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パニック障害の震え、その原因と今すぐできる対処法

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突然、体が震えだして「これって何?」と不安になったことはありませんか。検査をしても異常なしと言われたのに、震えや動悸が繰り返される。そんな状態が続いているなら、もしかしたら自律神経の乱れがパニック障害の震えを引き起こしているサインかもしれません。

今回は、パニック障害と体の震えの関係、そしてその根本的な原因と改善のヒントについてお伝えしていきます。

院長:こいし

私自身も20代の頃、体の震えや動悸に悩まされた経験があります。誰にも相談できず、一人で抱え込んでいた時期は本当に辛かった。だからこそ、同じ思いをしている方に「あなたは一人じゃない」と伝えたくて、この記事を書きました

目次

パニック障害で震えが起きるのはなぜ?

パニック障害の症状はとても多彩ですが、中でも「体の震え」は多くの方が経験する症状のひとつです。なぜ震えが起きるのか、そのメカニズムをまず知っておくことが大切です。メカニズムを理解するだけで、漠然とした不安が少し和らぐことも多いんですよ。

ストレスと緊張が引き金になる

パニック障害は、多くの場合、日常的なストレスや緊張をきっかけに発症します。仕事のプレッシャー、人間関係の疲れ、慢性的な睡眠不足…。そういった積み重ねが体の中でじわじわと蓄積されて、ある日突然、体がSOSを出す形で現れるのがパニック発作です。

「自分はそれほど大きなストレスを感じていない」という方も少なくないのですが、自覚がないまま体が緊張し続けているケースも非常に多いです。あなたはどうでしょう?毎日をなんとなくこなしながら、心のどこかで無理をしていませんか?

交感神経の過剰な緊張が震えを生む

ストレスや緊張が続くと、自律神経の中の「交感神経」が過剰に優位になります。交感神経は本来、緊急時に体を戦闘モードにするためのシステムですが、これが慢性的にスイッチオンになってしまうのがパニック障害の状態です。

交感神経が過剰に働くと、体は全身の血流を内臓や大きな筋肉に集中させようとします。その結果、手足の毛細血管が収縮して血流が滞り、筋肉に十分な酸素や栄養が届かなくなることで、手足が震えやすくなるのです

さらに、アドレナリンの大量分泌によって筋肉が過剰に緊張し、収縮と弛緩のバランスが崩れることも、震えを引き起こす大きな要因のひとつです。「なんで体が震えるんだろう」と不思議に思っていた方も多いかもしれませんが、それはあなたの体が必死に危険信号を出しているからなんです。

震えはパニック発作の正式な症状のひとつ

実は「身震いや体の震え」は、パニック発作の診断基準に正式に含まれている症状です。他にも動悸、息苦しさ、めまい、冷や汗、胸の不快感などが挙げられていますが、震えはその中でも比較的早い段階で現れることが多い症状です。

「あなたが弱いから震えるんだ」なんてことは絶対にありません。自律神経というシステムが、ストレスや緊張によって誤作動を起こしているだけです。あなたのせいではないということを、まずしっかりお伝えしたいと思います。

他の病気との見分け方も大切

体の震えは、甲状腺機能亢進症や低血糖、薬の副作用など、他の原因で起きることもあります。だからこそ、「パニック障害だと決めつけて終わり」にするのではなく、きちんと原因を確かめることがとても重要です。特に検査で異常がないのに震えが繰り返される場合は、自律神経の乱れが深く関わっているケースが多いです。

震えに悩む人はどんな状況に置かれているの?

私のもとには、体の震えを主訴に来院される方が少なくありません。どんな状況でどんな方が悩んでいるのか、実際のパターンをお伝えします。あなた自身や、身近な人に当てはまるケースがあるかもしれません。

こんな場面で起きやすい

震えを伴うパニック発作は、特定の場面や状況で起きやすい傾向があります。以下のような場面に覚えがある方は、ぜひ参考にしてみてください。

  • 満員電車や人混みの中にいるとき
  • 会議やプレゼンなど、人に見られている状況
  • 渋滞中や高速道路など逃げられない場所にいるとき
  • 夜、一人で静かにしているとき
  • 過去に発作が起きた場所に近づいたとき

