自己否定感

自己否定感とは

自己否定感とは、自分自身に対して否定的な評価を持ち続け、自分の存在価値や能力を低く見積もってしまう心理状態のことです。単なる謙遜や一時的な落ち込みとは異なり、「自分はダメな人間だ」「価値のない存在だ」といった思考が習慣化してしまいます。

厚生労働省の調査によると、うつ病患者数は約127万人とされており、自己否定感はうつ病の主要な症状の一つとして位置づけられています。また、自己肯定感に関する調査では、日本人の自己肯定感は他の先進国と比較して著しく低く、成人の約6割が自己否定的な傾向を持つとの報告もあります。まさに現代社会の「心の病気」と言える状況です。

初期は「少し落ち込んでいるだけ」と感じても、放置すると否定的な思考が強くなり慢性化します。日常の行動が億劫になり、何をするにも自信が持てなくなります。重症化するとうつ病や不安障害などの精神疾患につながるケースもあります。

また、夜中に自分の失敗や欠点ばかり考えて眠れなくなるなど、睡眠の質が低下したり、それにより心身の不調が増すという悪循環になることもあります。そして、それが日常のストレスとなり、人間関係にも悪影響を及ぼす人も多いです。

自己否定感の原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中でも、自己否定感でお悩みの人は、特に多く来院されています。

自己否定感の原因として次のものが挙げられます。

自己否定感は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

褒められることが少なく、否定的な言葉を多く浴びせられた環境や、過干渉・過保護な育て方により自己肯定感が育たなかった場合に発症しやすくなります。また、他者との比較を重視する教育環境や、個性を抑制する同調圧力により、自分らしさを表現することへの恐怖が生まれることもあります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。自己否定感は１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

自己否定感への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

症状を一時的に抑えるだけで、根本的な思考パターンの改善には限界があることが多く、長期で使用すると、副作用のリスクもあります。また、薬の効果が切れると症状がまた再発しやすいです。

また、抗うつ薬の長期使用は、依存性や離脱症状、体重増加など、さまざまな副作用が報告されています。

認知行動療法

まず、認知行動療法で治る自己否定感がほとんどであれば、心身両面にアプローチする整体に頼る人はほぼいないはずです。ということは、効果がかなり限定的だということが言えます。

実際、認知行動療法のみではなかなか治らない自己否定感が多く、効果があってもかなり時間がかかるため途中断念する人が多いのが現状です。やはり、整体やカウンセリング、心理セラピーなどとの併用が望ましいです。

カウンセリング

カウンセラーとの相性により効果に差が出やすく、長期間の通院が必要になることが多いです。また、表面的な対話だけでは深層心理にある根本原因にアプローチしきれない場合があります。当院でもカウンセリングは重視していますが、他の方法と併用し、より効果を高めています。

自己否定感を改善するために

まずはあなたの自己否定感の原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになるますし、改善も見込めないからです。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、自己否定感の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、神経やストレスに同時にアプローチする新発想の治療法を採用しています。長年の経験から組み立てられた効果の高い整体技術で、ただ筋肉や骨格の調整ではなく、神経やストレスにもアプローチし、心身同時に調整していきます。痛みもなく、体に優しい、安心できる治療法です。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、病院やカウンセリングで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

自己否定感のQ＆A

自己否定感は自然に治りますか？

軽度の場合は環境の変化や時間の経過で改善することもありますが、根深い自己否定感は適切なアプローチなしに自然治癒することは困難です。早期の対処により改善の可能性は大幅に高まります。

自己否定感の人がやってはいけないことは？

他人との過度な比較、完璧主義的な目標設定、ネガティブな情報ばかりに触れること、一人で抱え込むことは避けるべきです。また、自分を責め続けることも症状を悪化させる要因となります。

自己否定感とうつ病の違いは何ですか？

自己否定感はうつ病の症状の一つですが、うつ病はより広範囲な症状を含みます。自己否定感が強くなるとうつ病に発展する可能性があるため、早期の対処が重要です。

自己否定感は遺伝しますか？

直接的な遺伝はありませんが、親の思考パターンや育て方が子どもに影響を与えることで、似たような傾向が受け継がれることがあります。環境要因の影響が大きいと考えられています。

自己否定感を改善するのにどのくらい時間がかかりますか？

個人差がありますが、適切なアプローチを継続すれば3ヶ月から1年程度で変化を実感できることが多く、根本的な改善には1-2年程度かかります。継続的な取り組みが重要です。

自己否定感の改善に効果的な生活習慣はありますか？

規則正しい睡眠、適度な運動、バランスの取れた食事、感謝の気持ちを意識する習慣、小さな成功体験を積み重ねることが効果的です。日記をつけて自分の変化を記録することもおすすめです。

自己否定感で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体と自己否定感は、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

自己否定感が改善されると、まず日常生活での行動力と意欲が向上します。これまで「どうせ失敗する」と諦めていたことにも積極的にチャレンジできるようになり、新しい可能性を発見することができるでしょう。

職場では自信を持って業務に取り組めるようになり、ミスを恐れることなく創造的な提案もできるようになります。プライベートでは友人や家族との関係がより深まり、充実した人間関係を築くことができます。

自己否定感は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。