
院長:こいしお気軽にご相談ください!
夜になっても眠気がやってこず、布団の中で考え事ばかり増えていく。翌日の仕事や家事のことを思うと、少しでも眠りやすくなる食べ物を知りたくなる方も多いはずです。夕食が遅くなった日や、つい缶コーヒーやビールに手が伸びた夜ほど、不安が強くなりやすいものです。
整体院きなり・高槻院のこいしです。この記事では、不眠が気になるときの食べ方、夜に控えたいもの、食事だけで様子を見続けないほうがよい状態についてお話しします。
不眠の悩み全体について先に確認したい方は、不眠の症状ページもあわせてご覧ください。今夜から変えやすい食事の工夫を、無理のない範囲でお伝えします。




少しずつできれば十分です
特定の食べ物だけで不眠がなくなるとは限らない、というのが正直な実感です。食事は眠りを支える一つの要素にすぎず、気持ちの緊張や生活リズムのほうが影響することも珍しくありません。
「これを食べれば眠れるはず」と考えるほど、眠れない夜の焦りが強くなってしまう方を何人も見てきました。食べ物を薬の代わりにするのではなく、眠りを邪魔しにくい選び方を重ねていく発想で十分です。食事のルールをあまり厳しく決めすぎると、それ自体がストレスになってかえって逆効果になることもあります。まずは何か一つ意識できれば合格、というくらいの気持ちで、できたことを少しずつ積み上げていくつもりで取り組んでみてください。
帰宅が遅く就寝前まで余裕がない日は、食べる量と内容がそのまま睡眠に影響しやすくなります。満腹のまま横になると、消化のために体がなかなか休みに入れません。
遅い夕食では、揚げ物や濃い味の料理を重ねるより、温かい汁物や消化に負担の少ない主食、たんぱく質を少量ずつ選ぶという方法があります。空腹を我慢しすぎないことも同じくらい大切です。
睡眠に関係する栄養を考えるなら、夜だけ特別な物を用意するより、朝から夜までの食事全体に目を向けたいところ。朝食を抜く習慣も、生活リズムを乱す一因になり得ます。
肉や魚、卵、大豆製品、乳製品に含まれるたんぱく質は、体の働きを支える基本的な栄養です。朝食や昼食も含め、偏りすぎない食べ方を意識してみてください。
朝に卵や納豆、昼に魚や肉、夜は豆腐や味噌汁というように配分すると、一度にたくさん食べなくても取り入れやすくなります。特別な食材でなくても、いつもの和食の組み合わせで足ります。
青菜や海藻、豆類、ナッツ類には、食事のバランスを保つうえで役立つ栄養素が含まれています。ただ、夜遅くにナッツを大量に食べる必要まではありません。
個人的には、眠りのために食品の種類を増やすより、普段の食事にひと品足せるかどうかを考えるほうが続けやすいと感じます。完璧を目指さず、無理のない範囲で始めれば十分です。
眠気を飛ばすためのコーヒーやエナジードリンクが、夜まで体に残っていることがあります。紅茶や緑茶、チョコレートにもカフェインが含まれるため、量と時間を意識したいところです。
夕方以降のカフェインは量を控えることから始めてみてください。急にやめるのが難しければ、午後の一杯を小さくする、水やノンカフェイン飲料に替えるといった段階的な工夫も役立ちます。
お酒は寝つきを早めるように感じても、夜中に目が覚める悩みにつながることが少なくありません。眠るために飲む習慣が続いているなら、量や回数を一度振り返ってみましょう。
空腹で眠れないとき、何も食べてはいけないわけではありません。ただ寝る直前に量の多い食事をとると、胃の不快感や胸やけでかえって休みにくくなることがあります。
温かい飲み物や少量のおにぎり、ヨーグルト、バナナ、豆腐など、普段から食べ慣れているものを少なめに選ぶ方法があります。新しい健康食品を夜中にわざわざ試す必要はありません。
眠れない焦りから、甘い菓子や辛い物、脂っこい物を一気に食べてしまう方も少なくありません。気分転換にはなっても、寝る頃に胃が重くなれば、かえって眠りにくくなるかもしれません。
夜食をとるなら、まず量を決めてから用意するのがおすすめです。袋のまま食べ続けるより、少量を器に出しておくほうが、食べ過ぎに気づきやすくなります。
また、眠るためにお酒を足す習慣には注意が必要です。夜中に目覚めることが増えたり、翌朝のだるさにつながったりする場合もあるため、他の気分転換の方法を探してみましょう。
不眠が続くと、「今日こそ早く寝なければ」と考えるほど体が緊張し、眠気を待つ時間が長く感じられます。その不安を紛らわせるために、食べ物や飲み物にどうしても手が伸びてしまうこともあります。
夜食や遅い夕食のあとは、すぐに横にならず、照明を落として静かに過ごす時間を少し作ってみてください。片づけや翌日の準備も、急がずできる範囲で済ませれば十分です。
スマートフォンで時間を何度も確かめると、眠れないことへの意識がどんどん強くなってしまいます。時計から少し離れ、呼吸をゆっくりにするだけでも、体が休む準備に入りやすくなります。
眠れなかった翌日、体重や胃の重さが気になって食事を抜くと、夕方以降に強い空腹が出てしまうことがあります。夜の食べ過ぎを繰り返さないためにも、朝と昼を極端に抜かないことが欠かせません。
自宅ケアの範囲では、眠れたかどうかだけで一日を評価しないことも大切なポイントです。朝に日光を浴びる、少し歩く、食事の時間を大きくずらさないといった小さな習慣を積み重ねてみてください。
食事から不眠にアプローチするときは、何を足すかと何を控えるかの両方から考えると整理しやすくなります。どちらか一方だけに偏ると、続けにくくなってしまうこともあります。
朝から夜まで、たんぱく質や野菜をバランスよく分けて摂ること
夕方以降のカフェインや就寝直前の重い食事、寝酒を減らしていくこと
すべてを一度に守ろうとせず、加点方式で考えてみてください。今日はこれができた、というくらいの気持ちで、まずはどちらか一つ、続けられそうなところから試してみてください。
食事を見直しても、寝つけない、夜中に何度も目が覚める、朝早く目が覚める状態が続くことがあります。眠りの悩みには、仕事の負担や気持ちの緊張、体調の変化が重なっていることもあります。
数々のご相談の中でも多いのが、眠れないことを誰にも話せないまま、日中のだるさや集中しにくさをひとりで我慢しているケースです。睡眠の悩みは、生活全体への影響も含めて考える必要があります。
こうした状態が見られるときは、食事だけで様子を見続けるのではなく、医療機関へ相談したほうがよいでしょう。服用中の薬や持病がある場合は、自己判断でサプリメントなどを増やす前に確認しておくと安心です。
不眠が気になるときは、眠りに良いとされる食品を探すより、遅い時間の食べ過ぎ、夕方以降のカフェイン、寝酒といった負担を減らすほうから始めてみてください。食事は一日全体の流れの中で考えることが大切です。
今日からは、夕食を食べた時間や飲んだカフェインの量、夜中に空腹を感じたかどうかを数日だけメモしてみましょう。繰り返す不眠の背景には、その人なりのきっかけが隠れていることがあります。
食事だけでなく、気持ちの緊張や生活リズム、体の疲れも含めて確認したい方は、整体院きなり・高槻院へお気軽にご相談ください。