こうした場面で「また震えるかもしれない」と先回りして不安になる「予期不安」が加わると、交感神経がさらに刺激されて、ますます震えが起きやすい状態になってしまいます。

20〜40代に多い傾向がある

パニック障害は20代〜40代に多く発症するとされており、仕事や育児、家事、人間関係など多くのストレスを抱えやすい年代に集中しています。「なんでこんな時期に…」と思う方も多いですが、それだけ心と体が限界のサインを出しているということです。

また、女性は男性の約2倍発症しやすいとも言われていますが、男性でも決して珍しくありません。「気合いが足りない」「メンタルが弱い」などと自分を責めてしまう男性の方からも、多くのご相談をいただいています。

震えを放置するとどうなっていくの?

体の震えを放置したり、ただ我慢し続けたりしていると、どんな影響が出てくるのかを知っておくことも大切です。「大したことない」と思っていると、じわじわと生活の質が下がっていくことがあります。

外出が怖くなってくる

最初は電車の中だけで起きていた震えが、いつの間にかコンビニやスーパーにも行けなくなった、という方がいます。発作への恐怖が積み重なることで、「また震えたら恥ずかしい」「倒れたらどうしよう」という思いが強くなり、徐々に行動範囲が狭まっていきます。これを「広場恐怖症」と呼ぶのですが、パニック障害が進行するにつれて現れやすい状態です。

仕事や人間関係に支障が出てくる

「大事な会議で手が震えてしまうかもしれない」という不安から、仕事のパフォーマンスが落ちることがあります。また、外出を避けるようになると、友人との付き合いも減り、孤立感が深まっていく方もいます。症状が軽いうちに対処できると、回復も早いことが多いので、「まだ大丈夫」と先延ばしにしないことが大切です。

うつ症状が重なってくることもある

自律神経の乱れが続くと、パニック障害だけでなく、うつ症状が重なってくることも珍しくありません。体のだるさ、気力の低下、眠れない夜が続く…。そういった状態になってしまうと、回復までの道のりが長くなる場合があります。だからこそ、早めに専門家に相談することを私はいつもお伝えしています。

発作中に今すぐできる対処のヒント

「震えが起きたとき、いったいどうすればいいの?」と思っている方のために、発作が起きたときに役立つ方法をいくつかご紹介します。完全にゼロにするのは難しくても、うまく乗り越えるための手助けになります。

腹式呼吸でゆっくり息を整える

パニック発作のとき、多くの方が過呼吸気味になります。息を吸いすぎている状態なので、まずはゆっくり「吐くこと」を意識してみてください。お腹をふくらませるように鼻からゆっくり吸い込み、口からさらにゆっくり時間をかけて吐き出す腹式呼吸は、副交感神経を優位にして、過剰になった交感神経を落ち着かせるのに効果的です。

五感に集中する方法を試してみる

今見えているもの5つ、触れているもの4つ、聞こえるもの3つ…というように、五感に意識を向けて不安から注意をそらす方法があります。「今ここ」に集中することで、パニック発作の渦に飲み込まれにくくなります。電車の中でも静かにできる方法なので、ぜひ一度試してみてください。

手足を温めることも意識してみて

交感神経が過剰になると手足の毛細血管が収縮して冷えやすくなります。発作が落ち着いてきたら、温かい飲み物を飲んだり、手のひらをこすり合わせて温めたりするだけでも、血流が戻って震えが和らぐことがあります。体を温めることは、副交感神経のスイッチを入れる助けにもなりますよ。

その場から離れることは悪くない

「ここから逃げたら負け」「我慢しなきゃ」と思う方も多いのですが、発作が起きているときに無理に留まる必要はありません。その場から少し離れて、静かな場所で呼吸を整えることも、立派な対処法のひとつです。まず自分を守ることを優先してください。

根本的に改善するために大切なこと

対処法を知っておくことはとても大切ですが、「発作が起きるたびに乗り越える」だけでは疲弊してしまいます。震えやパニック発作が繰り返されるのには、必ず原因があります。その原因を特定して、根っこから整えていくことが、本当の意味での改善につながります。

