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パニック障害は嘘じゃない!誤解される5つのパターン

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突然ですが、あなたは今、こんな気持ちを抱えていませんか。「この人、本当に具合が悪いのかな」と疑ってしまっている自分への罪悪感。あるいは、「また嘘だと思われているんじゃないか」という不安で、胸がズキンと痛む感覚。

どちらの立場であっても、その気持ちはとても自然なことだと思います。自律神経の乱れから引き起こされるパニック障害の症状は、外から見えにくいため、誤解を生みやすいという特徴があります。

パニック障害だけでも、本人にとっては毎日が本当に辛いものです。それに加えて「仮病ではないか」「嘘をついているのでは」と疑われたり、疑われるのではないかという不安まで重なってしまうと、心の負担は計り知れません。

ただ、少しずつパニック障害への正しい知識が社会に広がってきているのも確かです。ご自身でもどんな症状なのかをしっかりと学んで、周囲に説明できるようになることが、誤解を解く大きな力になっていきます。今日はその第一歩として、誤解されやすい5つのパターンを一緒に見ていきましょう。

院長:こいし

私自身、20代のころにパニック障害に似た症状を経験したことがあります。あのころ、誰にも信じてもらえずに孤独だった気持ちは、今でもはっきり覚えています。だからこそ、誤解が生まれる前に、正しく知ってほしいと思っています

目次

パニック障害が「嘘つき」と誤解される5つのパターン

パニック障害は、身体の検査をしても異常が見つからないことが多い症状です。そのため、症状を訴えている本人は本当に苦しいのに、周りからは「おおげさなのでは」「気のせいじゃないの」と受け取られてしまうことが少なくありません。では、具体的にどんな場面で誤解が生まれやすいのか、5つのパターンに分けてお伝えしていきます。

パターン① 症状が突然消えたり、出たりする

パニック障害の症状は、常に一定ではありません。ある日は外出もできないほど苦しいのに、翌日にはケロッとしているように見えることがあります。この「良い日」と「悪い日」の差が激しいことが、周囲の人に「都合が悪いときだけ症状が出る」という印象を与えてしまうのです。

これは決して仮病でも演技でもありません。自律神経のバランスが崩れているため、体調の波が非常に大きくなるのが、この症状の本質的な特徴です。症状の波が激しいこと自体が、パニック障害の証拠とも言えるのです。

パターン② 発作が起きる場所や状況が偏って見える

「電車の中では発作が出るのに、好きな友人と出かけるときは平気だった」。そんな話を聞いたことはありませんか。これを聞くと、「やっぱり選んでいるんじゃないか」と感じる方もいるかもしれません。

でも実は、パニック障害には「予期不安」という心理メカニズムがあります。「また発作が出るかもしれない」という恐怖が特定の場所や状況と結びついてしまい、その場所に近づくだけで自律神経が乱れてしまうのです。楽しい場所では緊張がほぐれるため、一時的に症状が出にくくなることもあります。

パターン③ 検査をしても異常が見つからない

「病院で調べたけど、何も問題ないって言われた」という言葉が、かえって「だったら仮病でしょ」という誤解を生んでしまうことがあります。しかし、パニック障害は血液検査やレントゲンで数値に出るような病気ではありません。自律神経そのものの乱れは、一般的な検査では映し出されないのです。

「異常なし」という診断は「何も悪いところがない」のではなく、「一般的な検査の範囲では特定できなかった」という意味にすぎません。だからこそ、専門的な視点からのアプローチが必要になってきます。

パターン④ 直前になって約束をキャンセルする

約束をした時点では本当に行く気があったのに、当日になって「やっぱり無理」となることがあります。これは嘘や怠けではなく、当日の体調や予期不安が限界を超えてしまった結果です。

パニック障害のある方にとって、「行けるかどうか」は前日まで分からないことも多いのです。約束を守れないことへの罪悪感も、本人は強く感じています。責めてしまう前に、「今日はどんな感じ?」と一言声をかけてみてください。

パターン⑤ 「つらい」と言う日と元気そうな日の落差が大きい

「大丈夫」と言い続けていた結果、突然体が限界を迎えることがあります。これが「嘘をついていた」と映ることもありますが、実際には本人が無理をして自分の状態を過小評価していたケースがほとんどです。パニック障害の方は「大げさに言いたくない」という心理から、症状を小さく見せようとすることが多いのです。

感情や体調の振れ幅が大きいのも、自律神経の乱れが関係しています。良い日があっても、それは「普通に戻った」のではなく「たまたま波が引いている」だけの状態であることが多いのです。

「仮病では?」と疑われることの二重の辛さ

パニック障害のある方が抱える苦しさは、発作そのものだけではありません。「また疑われるかもしれない」という不安が、常に心の片隅にある状態が続いています。発作への恐怖と、誤解される恐怖。この二重の重さを背負いながら毎日を生きているのです。

