突発性難聴

突発性難聴とは

突発性難聴とは、前触れもなく突然片耳の聞こえが大きく悪くなったり、完全に聞こえなくなったりする病気です。多くの場合、朝起きた時や日中のふとした瞬間に気づきます。

「耳が詰まった感じ」「音がこもる」「人の声が聞こえにくい」といった症状を伴うことが特徴です。原因が明確に特定できないことが多く、適切な治療を行っても完全に回復する人は約3分の1程度とされています。

厚生労働省の調査では、10万人あたり30人の罹患率で、年間約3万8千人程度が新たに発症していると推定されます。50～60歳代に多く発症しますが、若年者から高齢者まで幅広い年齢層で発症し、男女差はありません。

突発性難聴は放置すると症状が固定化し、自然に改善することはありません。発症から1週間から10日以内に治療を開始しなければ、完治する可能性が大幅に低下してしまいます。

最悪の場合、永続的な難聴が残り、日常生活や仕事に深刻な影響を及ぼします。コミュニケーション能力の低下により、職場での電話応対や会議での聞き取りが困難になります。社会的孤立やうつ症状の発症リスクも高まり、生活の質が著しく低下する可能性があります。

突発性難聴の原因

当院では、さまざまな耳の症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中で、突発性難聴でお悩みの人も、一定数来院されています。

突発性難聴の原因として次のものが挙げられます。

突発性難聴は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、内耳の聴覚細胞の機能障害や血液供給の不足、免疫システムの異常などが発生し、突発性難聴が発症します。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。突発性難聴は１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

突発性難聴への対応として、次のようなものが一般的です。

ステロイド療法

長期使用により副作用のリスクがあり、糖尿病や高血圧の悪化、感染症への抵抗力低下、胃潰瘍などの可能性があります。また、効果が期待できる期間が限られており、根本的な解決にならないことが多いです。

高気圧酸素療法

治療費が高額で、耳の圧迫感や閉所恐怖症の方には負担となります。また、通院回数が多く時間的制約があり、継続が困難な場合があります。

鼓室内ステロイド注入

侵襲的な処置のため感染リスクがあり、鼓膜穿孔や痛みを伴う場合があります。また、効果があってもかなり時間がかかるため途中断念する人が多いのが現状です。

突発性難聴を改善するために

まずはあなたの突発性難聴の原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになるますし、改善も見込めないからです。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、突発性難聴の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

突発性難聴の改善には、身体の症状だけでなく、心の状態も重要な要素となります。ストレスが原因の一つとして考えられる突発性難聴において、自律神経の調整は欠かせません。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。小さな変化を拾って、その都度、対応を変えていくことで、治療効果がより高まります。

ステロイド剤などの薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、病院や他の治療院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

突発性難聴のQ＆A

突発性難聴は自然に治りますか？

突発性難聴は自然治癒することはほとんどありません。放置すると症状が固定化するため、発症後できるだけ早期の治療開始が重要です。適切な治療を受けることで、回復の可能性を高めることができます。

突発性難聴の人がやってはいけないことは？

過度な運動や騒音環境への暴露、特にストレスの蓄積は避けるべきです。また、耳を強く刺激したり、自己判断で治療を中断することも控えましょう。十分な休息と規則正しい生活を心がけることが大切です。

突発性難聴は完治する可能性はどのくらいですか？

適切な治療を受けても、完全に回復する方は約3分の1、部分的回復が3分の1、改善しない方が3分の1程度とされています。早期の治療開始が回復率を高める重要な要因となります。

突発性難聴は再発しますか？

突発性難聴の再発率は非常に低く、一度完治すれば再び同じ症状が現れることはほとんどありません。これが特徴の一つで、繰り返す場合は他の疾患の可能性を検討する必要があります。

突発性難聴とメニエール病の違いは何ですか？

突発性難聴は一度きりの発症で繰り返しませんが、メニエール病は難聴やめまいを繰り返すという違いがあります。また、メニエール病では回転性めまいが特徴的に現れることが多いです。

突発性難聴で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体と突発性難聴は、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

突発性難聴の改善により、これまで制限されていた日常生活の様々な場面で、自信を持って行動できるようになります。聞こえの不安から解放されることで、積極的に人との関わりを持てるようになり、生活の質が大幅に向上します。

突発性難聴は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。