
院長:こいしお気軽にご相談ください!
布団に入った瞬間、日中は考えもしなかったことが次々と頭に浮かんできて、なかなか寝つけない夜が続いていないでしょうか。仕事や家事をしている間はなんとか気を張って過ごせるのに、静かな夜になると心配事が押し寄せてきて、また今夜も眠れないのではと焦ってしまう方が少なくありません。
整体院きなり・高槻院のこいしです。この記事では、不安から続く不眠と向き合うときに家で確認できること、無理に続けないほうがよい状態、そして相談を考えたいタイミングについてお伝えします。
先に全体像を確認したい方は、不眠の症状ページもあわせてご覧ください。ここでは日常の中で確認しやすいところから、順を追ってお話ししていきます。




不安と不眠がつながる悪循環を確認しましょう
横になった途端に、日中はまったく気にしていなかったことまで頭の中で膨らんでくることがあります。まずは、この状態がどうして起きやすいのかを一緒に確認していきましょう。
仕事の締め切りや家族とのやり取り、些細な一言まで思い出し、考えれば考えるほど目が冴えてしまう方が多くいらっしゃいます。時計を確認するたびに焦りが増して、布団に入ってからの考え事がさらに強くなり、寝つくどころか目が覚めてしまうという悪循環に入っているケースも見受けられます。
布団に入ってからの考え事は、決して珍しいことではありません。多くの方が同じような夜を経験しており、あなただけが特別につらいわけではないと知っておいていただきたいと思います。誰にでも起こり得ることだと分かるだけで、少し安心できる方もいらっしゃいます。
眠れない夜に頭の中だけで考え続けると、同じ不安を何度も繰り返してしまい、余計に頭が冴えてしまうことがあります。
数々のご相談の中でも多いのが、同じ心配を布団の中で何度も考えてしまうというお話です。寝る直前ではなく夕食後など、少し時間のあるタイミングで紙へ気になることを書き出してみてください。頭の中から外へ出すだけで、布団に入ったときの考え事が少し減ると感じる方もいらっしゃいます。
書き出した内容を後から読み返す必要はありません。頭の中から一度外へ出すこと自体に意味がありますので、書いたメモはそのまま置いておいても構いません。うまく言葉にならないときは、単語だけを書き並べるだけでも十分です。
実は、不安で眠れないという状態は気持ちの弱さではなく、体の反応として起きていることがほとんどです。不眠が続くと不安感そのものが強まり、その不安感がまた眠りを妨げるという逆方向のループに陥ることもあります。まずは仕組みから確認しておきましょう。
不安や緊張を感じると、体を活動的にする交感神経が優位になります。本来であれば夜になるとゆるやかに休む神経へ切り替わっていきますが、不安が続くとこの切り替えがうまく進まなくなります。
その結果、体は眠る準備に入れないまま、心拍や呼吸が浅い状態で夜を過ごすことになります。翌朝になっても疲れが抜けにくいのは、このためだと考えられます。
日中は仕事や家事に気を取られていた分、静かな夜になって初めて不安が意識の表面に上ってくる方も多いです。
体を休めるはずの布団という場所と、不安を感じる時間が重なってしまうと、その場所自体に緊張を覚えやすくなり、布団に入ることそのものが少し怖くなってしまう方もいらっしゃいます。
眠っている途中で突然目が覚め、夜中の動悸や息苦しさを感じることもあります。昼間の不安とは少し違った怖さがありますので、ここで詳しく確認しておきましょう。
夜中に強い動悸や息苦しさで目が覚めると、心臓や体の病気を心配される方が多くいらっしゃいます。突然のことなので、驚いてしまうのも自然なことだと思います。
検査を受けても大きな異常が見つからず、原因がはっきりしないまま不安だけが残ってしまうというケースも少なくありません。
まず医療機関で状態を確認してもらうことが大切です。同じような動悸や息苦しさが繰り返し起きる場合は、体だけでなく心の状態も含めて、専門の医療機関へ相談したほうがよい状態だと考えられます。
そのうえで首や背中の緊張や自律神経の状態、そして気持ちの面も含めて確認したい場合は、整体院として体と心の両面からお手伝いできることがあります。
今夜からすぐに試せる方法もいくつかありますので、無理のない範囲でひとつずつ試してみてください。
これらはどれも今夜から取り入れられる方法ですが、感じ方には個人差がありますので、続けやすいものから始めてみるとよいでしょう。
いくつか組み合わせて試してみると、布団に入ったときの緊張が少しずつ和らいでいくのを感じられるかもしれません。
呼吸法だけでなく、部屋の温度や明るさなど眠る環境全体を見直すことで、変化を感じやすくなる方もいらっしゃいます。少しずつ自分に合う組み合わせを見つけていってください。
布団に入ってからもスマホでニュースやSNSを眺め続けている方は少なくないと思います。
強い光が脳を覚醒させ、眠るための切り替えを妨げやすくなります。
次々と入ってくる情報が、不安や考え事をさらに増やしてしまうことがあります。
不安なニュースを目にした直後は、余計に考え事が増えてしまうこともあります。就寝の30分前からは画面から意識をそらす時間を作り、部屋の明かりも少し落としてみてください。
画面をずっと眺めていると瞬きの回数も減り、目や肩への負担が溜まりやすくなります。就寝前は照明を落として、静かな時間を意識してみてください。
寝る前の時間をどう過ごすかは、次の日の体調にも関わってきます。少しずつ習慣を見直していくことが、眠りやすい状態につながっていきます。
不安による不眠のご相談では、肩や首や背中の緊張が強い方によくお会いします。呼吸が浅くなると、それだけで神経が休みにくくなり、寝つきにも影響が出やすくなります。
猫背や肩をすくめた姿勢が続くと、胸まわりが圧迫されて呼吸が浅くなりやすくなります。強い痛みやしびれがある場合は無理に動かさないほうがよいでしょう。そうした状態が続くときは、一度体の状態を確認しておきたいところです。
体の緊張は自分ではなかなか気づきにくく、日々の生活の中で少しずつ積み重なっていきます。同じ姿勢を長く続けている方ほど、緊張が抜けにくくなっている印象があります。
不安から続く不眠は、気持ちの弱さではなく、交感神経が優位になり続けることで起きている場合が多くあります。不眠と不安感がお互いを強めあうこともあるため、自律神経と気持ちの両方に目を向けることが大切です。書き出しや呼吸法、画面から離れる時間も、その工夫のひとつです。
まずは就寝前の30分だけ、スマホを置いて呼吸に意識を向けてみてください。それだけでも、布団に入ったときの緊張が少し変わってくることがあります。
不安な気持ちだけでなく、首や背中の緊張、呼吸の浅さも含めて確認したい方は、整体院きなり・高槻院へお気軽にご相談ください。

