
院長:こいしお気軽にご相談ください!
最近、これといった理由もないのに涙が出たり、急に胸がざわついて息苦しくなったりすることが増えていませんか。仕事や家事の途中で気持ちが沈み、自分でもどうしてこんなに落ち込むのか分からないと感じる方も多いはずです。ちょっとしたことでイライラしてしまい、後で自分を責めてしまう方や、家族に強く当たってしまって落ち込む方も少なくありません。
整体院きなり・高槻院のこいしです。この記事では、更年期障害によるうつ症状で迷ったときに、体からわかる特徴、無理に抱え込まないほうがよい状態、相談を考えたいタイミングについてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、更年期障害の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、気持ちの変化を中心に、日常で確認しやすいポイントから順にお伝えします。




まず今の状態から確認しましょう
更年期の世代になると、なんとなく気分が晴れない日が続いたり、理由もなく涙が出たりすることがあります。仕事の会議中や家事の合間など、思いがけない場面で涙腺が緩んでしまう方も少なくないようです。
こうした気分の落ち込みは、性格が変わったわけではなく、女性ホルモンの変化が背景にあることが多いといえます。仕事や家事の途中で急に涙が出てしまい、自分でも戸惑う方もいるでしょう。
更年期に気分が不安定になりやすいのは、女性ホルモンの分泌量が大きく変わる時期にあたるためです。閉経の前後数年は特に変化が大きく、体調の波を感じやすい時期といえます。
エストロゲンという女性ホルモンが減っていく過程では、自律神経のバランスも乱れやすくなります。自律神経は感情のコントロールにも関わっているため、些細なことでイライラしたり、急にざわざわとした不安に襲われることがあります。動悸や発汗などの体の反応が先に出ることもあるようです。
セロトニンなど気分を安定させる働きを持つ物質も、ホルモンの変化に影響を受けることが分かっています。そのため、なんとなく気分が晴れない日が続くのも、気力の問題ではなく体の変化として捉えたほうが自然かもしれません。
更年期の時期は、子どもの独立や仕事の変化、親の介護など、生活の役割そのものが大きく変わりやすい時期でもあります。こうした環境の変化が積み重なると、環境や役割の変化についていけずしんどくなる状態に近づきやすくなります。長年の生活のペースが変わることも、心の負担につながるようです。
ホルモンの変化と生活環境の変化が同時に重なることで、気分の落ち込みが長引きやすくなるという見方もできます。ストレスが重なることも気分の落ち込みにつながることがあり、心と体は思っている以上に一体のものだと感じます。どちらか一方だけを見ていても、状態の全体像はつかみにくいものです。
更年期に起こる気分の落ち込みは、うつ病やほかの心の状態と症状が似ていることが少なくありません。見分けるポイントを知っておくと、必要以上に不安になりすぎずに済むはずです。
気分の落ち込みや意欲の低下、眠れない日が続くといった症状は、更年期によるものなのか、うつ病によるものなのか、見分けがつきにくいことがあります。環境や役割の変化についていけずしんどくなる状態に近い場合は、適応障害の症状と重なって見えることもあるようです。
症状の始まった時期や、気分に日によって差があるかどうかも、ひとつの目安になります。良い日と悪い日の差が大きい場合は、更年期の影響が関わっているケースもあります。ただし、正確な見分けは医療機関で確認したほうがよい状態です。
突然動悸や息苦しさに襲われる状態が続く場合、更年期による自律神経の乱れなのか、パニック障害によるものなのか、気になる方も多いと思います。どちらも似た体の反応を伴うため、本人にも見分けがつきにくいことがあります。
ホットフラッシュや寝汗、月経の乱れなど更年期特有の症状を伴っている場合は、更年期の影響が大きいという見方もできます。気になる発作が繰り返し起こるなら、一度状態を確認したいところです。
急にざわざわとした不安に襲われたとき、まず一人で抱え込まずに済む方法を知っておくと安心です。
数々のご相談の中でも多いのが、気分の落ち込みを家族にも伝えられず、一人で耐えてしまうケースです。伝え方に迷ううちに、気持ちだけが積み重なってしまう方もいるようです。
こうした小さな記録は、気分の波がどのくらいの周期で来るのかを把握する助けになります。婦人科や心療内科を受診する際にも、伝えやすい材料になるでしょう。
一人で頑張りすぎず、家族や周囲の人に今の状態を伝えておくことも、気持ちの負担を減らすことにつながります。
気分の落ち込みが長引くと、婦人科に行くべきか、心療内科に行くべきかで迷う方も多いはずです。
それぞれの役割を、簡単に確認しておきましょう。
ホルモンバランスの乱れそのものに対応する検査や治療が中心
気分の落ち込みや不安が強く、生活に支障が出ている場合に適している
どちらか一方に絞れない場合は、まず婦人科で相談し、必要に応じて心療内科への案内を受けるという流れも自然な選び方です。夜まで気分の落ち込みが強く残るときは、注意しておきたい状態です。眠れないほど気分が沈む日が続くなら、早めに医療機関へ相談したほうがよいでしょう。
気分の落ち込みや不安を和らげるには、体への負担を減らす生活習慣も助けになります。無理のない範囲で少しずつ取り入れていくとよさそうです。
朝の光を浴びる時間を作ったり、湯船にゆっくり浸かって体を温めたりすることは、自律神経の負担を減らすうえで取り入れやすい方法です。カフェインの摂り過ぎや夜更かしは、気分の波を大きくしやすいため控えたほうがよいでしょう。
個人的には、運動というと身構えてしまう方が多いので、まずは軽いストレッチや散歩から始めてみてください。心と体は一体のものなので、気持ちを落ち着ける工夫と合わせて取り入れると助けになります。強い痛みやしびれを感じる場合は、無理に体を動かさず、状態を確認してからにしましょう。
気分の落ち込みや不安が長引くと、こじれた悪循環に入り込みやすくなります。放っておくと、気づかないうちに範囲が広がっていくこともあるでしょう。
眠れない日が続くと体の疲れが取れず、疲れがたまることでさらに気分が沈みやすくなるという悪循環が起こりやすくなります。無理に元気にふるまい続けると、周囲にも気づかれにくく、負担だけが積み重なってしまいます。小さな不調のうちに、誰かに相談できる状態を作っておくことが大切です。
更年期の気分の落ち込みや不安、パニックのような発作は、気力や性格の問題ではなく、ホルモンの変化やストレス過多に伴う自律神経の乱れが背景にあることが多いといえます。うつ病や適応障害など似た状態と見分けがつきにくいため、心と体は一つのものとして両面から確認することが大切です。
まずは、気分が落ち込んだ日や眠れた時間を書き残すことから始めてみてください。小さな記録が、婦人科や心療内科に相談する際の手がかりにもなります。
気分の落ち込みだけでなく、体の緊張や自律神経の負担も含めて確認したい方は、整体院きなり・高槻院へお気軽にご相談ください。

