
院長:こいしお気軽にご相談ください!
生理が近づくと布団に入ってから目が冴えてしまい、なかなか眠れないと感じることはありませんか。日中はだるいのに夜だけ頭がはっきりしてしまうと、このまま様子を見ていいのか気になってしまう方も多いようです。
整体院きなり・高槻院のこいしです。この記事では、生理前に気になる眠れなさの背景や、家で試しやすいこと、相談を考えたいタイミングについて、順にお話ししていきます。
先に全体像を確認したい方は、不眠の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、生理前に眠れなくなる背景から、日常で試しやすい工夫まで順にお伝えします。




イライラも自律神経のサインです
生理予定の1週間ほど前になると、布団に入っても目が冴えてしまい、なかなか寝つけないというご相談を、数々のご相談の中でも多くいただきます。働きながら生活を整えている女性からの声が特に多い印象です。
日中は体がだるく、眠気を感じているのに、夜になると頭がはっきりしてしまい、考え事が止まらなくなる方が少なくありません。夜中に何度も目が覚めてしまうという声もよく聞きます。
こうした状態が毎月繰り返されると、疲れが十分に抜けきらないまま次の生理周期を迎えることになり、仕事や家事のパフォーマンスにも影響が出やすくなるものです。集中力の低下を感じる方も少なくありません。
生理前に眠れなくなる背景には、ホルモンの変化と自律神経の乱れの両方が関わっていると考えられています。どちらか一方ではなく、両方が絡み合っていることも多いため、まずはひとつずつ見ていきましょう。
排卵の後から分泌が増える黄体ホルモンには、体温を上げる働きがあります。夜は体温が下がることで眠くなる仕組みがあるため、この働きが強く出ると寝つきが悪くなりやすくなるのです。
あわせてエストロゲンの分泌が減ることで、気持ちが落ち着きにくくなり、眠りが浅くなりやすいという見方もできます。体温のリズムが乱れていることも、背景のひとつといえるでしょう。
生理前は、ホルモンの変化にあわせて自律神経も揺れやすくなります。緊張が続く状態が重なると、寝つきにくさがさらに強まり、日中の気分にも波が出やすくなります。
デスクワーク中心の生活で体を動かす機会が少ないと、自律神経の緊張がほどけにくくなり、夜になってもリラックスしにくい状態が続いてしまうこともあるようです。
生理前に眠れなくなることや、些細なことでイライラしやすくなることを、性格の問題や気の持ちようだと感じてしまう方も少なくありません。実はホルモンと自律神経の変化が重なっているだけで、気持ちの弱さとは関係がないことが多いのです。
PMSの症状のひとつとして不眠が挙げられることを知り、自分だけではないと気づく方もいます。月経前のこうした変化は珍しいものではなく、多くの女性が経験しているものです。周期のたびに繰り返されるからこそ、原因を知っておく意味は大きいでしょう。
無理に眠らなければと気持ちを張ってしまうと、緊張がさらに強まり、逆に寝つきにくくなってしまうこともあります。眠れない自分を責めすぎないようにしたいところです。
眠れない夜が続くと、スマホを触ったり、無理に何かをして気をそらそうとしたりする方も多いのではないでしょうか。少しでも早く眠りたいという気持ちが、逆に緊張を強めてしまうこともあります。焦りが焦りを呼んでしまうこともあるようです。
特に次のような行動は、かえって寝つきを悪くしてしまうことがあるため、注意しておきたいところです。
これらの行動は寝つきをよくしようとして行っていても、実際には頭を覚醒させてしまい、逆に眠りにくくなってしまうことがあります。
まずはこうした行動を少しずつ減らしていくと、眠りに向かう体の準備が整いやすくなります。焦らず、ひとつずつ見直していくくらいで十分でしょう。
生理前の不眠には、就寝1時間前からスマホの画面を見ないという工夫から始めてみてください。画面の光が、眠りに向かう体のリズムを乱してしまうことがあります。
湯船にゆっくり浸かって体を温めておくことも、体温が下がるタイミングを整えやすくする工夫のひとつです。ぬるめのお湯で15分ほど浸かるのがおすすめで、就寝の1時間ほど前に済ませておくとよいでしょう。
軽いストレッチで肩や股関節の緊張をほどいておくことも、自律神経を落ち着かせる助けになります。無理のない範囲で、毎晩少しずつ続けてみてください。
生理前の不眠は、多くの場合、体に負担をかけずに様子を見られる状態だといえます。ただし、強い腹痛や出血の異常を伴う場合は、自己判断で対応しないほうがよいでしょう。ふだんと違う痛みが続くときは注意しておきたいところです。
特に次のような状態があるときは、先に医療機関で確認しておきたいところです。
普段と違う痛みや出血が続く場合は、様子を見ずに早めに確認してください。
眠れないことに加えて胸の苦しさが続く場合も、早めの相談が安心です。
こうした状態が重なっているときは、体を無理に整えようとするより、先に医療機関へ相談したほうがよい状態だといえます。落ち着いてから、生活習慣の見直しに取り組んでも遅くはありません。順序を間違えないようにしたいところです。
生理前の不眠がつらいとき、婦人科と整体のどちらに相談すればいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。どちらか一方に絞る必要はなく、それぞれの得意な範囲を知っておくと選びやすくなるものです。
眠れない状態が数か月続き、日常生活に支障が出ている場合は、婦人科で相談したほうが状態を確認しやすくなります。低用量ピルや漢方薬など、医療機関では症状に応じた選択肢が説明されることもあります。
生理周期が不規則になってきた場合や、痛みが以前より強くなっている場合も、早めに婦人科で確認しておくと安心できるでしょう。
デスクワークが多く、姿勢が崩れたまま長時間座っている方は、自律神経の緊張がなかなか抜けにくくなっていることもあります。肩や腰の張りを感じている方も少なくなく、それが睡眠の質にも影響しているようです。
個人的には、足先の冷えや肩まわりの張りといった体のサインから、自律神経の状態を確認していく視点も大切にしたいと考えています。歩き方や座り方の癖も、あわせて見ておきたいところです。
生理前の不眠は、ホルモンと自律神経の変化が重なって起こりやすく、性格や気持ちの弱さが原因ではありません。イライラしやすくなるのも同じ背景からで、自律神経の安定とストレス軽減がポイントになります。ひとりで抱え込みすぎないでください。
今日からできることとしては、就寝前のスマホの使い方を見直したり、湯船で体を温める時間をつくったりすることから始めてみてください。小さな工夫の積み重ねが、毎月の不眠を和らげる一歩になるでしょう。焦らず、できることから試してみましょう。
生活習慣の工夫だけでなく、体の使い方や自律神経の状態も含めて確認したい方は、整体院きなり・高槻院へお気軽にご相談ください。

