肩甲骨の痛み

肩甲骨の痛みとは

肩甲骨の痛みとは、背中上部にある三角形の骨（肩甲骨）とその周辺に生じる痛みや不快感を指します。この痛みは、肩甲骨を覆う筋肉や周囲の組織の炎症、神経の圧迫、関節の問題などから生じることがあります。

単なる「肩こり」と混同されがちですが、肩こりが筋肉の緊張による鈍い痛みであるのに対し、肩甲骨の痛みは動作時に鋭い痛みを感じることが特徴です。特に腕を上げる動作や首を回す際に痛みが強くなることが多いです。

肩こりは女性の自覚症状で最も多く、男性でも腰痛に次いで2位となっています。肩甲骨周辺の痛みも含めた肩の痛みは、日本人の約3割が経験していると推定されています。

肩甲骨の痛みを放置すると、さまざまな問題が生じる可能性があります。まず、慢性化して姿勢がさらに崩れ、より強い負担が肩甲骨周辺にかかる悪循環に陥ります。

痛みが長期化すると、肩こりや腰痛など、他の部位にも不調が広がることがあります。体は連動しているため、一箇所の問題が全身に波及するのです。睡眠の質も低下し、疲労が抜けにくくなります。夜間痛があると眠りが浅くなり、日中のパフォーマンスにも影響します。

肩甲骨の痛みの原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中でも、肩甲骨の痛みでお悩みの人は、特に多く来院されています。

肩甲骨の痛みの原因として次のものが挙げられます。

肩甲骨の痛みはこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

長時間のデスクワークや姿勢の悪さによって、僧帽筋や菱形筋などの肩甲骨周囲の筋肉に負担がかかります。これにより筋肉が緊張し、血行不良を引き起こして痛みの原因となります。また、加齢などにより肩関節をとりまく関節包や腱板に炎症が起こることで痛みが生じることもあります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。肩甲骨の痛みは１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

肩甲骨の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

関節内注射

ステロイド注射には、感染リスク、皮膚や筋肉の萎縮、血糖値上昇などの副作用があります。また、効果は一時的であることが多く、根本的な解決にはならないことがほとんどです。

薬物療法

痛みを一時的に抑えるだけで根本的な解決にはなりません。長期使用による胃腸障害などの副作用リスクがあります。また、四十肩・五十肩の場合、ロキソニンなどの薬だけでは肩の動かしにくさは改善しないことが多いです。

リハビリテーション

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な通院が必要です。また、適切な運動方法を習得するまでは痛みが増すことがあります。個人の状態に合わせたプログラムでないと効果が出にくいという問題もあります。

肩甲骨の痛みを改善するために

まずはあなたの肩甲骨の痛みの原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになるますし、改善も見込めないからです。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、肩甲骨の痛みの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

肩甲骨の痛みは、適切なケアと生活習慣の改善によって、多くの場合改善が見込めます。根本的な原因に対処することで、再発を防ぎ、長期的な健康を維持することができます。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、神経やストレスに同時にアプローチする新発想の治療法を採用しています。長年の経験から組み立てられた効果の高い整体技術で、ただ筋肉や骨格の調整ではなく、神経やストレスにもアプローチし、心身同時に調整していきます。

痛み止め薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整形外科、整骨院やマッサージ院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

肩甲骨の痛みのQ＆A

肩甲骨の痛みは自然に治りますか？

軽度の場合は姿勢の改善や適切な休息で自然に治ることもありますが、長期化した場合は専門的なケアが必要です。特に四十肩・五十肩は自然経過でも完治まで1～2年かかることがあります。根本的な原因に対処することが大切です。

肩甲骨の痛みの人がやってはいけないことは？

痛みがある時の無理な運動や重い物の持ち上げは避けてください。また、長時間同じ姿勢を続けることも良くありません。痛みを我慢して活動を続けると症状が悪化する恐れがあります。適度な休息と正しいケアが大切です。

ロキソニンが効かない場合はどうすればいいですか？

ロキソニンは炎症による痛みを一時的に抑える薬であり、根本的な解決にはなりません。特に四十肩・五十肩の場合は、リハビリや運動療法との併用が必要です。

肩甲骨の痛みと肩こりの違いは何ですか？

肩こりは筋肉の緊張による鈍い痛みで、動いていなくても感じます。一方、肩甲骨の痛みは動かした時に鋭い痛みがあり、夜間痛を伴うことも多いです。また、肩こりは寝ている時には気にならないことが多いですが、肩甲骨の痛みは夜間も続くことがあります。

内臓の問題で肩甲骨が痛むことがありますか？

はい、胆石症や膵炎などの内臓疾患が関連痛として肩甲骨周辺に痛みを引き起こすことがあります。特に肩や首を動かさなくても痛みに強弱の波がある場合や、大きく息を吸った際に痛みがある場合は内臓の問題を疑うべきです。

デスクワークでの肩甲骨の痛みを予防する方法はありますか？

正しい姿勢を保ち、1時間に一度は立ち上がって体を動かすことが重要です。デスクや椅子の高さを適切に調整し、モニターの位置も目線より少し下になるようにしましょう。また、肩甲骨周りの筋肉をストレッチする習慣をつけることも効果的です。

肩甲骨の痛みで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体と肩甲骨の痛みは、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

当院では、肩甲骨の痛みに悩む多くの方が改善を実感しています。適切な治療と生活習慣の改善によって、あなたも痛みのない生活を取り戻すことができます。

肩甲骨の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。