肩の痛み

肩の痛みとは

肩の痛みとは、肩関節周辺に生じる様々な不快感や疼痛の総称です。単純な筋肉の疲労による肩こりから、関節や腱の炎症、損傷まで幅広い原因によって引き起こされます。痛みの程度も軽い違和感から激痛まで様々で、動作時のみに感じるものから安静時にも続く持続的な痛みまで多岐にわたります。

肩は日常生活で頻繁に使用する関節のため、痛みが生じると生活の質に大きな影響を与える症状です。日本における肩の痛みの患者数について、四十肩・五十肩だけでも人口の2〜10％が罹患しているとされています。これは日本全体で約240万人〜1200万人に相当する非常に多い数字です。

肩の痛みを放置すると、まず痛みをかばって肩を動かさなくなることで関節包や筋肉が硬くなり、さらに動かしづらい状況が進行します。この悪循環により肩関節の可動域が著しく制限され、日常生活の基本的な動作すら困難になります。最終的には肩が完全に固まって動かなくなる拘縮状態に陥る恐れがあります。

腱板断裂などの構造的な問題がある場合、断裂部位が拡大し症状が悪化する可能性があります。このような状態になると自然治癒は期待できず、回復に長期間を要することになります。痛みが慢性化して日常生活が著しく困難になってしまいます。

肩の痛みの原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中で、肩の痛みでお悩みの人も、多く来院されています。

肩の痛みの原因として次のものが挙げられます。

肩の痛みは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、肩関節周囲の炎症や筋肉の緊張、関節可動域の制限などが発生し、肩の痛みが発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。肩の痛みは１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

肩の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

痛みを一時的に抑えるだけで、根本的な解決にならないことが多く、長期で使用すると、副作用のリスクもあります。また、薬の効果が切れると痛みがまた再発しやすいです。

また、ステロイド剤の長期使用は、骨粗鬆症（骨が弱くなり骨折しやすくなる）や、コレステロール上昇など、さまざまな副作用が報告されています。

注射治療

一時的な効果に留まることが多く、繰り返し注射が必要な場合があります。ステロイド注射では血糖値上昇や腱の脆弱化のリスクもあり、根本的な改善にはつながりにくいのが現状です。

理学療法

まず、リハビリで治る肩の痛みがほとんどであれば、整体に頼る人はほぼいないはずです。ということは、効果が限定的だということが言えます。

実際、リハビリや運動療法などではなかなか治らない肩の痛みが多く、効果があってもかなり時間がかかるため途中断念する人が多いのが現状です。

肩の痛みを改善するために

まずはあなたの肩の痛みの原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになるますし、改善も見込めないからです。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、肩の痛みの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

単に痛みのある部分だけでなく、全身のバランスや自律神経の状態、心理的なストレスまで総合的に評価することで、なぜその痛みが生じているのかを明確にします。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、4種類の心身両方の検査で「不調の原因」を特定し、神経やストレスに同時にアプローチする新発想の治療法を提供しています。長年の経験から組み立てられた効果の高い整体技術で、ただ筋肉や骨格の調整ではなく、神経やストレスにもアプローチし、心身同時に調整していきます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整骨院やマッサージ院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

肩の痛みのQ＆A

肩の痛みは自然に治りますか？

軽度の肩こりは適切なケアで改善しますが、四十肩・五十肩や腱板損傷などの構造的問題は放置すると悪化する可能性が高く、早期の適切な治療が重要です。

肩の痛みの人がやってはいけないことは？

痛みを我慢して無理に動かすことや完全に動かさないことは避けるべきです。また重いものを肩より高く持ち上げる動作や長時間の同一姿勢も症状を悪化させます。

四十肩と五十肩の違いは何ですか？

医学的には同じ「肩関節周囲炎」という疾患で、発症年齢による呼び方の違いです。40代で発症すれば四十肩、50代なら五十肩と呼ばれますが症状や治療法に差はありません。

肩の痛みはどのくらいの期間続きますか？

症状により大きく異なりますが、四十肩・五十肩の場合は急性期・慢性期・回復期を経て1〜2年程度で改善することが多いです。ただし適切な治療により期間短縮が可能です。

肩の痛みに効果的なストレッチはありますか？

症状に応じた適切なストレッチは効果的ですが、間違った方法では悪化の恐れがあります。専門家の指導の下で個人の状態に合わせたストレッチを行うことが大切です。

肩の痛みと首の痛みは関係がありますか？

肩と首は筋肉や神経で密接に関連しており、一方の問題がもう一方に影響を与えることは珍しくありません。全体的なバランスを考慮した治療が重要です。

肩の痛みで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体と肩の痛みは、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

肩の痛みが改善されることで、これまで制限されていた日常生活の動作が自由に行えるようになります。仕事や家事、趣味活動において、痛みを気にすることなく集中して取り組むことができるでしょう。

また、夜間の痛みから解放されることで、質の良い睡眠を確保でき、日中の活動力も向上します。肩の痛みによるストレスがなくなることで、精神的にも前向きな気持ちで毎日を過ごすことができるようになります。

肩の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。