生理不順

生理不順とは

生理不順（月経不順）とは、生理の周期や期間、経血量に乱れがある状態を指します。正常な月経周期は25～38日程度で、この範囲を超えて短くなったり長くなったりする状態を生理不順と呼びます。

また、生理期間が極端に短かったり長かったり、経血量が多すぎたり少なすぎたりする場合も生理不順に含まれます。女性の体調や心の状態を映し出す鏡とも言える月経周期。その乱れは単なる不便さだけでなく、体からのSOSサインかもしれません。

「月経障害」の外来受療率は近年増加傾向にあります。特に2014年以降、再来の外来受療率が上昇しており、2020年には1999年の約3倍となっています。

生理不順を放置することで、様々なリスクが考えられます。まず、生理不順は多嚢胞性卵巣症候群や子宮内膜症、甲状腺の問題など、より深刻な健康問題のサインである可能性があります。早期発見の機会を逃してしまうかもしれません。

ホルモンバランスの乱れは排卵に影響し、将来的に妊娠しにくくなる可能性も。女性ホルモンの分泌が乱れると、骨密度の低下を招き、骨粗鬆症のリスクが高まることも知られています。

生理不順の原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中で、生理不順でお悩みの人も、多く来院されています。

生理不順の原因として次のものが挙げられます。

生理不順は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

ストレスと疲労は視床下部の働きを乱し、ホルモンバランスの崩れを引き起こします。特に精神的なストレスは女性ホルモンの分泌に大きく影響するのです。睡眠不足が続くと女性ホルモンのバランスが乱れ、生理不順を引き起こす可能性も。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。生理不順は１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

生理不順への対応として、次のようなものが一般的です。

ホルモン療法

不正出血、乳房の張りや痛み、下腹部痛、吐き気などの副作用が現れることがあります。長期使用による子宮体がんや乳がんのリスク上昇の可能性があり、定期的な検診が必要です。自然な排卵や生理周期の回復を保証するものではありません。

排卵誘発剤

多胎妊娠のリスクが高まる可能性があります。卵巣過剰刺激症候群などの副作用のリスクがあり、慎重な経過観察が必要です。根本的な原因解決ではなく、対症療法的な側面があるため、治療を中止すると元に戻ることがあります。

漢方薬

効果を実感するまでに時間がかかることが多く、即効性を求める方には向きません。個人差が大きく、合う合わないがあるため、効果が出ない場合もあります。西洋薬と比べて即効性に欠けることがあり、継続的な服用が必要です。

生理不順を改善するために

まずはあなたの生理不順の原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになるますし、改善も見込めないからです。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、生理不順の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、生理不順の改善に向けて、心と身体の両面からアプローチする独自の治療システムを提供しています。まず、ストレス検査や歪み画像検査など、4つの独自検査で現在の状態を客観的に分析し、不調の原因を見出します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整骨院やマッサージ院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

生理不順のQ＆A

生理不順は自然に治りますか？

生理不順の原因によります。ストレスや生活習慣の乱れが原因であれば、それらを改善することで自然に治ることもあります。しかし、多嚢胞性卵巣症候群や甲状腺機能異常など、病気が原因の場合は適切な治療が必要です。まずは生活習慣の見直しから始め、3ヶ月以上改善が見られない場合は、まず医療機関への受診をお勧めします。

生理不順の人がやってはいけないことは？

極端なダイエットや過度な運動は避けるた方がいいです。また、不規則な生活習慣やストレスの蓄積も良くありません。睡眠不足や過労も生理不順を悪化させる要因となるため、規則正しい生活とストレス管理を心がけましょう。また、自己判断での市販薬の長期使用も控えましょう。

基礎体温をつける意味はありますか？

すごく意味があります。基礎体温は排卵の有無や時期を知る重要な手がかりとなります。また、医師が診断する際にも基礎体温の記録があれば、より早く正確な診断につながります。ホルモンバランスの乱れが起きているタイミングを確認することで、原因を絞り込むことができます。

生理不順と不妊は関係ありますか？

はい、関係があります。生理不順は排卵の問題を示していることが多く、排卵がなければ妊娠はできません。また、排卵はあっても周期が不規則だと妊娠のタイミングを計りにくくなります。生理不順を放置すると、将来的に妊娠を希望したときに困難を伴う可能性があります。

ストレスと生理不順の関係は？

密接な関係があります。ストレスを感じると、脳の視床下部から分泌されるホルモンのバランスが乱れ、それが卵巣機能に影響を与えます。特に強いストレスや長期的なストレスは、排卵を抑制し、生理周期を乱す原因となります。ストレス管理は生理不順改善の重要なポイントです。

運動は生理不順に良いですか？悪いですか？

適度な運動は血行を促進し、ストレス解消にもなるため生理不順の改善に役立ちます。しかし、過度に激しい運動はエネルギー不足やストレスとなり、逆に生理不順を悪化させることがあります。ウォーキングやヨガ、軽いストレッチなど、無理のない範囲での運動がおすすめです。

生理不順で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体と生理不順は、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

生理不順は多くの女性が経験する悩みですが、適切なケアと生活習慣の改善によって、症状の改善が期待できます。当院では、心身両面からのアプローチで、あなたの生理不順の根本的な原因を探り、改善へと導きます。

生理不順は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。