
院長:こいしお気軽にご相談ください!
朝、布団から起き上がった瞬間に視界がふわっと暗くなることはありませんか。家事の途中で急にめまいを感じ、手を止めてしゃがみ込んでしまう方も少なくありません。子どもの送り出しで気持ちが焦っているときほど、こうした症状が出やすいという声もよく聞きます。慢性的なものだからと諦めている方も、このまま様子を見てよいものか、迷うことがあると思います。
整体院きなり・高槻院のこいしです。この記事では、めまいが続くときに家で確認できること、無理に触らないほうがよい状態、相談を考えたいタイミングについてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、めまいの症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、日常で確認しやすいポイントから順にお伝えします。




天気のせいと諦めなくて大丈夫です
布団から起き上がるタイミングで、めまいを感じる方は少なくありません。まずこの場面についてお話しします。
これは、寝ている間に下がっていた血圧が、起き上がる動きに合わせてすぐに戻らないために起こることがあります。特に低血圧気味の方は、脳へ送られる血液が一時的に不足しやすい状態です。
朝は動きが慌ただしくなる時間でもあります。気温や気圧が変わりやすい季節の変わり目には、血圧の調整が追いつかずめまいが強く出る方もいます。天気のせいと諦めず、同じ環境でも症状が出ない方がいることを考えれば、少しずつ改善を目指せます。
低血圧とめまいは深く関わっていますが、それだけでは説明できない場合もあります。年齢や体質、生活の負担が重なって初めて症状が強く出ることも多く、仕組みからお話しします。
立ち上がると血液は重力で下半身に集まりやすくなります。通常は血管がすぐに締まって血圧を保ちますが、この調整が遅れると脳へ届く血流が一時的に減り、めまいとして感じられます。起立性低血圧と呼ばれるタイプもこの一つで、朝や入浴後、長い時間立ち続けたあとに出やすいといわれています。
この血圧の調整には自律神経が関わっており、緊張や睡眠不足、疲労が続くと働きが乱れやすくなります。特に低血圧気味の方は、もともとこの調整に余裕が少ないため、日々の負担が重なるとめまいが出やすくなる傾向があります。
寝不足の日や忙しさが続いた週の終わりに、めまいがひどくなったという経験を持つ方も多いものです。
低血圧といっても、原因や特徴によっていくつかのタイプに分けられ、めまいの出方にも違いがあります。
立ち上がった直後に血圧が下がり、めまいやふらつきが出やすいタイプです。
もともと血圧が低めの体質で、朝や食後にだるさやめまいを感じやすいタイプです。
どちらのタイプでも、体を動かし始める場面での配慮が助けになることが多いといえます。ご自身がどちらに近いか、なんとなく心当たりがあるという方もいるのではないでしょうか。日頃の過ごし方を振り返るきっかけにしてみてください。
台所に立っている間や、長く座った姿勢から動き出した直後に、めまいを感じる方もいます。
この場面は、姿勢を保つために締まっていた血管の状態から急に動くことで、血流の配分が変わるために起こりやすくなります。長時間同じ姿勢を続けたあとは、動き出す前に一呼吸置いてみてください。
洗い物や掃除の途中で手を止め、しばらくしゃがんでから作業を続けるという方も少なくありません。買い物中や立ち仕事のあとに感じる方もおり、決まった場面だけの症状ではない点にも注意が必要です。
急に立ち上がる動きそのものが、めまいの引き金になっていることもあります。
布団や椅子から動くときは、いったん座った姿勢を作り、数秒待ってから立ち上がる前に一呼吸置くと血圧の変化がゆるやかになります。台所や洗面所など、立ちっぱなしになりやすい場所ほど意識してみてください。
些細な工夫ですが、続けていくうちに症状が出る回数が減ったと話される方もいらっしゃいます。焦って動く癖がある方ほど、変化を感じやすいようです。
血圧の調整は自律神経だけでなく、姿勢や体の使い方からも影響を受けることがあります。
骨盤や背骨が傾いた姿勢が続くと、腹部や下肢の血管を締める働きが十分に発揮されにくくなります。その結果、立ち上がったときに血圧を保つ反応が遅れ、めまいにつながりやすくなるという見方もできます。長時間のスマートフォン操作で背中が丸まりやすい方も、この傾向に当てはまることがあります。
座り仕事が長い方や、家事で同じ姿勢を続けやすい方は、この影響を受けやすい傾向があります。
緊張や長時間の同じ姿勢によって呼吸が浅くなると、血液を送り出す力そのものが弱まりやすくなります。個人的には、めまいのご相談で呼吸の浅さまで確認する機会は多いと感じています。
深呼吸を意識するだけでも、体の緊張がゆるみ、症状の出方が変わることがありますし、就寝前の短い時間でも取り入れやすい方法です。
自分でできることには限りがありますが、いくつか試しやすい工夫があります。無理をしてまで続ける必要はありません。
水分と塩分を少し多めに意識し、立ち上がる動作をゆっくり行うだけでも、めまいの頻度が減ることがあります。
強いめまいで倒れそうなときや、意識が薄れる感じがあるときは、無理に動かず横になって休んでください。無理に立ち続けようとすることが、かえって負担を大きくしてしまう場合もあります。
手足のしびれや片側の脱力を伴う場合は、自己判断で様子を見ず、医療機関へ相談したほうがよい状態です。
セルフケアを試しても症状が変わらないときは、次の段階を考えたいところです。
何度もめまいが繰り返される、片側の手足に力が入りにくい、ろれつが回りにくいといった症状を伴う場合は、医療機関へ相談したほうがよい状態です。時間がたっても症状が引かないときも同様です。
数々のご相談の中でも多いのが、朝は辛いのに昼には落ち着いてしまい、結局そのままにしてしまうというケースです。忙しい毎日の中では、つい後回しにしてしまう気持ちもよく分かりますし、そのまま数ヶ月が過ぎてしまう方も見受けられます。
めまいは、低血圧や自律神経の乱れ、姿勢の影響が重なって起こることが多く、原因もいくつか考えられます。天気や気圧の変化に対応しきれず症状が出る方もいますが、同じ環境でも平気な方がいることを考えると、改善を目指せる余地は十分にあります。
まず起き上がる前に数秒座り直す習慣から始めてみてください。水分をこまめにとることも、あわせて意識したいところですし、家事の合間に一呼吸置く時間を作ることもおすすめです。
めまいだけでなく、姿勢や体の使い方まで含めて確認したい方は、整体院きなり・高槻院へお気軽にご相談ください。