原因は人によってまったく違う

同じ「震えを伴うパニック発作」でも、その背景にある原因は一人ひとり異なります。

主な原因の種類具体的な例
精神的ストレス仕事のプレッシャー、人間関係の悩み、将来への不安
生活リズムの乱れ睡眠不足、食事の偏り、運動不足
ホルモンバランスの変化生理周期、産後、更年期など
慢性的な疲労休めていない状態の長期化、過労
体の歪みや神経への負担姿勢の崩れ、骨格のバランスの乱れ

こうした複数の要因が絡み合っているケースが多く、「これだけが原因」と断言できることは少ないです。だからこそ、カウンセリングと検査をしっかり行って、あなた固有の原因を見つけることが大切なんです。

薬だけでは根本解決にならないこともある

病院で処方される抗不安薬や睡眠薬は、症状を一時的に和らげてくれる面がありますが、交感神経の過剰な緊張そのものを整えているわけではありません。長期間の服用が体の負担になることもあります。「薬を飲み続けているけれど、震えが完全になくならない」という声は、私のもとに来院される方からも多くいただいています。

心と体、両方からアプローチすることが大切

パニック障害の震えは、体だけの問題でも、心だけの問題でもありません。自律神経は、ストレスや緊張という「心の負担」と、体の歪みや姿勢という「体の負担」の両方から影響を受けています。だから、体の調整と心理的なサポートを同時に行うことで、より早い改善が期待できます。私が治療家になった理由のひとつも、まさにここにあります。

当院に来られた方の変化

震えや動悸、不安感といった症状で来院された方が、どのように変わっていかれたか、実際の声をもとにお伝えします。数字や統計だけでなく、一人ひとりの体験がいちばんの証拠だと思っています。

ふらつきと食欲不振に加え、不安感が強くて仕事もままならなかったという30代の女性は、5ヶ月ほど通院を続けるうちに「不安感や動悸がなくなり、仕事に復帰できた」とおっしゃっていました。また、毎朝、手のしびれで目が覚めていた50代の女性は、半年ほどで「夜ぐっすり眠れるようになり、仕事のミスも減った」という変化を実感されています。

どの方にも共通しているのは、「一人で抱え込まずに相談してくれた」ということです。悩みを話すだけで、体が少し軽くなることもあります。

整体院きなりが大切にしていること

当院では、震えやパニック発作でお悩みの方に、次のような流れで対応しています。初回はとくに丁寧にお話をお聞きしますので、「うまく説明できるか不安」という方も安心してお越しください。

  1. インタビューシートへの記入と、お悩みの詳細なヒアリング
  2. 唾液アミラーゼを使ったストレス検査と、姿勢・歪みの画像検査
  3. 検査結果をもとにした、あなたに合った施術計画のご説明
  4. 神経とストレスに同時にアプローチする、痛みのない整体施術
  5. 必要に応じた心理カウンセリングや、生活習慣のアドバイス

検査なしにいきなり施術を始めることはしません。「なぜ震えが起きているのか」を明らかにしてから、計画立てて進めていきます。経験豊富な院長が問診から施術まですべて担当しますので、毎回違う人に説明するストレスもありません。

あなたへ、一番伝えたいこと

パニック障害による体の震えは、あなたの意志の弱さでも、気の持ちようの問題でもありません。ストレスや緊張によって交感神経が過剰に優位になり、手足の毛細血管が細くなることで血流が滞り、震えが起きているのです。そのサインをきちんと受け取って、適切にケアしてあげることで、体は必ず応えてくれます。

私自身も20代の頃に同じような体の震えや不安感で苦しんだ経験があります。あの頃、誰かに頼れていたら、もっと早く楽になれたと今でも思います。だからこそ、「一人でなんとかしよう」と頑張りすぎないでほしいのです。

震えが気になりはじめたばかりの方も、もう何年も悩んでいる方も、どうか一人で抱え込まずにお声がけください。電話でも、メールでも、LINEでも、気軽な気持ちでご連絡いただけたら嬉しいです。いつでもお待ちしています。


院長:こいし

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大阪府高槻市紺屋町8-33 プラドビル303
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