
院長:こいしお気軽にご相談ください!
朝起きても体が重く、布団から出られない日が続いていませんか。以前は当たり前にできていた家事や仕事が、少し動いただけでどっと疲れてしまう。理由がはっきりしないまま体のあちこちが痛み、休日はほとんど寝込んでしまうと、このまま様子を見ていいのか迷ってしまいますよね。
整体院きなり・高槻院のこいしです。この記事では、更年期障害で寝込むほどつらいときに家で確認できること、無理に動かないほうがよい状態、相談を考えたいタイミングについてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、更年期障害の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、日常で確認しやすいところから順にお伝えします。




外出できる工夫から始めましょう
朝からすでに体が重く、起き上がるだけで一日分の体力を使ってしまうように感じる方は少なくありません。目覚まし時計が鳴っても、しばらく動けずに横になったままという声もよく聞きます。
こうした状態は気持ちの問題ではなく、更年期に伴うホルモンの変化が体に表れているケースが多いといえます。仕事や家事の予定を無理にこなそうとする前に、まずは今の体の状態を確認しておきたいところです。
特に朝は自律神経の切り替えがうまくいかず、体温や血圧が上がりにくい時間帯にあたります。目覚めてすぐに動こうとせず、布団の中で軽く手足を動かすなど、体を慣らす時間を作ることも一つの方法といえるでしょう。
寝込むほどのだるさには、更年期特有の体の変化が関わっていることがあります。単なる寝不足や疲れとは違う重さを感じる方も多いようです。
更年期になると女性ホルモンの分泌が大きく揺れ動き、自律神経のバランスが乱れやすくなります。自律神経は体温調整や血流のコントロールを担っているため、乱れると強い倦怠感や重だるさにつながりやすくなるのです。
ホルモンの急な変動は自律神経の負担になりやすいという見方もできます。これは年齢や体質、それまでの生活習慣によって差があるため、同じ更年期でも症状の重さや寝込む頻度が人によって大きく異なります。
だるさと同時に、肩や腰、関節など複数の場所に痛みを感じる方も多くいます。痛む場所が日によって変わることもあり、原因が分かりにくいと感じる方もいるでしょう。
エストロゲンには関節や筋肉の柔軟性を保つ働きがあり、これが減少すると体がこわばりやすくなります。血流が滞ることで、普段は気にならなかった部位にも痛みが出やすくなり、朝や動き始めに強く感じる方が多いようです。
数々のご相談の中でも多いのが、朝は特に体が重く、動いているうちに少し楽になるという声です。これは血流が徐々に回復していく体の反応と考えられ、動き始めの負担を減らす工夫が助けになります。
だるさや痛みを我慢して普段どおりに動こうとすると、かえって回復が遅れることがあります。無理をした状態が積み重なると、次第に抜けにくい疲れへと変わっていきます。更年期が過ぎるまで打つ手がないと感じる方もいますが、対処の仕方次第で体の感じ方は変わってきます。
体を休めることに罪悪感を覚え、家事や仕事を詰め込んでしまう方も少なくありません。しかし無理を重ねるほど自律神経への負担が増し、だるさや痛みが長引きやすくなるという悪循環に入ってしまいます。
予定を詰め込んで動いた翌日に、より強いだるさが出るという経験がある方もいるでしょう。これは体からの反応と捉え、無理をした分だけ休む時間を意識的に作ることが大切です。
「歳だから仕方ない」と自分に言い聞かせて、だるさや痛みを我慢している方も多いのではないでしょうか。周りに相談しづらく、一人で抱え込んでしまう方も少なくありません。
もちろん加齢による変化もありますが、寝込むほどの強さになる場合は、更年期に伴うホルモンの急な変化が重なっていることが少なくありません。単なる老化と決めつけず、今の体の状態として一度確認しておくことをおすすめします。
何かを頑張って変える前に、まずは今の生活の中で負担になっている部分を確認してみましょう。特別なことをする必要はなく、小さな見直しで十分です。
就寝と起床の時間が日によって大きくずれていないか確認してみてください。自律神経は規則正しい生活リズムによって整いやすくなり、寝込む頻度が減っていくケースもあります。
寝る前のスマートフォンの使用や、遅い時間の食事も自律神経の乱れにつながることがあります。休日と平日で起きる時間が大きく変わらないよう、少しずつ近づけることから始めてみてください。
長時間同じ姿勢で座り続けると、肩や腰まわりの血流が滞りやすくなります。デスクワークや家事の合間に、軽く体を動かす時間を作っておきましょう。
ただし、強い痛みがある部位を無理に揉まないことも大切です。違和感が強いときは、自己流のストレッチやマッサージを避け、無理に触らないほうがよい状態と考えられます。
セルフケアで様子を見てよい状態と、早めに相談したほうがよい状態は分けて考える必要があります。次のような点が一つの目安になります。
関節の腫れや熱っぽさを伴う痛みは、更年期以外の病気が関わっている可能性もあります。自己判断で様子を見続けず、婦人科や整形外科への相談を考えたいところです。放置してしまうと、原因の見極めが遅れることもあります。
特に片側だけに強い腫れが出ている場合や、痛みが急激に悪化した場合は、早めに医療機関へ相談したほうがよい状態です。医療機関では血液検査などで他の病気との違いを確認できることもあります。
寝込む日が月に何度も続いたり、家事や仕事を休まざるを得ない状態が続く場合は、一度婦人科でホルモンの状態を確認してもらうことをおすすめします。
ホルモン補充療法などの選択肢について説明されることもありますが、体質や既往によって判断が変わります。詳しくは医療機関で確認してください。
婦人科での治療と並行して、体の使い方や生活習慣を見直すことも助けになります。以下のような習慣が重なっていないか、確認してみてください。
こうした生活習慣が重なると、自律神経への負担がさらに増えてしまいます。歩き方や座り方の癖が痛みを長引かせていることもあるため、一つずつ当てはまるところから見直してみてください。
寝込むほどのだるさや全身の痛みは、気持ちの弱さではなく、更年期に伴うホルモンと自律神経の変化が関わっている場合が多くあります。誰にでも起こりうる体の反応と捉えてよいでしょう。
まずは睡眠のリズムを整えることや、痛みが強い部位を無理に動かさないことから始めてみてください。少しずつ生活を見直すだけでも、体の負担は変わってきますし、寝込む日を減らしていく助けにもなります。まずは近所への短い外出など、無理のない範囲で体を動かす工夫から始めるのも一つの方法です。
体の使い方や生活習慣まで含めて確認したい方は、整体院きなり・高槻院へお気軽にご相談ください。一人で我慢を続けず、今の状態を話してみることから始めていただければと思います。