「なぜ信じてもらえないんだろう」と泣いた夜がある方も、きっと少なくないと思います。その気持ちは決しておかしくありません。あなたが感じている辛さは、本物です。

誤解される前に、自分から説明できるようになろう

少しずつ、パニック障害への理解が社会で広がってきています。とはいえ、まだ全員が正しく知っているわけではありません。だからこそ、ご自身でもこの症状についてしっかりと学び、身近な人に伝えられるようになることがとても大切です。

「私はこういうときに症状が出やすい」「こういう状況が怖い」ということを、自分の言葉で説明できると、周囲の誤解がぐっと減っていきます。完璧に話せなくてもいいのです。「一緒に知ってほしい」という気持ちを伝えるだけでも、関係性は変わっていきます。

説明するための「言葉」を準備しておく

家族や職場の信頼できる人に、あらかじめ「パニック障害ってこういう病気で、こういう症状が出るんだよ」と話しておくことをおすすめします。直接話すのが難しければ、治療家や主治医から説明してもらうことも選択肢のひとつです。一人で抱え込まずに、周囲を巻き込んでいくことが改善への近道になります。

家族やパートナーに知っておいてほしいこと

パニック障害のある方の身近にいる人が感じる「疑念」や「疲弊感」も、決して間違いではありません。「信じてあげたいのに信じられない自分」に罪悪感を持っている方も多いと思います。あなたが感じている複雑な気持ちも、当然のことだと思います。

「理解しようとすること」が最初の一歩

パニック障害のある方に対して、最初から完璧に理解する必要はありません。「なぜそうなるのか、ちょっと知ってみよう」というスタンスで十分です。その姿勢が伝わるだけで、患者さんにとって大きな安心感になります。

「何で?」「また?」という言葉が口から出そうになるとき、少し立ち止まって「今日はどんな感じ?」に変えてみてください。たったそれだけで、関係性が少しずつ変わっていきます。

あなた自身のケアも忘れないでください

症状のある方のそばで、ずっとサポートし続けることは簡単ではありません。あなた自身が疲弊してしまっては、長期的なサポートは続きません。専門家への相談や、信頼できる人への話し相談も、ためらわずに活用してください。

自律神経の乱れとパニック障害の深い関係

パニック障害の根本にあるのは、多くの場合、自律神経の乱れです。交感神経が優位になりすぎた状態が続くと、些細な刺激でも「危険だ」と体が過剰に反応するようになります。これがパニック発作の正体です。

交感神経が過剰になると副交感神経が働かなくなると
心拍数が急上昇する夜眠れなくなる
息苦しさ・過呼吸が起きる疲れがとれない
手足のしびれ・冷え消化不良・胃腸の不調
強い不安感・恐怖感気分の落ち込み

このような症状が複合的に現れるのが、パニック障害を抱える方の体の中で起きていることです。外からは見えませんが、本人は常にこの嵐の中にいます。

なぜ自律神経が乱れるのか

自律神経が乱れる原因は一人ひとり異なります。慢性的なストレス、睡眠の乱れ、過去のトラウマや強い不安体験、栄養状態の問題など、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。だからこそ、「これだけやれば治る」という一律の解決策がないのです。

原因が人によって違うからこそ、丁寧なカウンセリングと検査で個別の原因を特定することが、改善への最短ルートになります。

薬だけでは根本が変わらない理由

抗不安薬や睡眠薬は、症状を和らげるには有効です。ただし、自律神経の乱れそのものを調整するわけではありません。薬を飲んでいる間は楽になっても、やめると症状が戻る、という経験をされた方も多いのではないでしょうか。根本的に改善するためには、自律神経のバランスを整えるアプローチが必要です。

当院のアプローチについて

私自身がパニック障害に似た症状を経験し、「なぜ体がこうなるのか」を深く学んできた経験があります。その経験が今の施術の土台になっています。17年間・延べ27000人以上の方に携わってきた中で、パニック障害や自律神経の乱れが改善されていった方を数多く見てきました。

検査で原因を特定することから始めます

当院では、ストレス検査・歪み画像検査など独自の検査を行っています。「なぜ自律神経が乱れているのか」を客観的なデータを元に把握し、その方に合った施術計画を立てていきます。感覚やカンではなく、根拠に基づいて進めることを大切にしています。

心理的なアプローチも同時に

パニック障害は、身体だけを整えても改善しにくい側面があります。「また発作が来るかもしれない」という予期不安や、過去のつらい記憶からくる恐怖感も、症状を長引かせる大きな要因です。私は心理カウンセラーとしての資格も持っており、心と体の両面から同時にアプローチしていきます。

一人で抱え込まないでほしい

「パニック障害は嘘じゃない」ということを、どうか忘れないでください。疑われている辛さを抱えている方も、信じられない自分への罪悪感を抱えている方も、どちらも今とても苦しい状況にいると思います。一人で答えを出そうとしなくていいんです。

17年間、多くの方の話を聞いてきた私の経験から言えることがあります。それは、「誤解が解けたとき、症状も関係性も、同時に動き始める」ということです。

正しく知ること、正しく伝えること、正しくアプローチすること。その三つが揃ったとき、パニック障害は必ず改善に向かっていきます。どんな小さなことでも、いつでも気軽にご相談ください。あなたのお話を、じっくり聴かせてください。


院長:こいし

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