睡眠障害

睡眠障害とは

睡眠障害とは、睡眠に何らかの問題が生じている状態の総称です。単に眠れないだけでなく、寝つきの悪さ、途中で目が覚める、早朝に目覚めてしまう、熟睡感がない、日中の強い眠気など、様々な形で現れます。

睡眠障害には不眠症、過眠症、睡眠時無呼吸症候群、むずむず脚症候群など多くの種類があり、それぞれ症状や原因が異なります。

国民生活基礎調査によると、睡眠で休養が十分にとれていないと感じている人の割合は20.0％にのぼります。男性の37.7%、女性の43.0%が睡眠の質に満足していないという結果が出ています。現代社会においては、多くの方が何らかの睡眠の問題を抱えているのが現状です。

睡眠障害を放置すると、様々な心身の問題が生じる可能性があります。日中の集中力・判断力の低下により、仕事や学業のパフォーマンスが落ちてしまいます。

記憶力の低下や認知機能の低下も見られるようになり、イライラや不安、抑うつ症状などの精神的不調も現れやすくなります。また、免疫機能の低下による病気のリスク増加も懸念されます。高血圧や心臓病などの生活習慣病のリスクも上昇し、健康面での影響は広範囲に及びます。

自動車事故などの事故リスクの増加も見逃せません。うつ病などの精神疾患の発症や悪化、人間関係の悪化や社会的孤立にもつながりかねません。

睡眠障害の原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中でも、睡眠障害でお悩みの人は、特に多く来院されています。

睡眠障害の原因として次のものが挙げられます。

睡眠障害はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

仕事や私生活における不安感やプレッシャーが続くと、寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めたりします。ストレスホルモンであるコルチゾールが過剰に分泌されると、深い眠りを妨げてしまうのです。

また、寝酒として飲むと一時的に眠りにつきやすくなりますが、アルコールの代謝とともに睡眠が浅くなり、中途覚醒の原因になります。年齢とともに睡眠の質が低下し、特に深い睡眠が減少することも大きな要因です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。睡眠障害は１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

睡眠障害への対応として、次のようなものが一般的です。

光療法

効果を実感するまでに時間がかかることが多く、毎日継続して行う必要があります。季節や天候によって自然光の強さが変わるため、安定した効果を得るのが難しい場合もあります。

薬物療法

依存性があり、長期間使用すると薬がないと眠れなくなる可能性があります。また、徐々に効果が弱くなり増量が必要になることもあります。翌朝まで眠気が残り、日中の活動に支障をきたすこともあります。

CPAP療法

睡眠時無呼吸症候群だった場合の療法なので、他の原因だとこの療法は使えないです。また、装着の不快感があり、継続使用が難しい場合があります。マスクの圧迫感や騒音で睡眠の質が低下することもあります。機器の管理や定期的なメンテナンスが必要で、手間がかかります。

睡眠障害を改善するために

まずはあなたの睡眠障害の原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになるますし、改善も見込めないからです。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、睡眠障害の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

睡眠障害は身体的な問題だけでなく、精神的な要素も大きく関わっています。当院では心身両面からアプローチすることで、根本的な改善を目指します。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、神経やストレスに同時にアプローチする新発想の治療法を採用しています。長年の経験から組み立てられた効果の高い整体技術で、ただ筋肉や骨格の調整ではなく、神経やストレスにもアプローチします。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整骨院やマッサージ院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

睡眠障害のQ＆A

睡眠障害は自然に治りますか？

一時的なストレスによる軽度の睡眠障害は、ストレス要因の解消とともに改善することもありますが、3ヶ月以上続く慢性的な睡眠障害は自然治癒が難しく、適切な対処が必要です。原因に応じた治療と生活習慣の改善が重要です。

睡眠障害の人がやってはいけないことはありますか？

就寝前のカフェイン摂取、スマホやパソコンの使用（ブルーライトの影響）、激しい運動、アルコールの多量摂取、不規則な睡眠スケジュールは避けるべきです。また、眠れないからといって睡眠薬を自己判断で増量することも危険です。

睡眠時無呼吸症候群とただのいびきはどう違いますか？

単なるいびきは気道の部分的な狭窄による音ですが、睡眠時無呼吸症候群では気道が完全に閉塞し、呼吸が10秒以上停止する状態が一晩に5回以上、または1時間あたり5回以上発生します。日中の強い眠気も特徴です。

睡眠障害と生活習慣病には関連がありますか？

規則正しい睡眠スケジュール、朝の太陽光浴、適度な運動（ただし就寝直前は避ける）、寝室環境の整備（温度、湿度、騒音、光の調整）、リラックス法（入浴、瞑想など）の実践が効果的です。

加齢による睡眠の変化は避けられないのですか？

加齢とともに深い睡眠が減少し、睡眠が浅くなる傾向はある程度避けられませんが、適切な生活習慣（日中の活動量確保、規則正しい睡眠リズム）により、質の良い睡眠を維持することは可能です。

睡眠薬の依存性はどのように避けられますか？

医師の指示通りに服用し、自己判断での増量や長期連用を避けることが重要です。また、整体院や治療院などで、心理療法などを併用し、徐々に薬に頼らない睡眠習慣を身につけることが依存を防ぐ鍵となります。

睡眠障害で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体と睡眠障害は、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

当院では心と体のバランスを整えることで、質の良い睡眠を取り戻すお手伝いをいたします。不安な気持ちがあるかもしれませんが、私自身も辛い経験をしてきたからこそ、あなたの気持ちに寄り添うことができます。

睡眠障害は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。