少しずつ違いがあります。学年が上がるほど、原因も複雑になりやすい傾向があり、一つの理由だけで片づけにくいものです。
小学生の場合は、就寝時刻が遅くなることや、テレビ・ゲームの時間が延びることが、眠りの乱れの背景になりやすいです。習い事の増加も影響することがあります。
また、朝の光をしっかり浴びていないと体内時計がずれやすく、夜になっても眠気が来にくくなることがあります。休日と平日で就寝時刻が大きく違うことも、体内時計のずれにつながりやすいものです。
中学生になると、部活や勉強の負担が増え、就寝前まで気持ちが休まらないという相談が増えてきます。塾の時間が遅くなることも一因といえるでしょう。
友人関係やSNSのやり取りが気になって、布団に入ってからも考え事が続いてしまうケースもあります。体は疲れているのに、気持ちだけが休まらないという状態が続くこともあるものです。
受験が近づくと、眠りそのものが浅くなったと感じるお子さんも増えてきます。焦りが強くなる時期でもあるでしょう。
試験への不安や緊張が続くと、体は興奮した状態のままになりやすく、寝つきが悪くなることがあります。夜になっても気が張ったままという声もよく聞きます。
個人的には、この時期は眠れないことを気にしすぎるほど、余計に目が冴えてしまう子も多いと感じています。眠らなければという焦りが、逆に眠りを遠ざけてしまうものです。
追い込みの時期は勉強時間を優先しがちで、就寝時刻や起床時刻が日によって大きく変わることもあります。休日に遅くまで寝てしまう子もいるでしょう。
その結果、体内時計が乱れて、眠りたい時間に眠気が来ないという悪循環につながることもあります。休憩や食事の時間が不規則になっていないかも、あわせて確認しておきたいところです。
自宅でできることから確認したい場合は、次の点から見直してみるとよいでしょう。
すべてを一度に変えようとせず、今日から続けられそうなものを一つずつ試してみてください。効果が出るまで数日から数週間かかることもあります。無理に急がせず、少しずつ習慣にしていくことが長続きのコツです。
一方で、家庭だけで様子を見ない方がよい状態も、いくつかあります。見落とさないようにしたい点です。
強い息苦しさや腹痛、頭痛を伴う不眠は、無理に様子を見続けないほうがよいでしょう。日中の元気さと比べて、明らかに様子が違う場合は注意しておきたいところです。
登校前になると強い倦怠感が出て起きられない日が続くときは、一度確認しておきたい状態です。気力の問題として済ませないほうがよいこともあります。
生活リズムを見直しても改善が見られず2週間以上続く場合は、一度相談を考えたいところです。短期間だけの乱れとは分けて考えたほうがよいでしょう。
2週間以上不眠が続く場合は、家庭内だけで対応を続けるより、医療機関へ相談したほうがよい状態だと考えてよいでしょう。早めに相談することで、負担が長引くのを防げることもあります。
夜の眠りだけでなく、朝の起きにくさが続く場合には、別の視点も必要になることがあります。単なる寝不足とは違う場合があるからです。
朝起きられない状態が続く背景には、起立性調節障害のように自律神経の働きが関わっているケースもあります。無理に起こそうとする前に、体調の変化全体を確認しておきたいところです。立ちくらみや頭痛を伴うことも少なくありません。
学校を休みがちになっている場合や立ちくらみを伴う場合は、医療機関へ相談したほうがよい状態です。日常の様子と合わせて確認しておくと安心につながります。学校や部活の様子も、伝えられる範囲で共有しておくとよいでしょう。
子供や受験生の不眠は、生活リズムの乱れやストレスによる緊張が重なって起こることが多く、背景を確認しながら見直していくことが大切です。一つの原因だけで説明できないことも多くあります。
まずは就寝時刻と起床時刻を一定にすることや、寝る前のスマホ利用を減らすことから始めてみてください。小さな変化でも、続けることで体内時計は少しずつ整いやすくなるものです。
生活リズムの調整だけでなく、体の緊張や自律神経の状態も含めて確認したい方は、整体院きなり・高槻院へお気軽にご相談ください。親子で一緒に取り組めるところから、少しずつ始めていただければと思います。

