
院長:こいしお気軽にご相談ください!
コーヒーを飲んだあとに顔が急にほてったり、休日に飲んだお酒の翌朝だけ体がだるく感じたりすると、これまでの習慣をそのまま続けていいのか迷う方も多いと思います。カフェインやお酒、サウナのように、日常に当たり前に入っている習慣ほど、見直すきっかけを見つけにくいものです。
整体院きなり・高槻院のこいしです。この記事では、更年期障害でやってはいけないこととして気になりやすいカフェインやお酒、サウナについて、量や時間の工夫を中心にお話しします。
先に全体像を確認したい方は、更年期障害の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、日常で見直しやすい飲み物や生活習慣から順にお伝えします。




あきらめる前に確認しましょう
コーヒーを飲んだ直後に顔がほてったり汗が増えたりする方は、カフェインの量や飲む時間帯が関係しているかもしれません。とくに午後に何杯も飲む習慣がある方は、そこから見直してみるとよさそうです。
カフェインには交感神経を刺激する働きがあり、更年期でただでさえ乱れやすい自律神経のバランスを、さらに揺らしてしまうことがあります。とくに午後以降に何杯も飲む習慣がある方は、ほてりや寝つきの悪さが強まりやすい傾向があります。
お酒を飲んだ夜だけ寝汗がひどくなるという方も少なくありません。完全にやめる前に、量やタイミングを見直してみましょう。とくに眠りが浅くなったと感じている方は、量を一度振り返ってみてください。
アルコールには血管を広げる作用があり、更年期のほてりや寝汗と同じ方向に体を働かせてしまいます。就寝直前の一杯を控えるだけでも、夜中に何度も目が覚める状態が和らぐ方もいます。週末だけの晩酌でも、量が多い日は翌朝のだるさとして残りやすいものです。
更年期にほてりやイライラが増えるのは、女性ホルモンの減少によって自律神経の働きが不安定になりやすいためで、体質というより一時的な変化と考えられます。
自律神経は体温調整や気分の波、消化の働きにも関わっているため、ホルモンの変化で乱れると、暑くもないのに顔が熱くなったり、些細なことでイライラしたりする状態が起こりやすくなります。夜になると目が冴えてしまい、寝つきが悪くなる方も多いようです。
実は、この自律神経の乱れは生活習慣によってさらに強まることがあります。カフェインやお酒、体を締め付ける姿勢、浅い呼吸など、日常の小さな積み重ねが症状を後押ししているケースも多いです。一つひとつは小さな習慣でも、重なると不調が強く出てしまうことがあります。
コーヒーをすべてやめる必要はありません。飲む時間と量を見直すだけで、感じ方が変わることもありますし、無理な我慢を減らすきっかけにもなります。
カフェインは体内に残りやすいため、午後遅い時間に飲むと夜の自律神経の乱れにつながりやすくなります。できれば午前中を中心に飲む習慣に変えてみてください。夕方以降は、カフェインの少ない麦茶やハーブティーに置き換えるのもひとつの方法です。
1日に何杯も飲んでいる場合は、まず1杯減らすところから始めてみましょう。慣れてきたら次の1杯も少しずつ見直していくと、無理なく習慣が変わっていきます。
少しずつ量を減らしていくと、ほてりや寝つきの変化に気づきやすくなります。無理に一気にやめようとすると、頭痛や倦怠感が出る方もいるため、段階的な見直しがおすすめです。1週間ごとに体調をメモしながら、自分に合う量を探ってみてください。
寝る前のお酒が寝汗やほてりを強めていないか、この機会に一度振り返ってみましょう。
就寝の2から3時間前からお酒を控えるだけでも、夜中の寝汗が減る方がいます。体が温まった状態のまま眠ると、自律神経がさらに揺らぎやすくなるためです。晩酌の時間を早めるだけで、翌朝の体のだるさや寝つきの悪さが変わることもあります。
こうした小さな工夫を1つずつ試しながら、自分に合ったペースを見つけていくとよいでしょう。すぐに結果が出なくても、数週間続けて体調の変化を見比べてみると、自分に合う量やタイミングが見えてきます。焦らず少しずつ試すことが、案外いちばんの近道になるものです。
サウナは更年期の症状によいといわれることがありますが、入り方によって感じ方が大きく変わってくるものです。
サウナと水風呂を交互に行う温冷交代浴は、交感神経と副交感神経を切り替える刺激になり、気分がすっきりしやすくなるとされています。汗をかいたあとに深い呼吸ができると、気持ちが落ち着きやすくなる方もいますし、肩や背中の力が抜けやすくなる方もいるようです。
のぼせやふらつきを感じたときは長く入らないようにしましょう。更年期の体は体温調整が不安定になりやすいため、無理をすると症状が強まることがあります。少しでも違和感があれば、早めに切り上げてください。
水分をこまめに取り、休憩を挟みながら短い時間から試していくと、体への負担を減らしやすくなります。始めたばかりの方は、長時間の温冷交代浴は避け、まずは短い時間で体の反応を確認したほうが安心です。慣れてきたら少しずつ時間を延ばしていけば十分です。
生活の中で見直しやすいのは、カフェインとお酒の量、そして眠る前の過ごし方の3つに絞られることが多いです。
まずは眠る前2時間の行動から変えてみると、無理なく続けやすいでしょう。深呼吸や軽いストレッチなど、体をゆるめる時間を作るだけでも自律神経への負担を減らせます。スマホの画面を見る時間を減らし、部屋の明かりを落とすのも、あわせて試してみたい工夫のひとつです。
一方で、動悸が強い、めまいが続く、日常生活に支障が出るといった状態があるときは、無理に自分だけで対応しようとせず、状態を確認したほうがよいでしょう。自宅ケアの範囲を超えていないか、一度振り返ってみてください。
生活習慣を見直しても、ほてりや不眠が長く続く場合は、無理に一人で抱え込まず、医療機関へ相談したほうがよい状態です。
医療機関では、ホルモンの状態や他の病気の可能性について確認されることがあります。詳しくは医療機関で確認してください。数値で状態を確認できると、生活習慣のどこを優先して見直すかも考えやすくなり、日々の過ごし方の目安にもなるはずです。
更年期障害でいちばん避けたいのは、コーヒーやお酒、サウナをすべて禁止することではなく、更年期だからもう仕方がないとあきらめてしまうことです。量やタイミングを見直すだけでも、体の感じ方は少しずつ変わってきます。
今日からできることとして、夜のカフェインを1杯減らす、寝る前のお酒を控えてみるなど、小さな一歩から始めてみてください。サウナも短い時間から試し、体の反応を見ながら少しずつ慣らしていくと安心です。焦らず続けることが、体調を落ち着かせる近道になります。
生活習慣の工夫だけでは変化を感じにくい方は、整体院きなり・高槻院へお気軽にご相談ください。

