帯状疱疹

帯状疱疹とは

帯状疱疹とは、子どもの頃に感染した水痘のウイルスが、大人になってから体の免疫力が低下した際に再び活性化することで起こる病気です。体の片側に沿って帯状に赤い発疹や水ぶくれができ、強い痛みを伴うのが特徴です。

神経に沿って症状が現れるため、ピリピリとした神経痛が長期間続くことがあります。厚生労働省の調査データによると、日本では年間約60万人が帯状疱疹を発症しています。特に50歳以上での発症率が高く、高齢化社会の進行に伴い、今後さらに患者数の増加が予想されています。

帯状疱疹を適切に治療せずに放置すると、最も深刻な合併症として帯状疱疹後神経痛が残る可能性があります。これは発疹が治った後も激しい痛みが数ヶ月から数年にわたって続く状態で、日常生活に大きな支障をきたします。また、顔面に発症した場合は視力障害や聴力障害、顔面麻痺などの重篤な後遺症が残る危険性もあります。

さらに、免疫力の著しい低下により他の感染症にかかりやすくなる可能性もあります。痛みが長期化すると、睡眠障害やうつ状態を引き起こし、生活の質が著しく低下してしまうこともあるのです。

帯状疱疹の原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中で、帯状疱疹でお悩みの人も、一定数来院されています。

帯状疱疹の原因として次のものが挙げられます。

帯状疱疹は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、潜伏していたウイルスの再活性化や神経の炎症、免疫システムの機能低下などが発生し、帯状疱疹が発症します。それは人によって違い、単に薬物療法だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。帯状疱疹は１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

帯状疱疹への対応として、次のようなものが一般的です。

抗ウイルス薬の投与

当院でも、症状の改善には早期の対応が重要だと考えています。ただ、抗ウイルス薬だけでは神経の痛みまで完全に取り除くことは困難です。

帯状疱疹において、発症から72時間以内に開始しないと効果が限定的で、副作用として吐き気や下痢などの消化器症状が現れることもあります。根本的な神経痛の改善には限界があるのが現状です。

鎮痛剤による痛みの管理

痛みを一時的に抑えるだけで、根本的な解決にならないことが多く、長期で使用すると、副作用のリスクもあります。また、薬の効果が切れると痛みがまた再発しやすいです。

また、長期間の鎮痛剤使用は胃腸障害や依存性のリスクがあり、根本的な解決にはならず対症療法に留まります。

神経ブロック注射

実際、一時的な効果に留まることが多く、繰り返し施術が必要になる場合があります。また、注射部位の感染リスクも伴うため、根本的な改善には至らないことが多いのが現状です。

帯状疱疹を改善するために

まずはあなたの帯状疱疹の原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになるますし、改善も見込めないからです。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、帯状疱疹の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では帯状疱疹の痛みに対して、心身両面からのアプローチを行います。神経の炎症や痛みの根本原因となっている自律神経の乱れやストレス状態を整えることで、自然治癒力を高めていきます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、皮膚科や他の治療院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

帯状疱疹のQ＆A

帯状疱疹は自然に治りますか？

帯状疱疹の皮膚症状は2-3週間で自然に治癒しますが、神経痛は長期間残る可能性があります。適切な治療により症状の軽減と治癒期間の短縮が期待できるため、早期の医療機関受診をお勧めします。

帯状疱疹の人がやってはいけないことは？

患部を冷やす、水ぶくれを潰す、激しい運動、飲酒、睡眠不足は避けてください。これらは症状の悪化や治癒の遅延を招く可能性があります。十分な休息と栄養摂取を心がけることが大切です。

抗ウイルス薬を飲んでも痛みが引かないのはなぜ？

抗ウイルス薬はウイルスの増殖を抑制しますが、既に損傷を受けた神経の痛みには直接的な効果が限定的です。神経痛には専用の治療が必要で、完全な回復には時間がかかることが一般的です。

帯状疱疹後神経痛はいつまで続くのでしょうか？

個人差がありますが、数ヶ月から数年続く場合があります。高齢者や重症例ほど長期化しやすい傾向があります。適切な治療により症状の軽減は可能ですが、完全な消失には時間を要することが多いです。

帯状疱疹は再発することがありますか？

帯状疱疹の再発は稀ですが、免疫力が著しく低下した場合には可能性があります。一度発症すると免疫が獲得されるため、多くの場合は再発しません。ただし、予防接種により再発リスクをさらに低減できます。

家族にうつる可能性はありますか？

帯状疱疹自体は感染しませんが、水痘の免疫がない人には水痘として感染する可能性があります。特に妊婦や免疫力の低い方との接触は注意が必要です。水ぶくれが乾燥すれば感染力は大幅に低下します。

帯状疱疹で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体と帯状疱疹は、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

帯状疱疹の痛みが改善されることで、これまで制限されていた日常生活の様々な場面で自由を取り戻すことができます。痛みに支配されない毎日を送り、本来のあなたらしい生活を再び楽しむことができるようになるのです。

帯状疱疹は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。