坐骨神経痛

坐骨神経痛とは

坐骨神経痛は病名ではなく、症状を表す言葉です。人体で最も太く長い神経である坐骨神経が何らかの原因で圧迫や刺激を受けることで起こります。おしりから下肢にかけて痛みやしびれが続く状態を指します。

痛みの表現も人によって様々で、「ビリビリ」「ピリピリ」「チクチク」「ジンジン」「ズキズキ」など多岐にわたります。片側に症状が出ることが多いですが、両側に現れることもあります。

坐骨神経痛の患者数は約24万4千人と報告されています。男女ともに加齢とともに増加する傾向があり、減少と増加を繰り返しているのが特徴です。立ち仕事や座り仕事の多い現代人にとって、決して珍しい症状ではありません。

坐骨神経痛を放置すると、症状が長期化し、日常的に痛みやしびれが続く状態になります。痛みを避けるために体が無意識に歪んだ姿勢をとるようになり、別の部位に負担がかかることも。

運動量が減少することで体幹や太もも周りの筋肉が弱まり、さらに症状を悪化させる悪循環に陥ります。歩行困難になり、立ち上がりや座るといった基本的な動作にも支障をきたすようになるでしょう。

坐骨神経痛の原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中で、坐骨神経痛でお悩みの人も、一定数来院されています。

坐骨神経痛の原因として次のものが挙げられます。

坐骨神経痛は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。坐骨神経痛は１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

坐骨神経痛への対応として、次のようなものが一般的です。

物理療法

湿布やコルセットは対症療法にすぎず、長期使用により筋力が低下し、かえって症状を悪化させることがあります。また、皮膚トラブルを引き起こす場合もあります。

薬物療法や注射療法

薬物療法は、長期服用による副作用のリスクがあり、胃腸障害や肝機能障害などを引き起こす可能性があります。また、根本的な原因解決ではないため、薬の効果が切れると症状が再発することが多いです。

また、注射療法も、効果は一時的で、繰り返し受ける必要があります。注射部位の感染リスクや、稀に神経損傷を引き起こす可能性もあります。また、費用面での負担も大きいです。

リハビリテーション

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な通院が必要です。また、適切な指導がなければ、誤った方法で行うことで症状を悪化させる恐れもあります。

坐骨神経痛を改善するために

まずはあなたの坐骨神経痛の原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになるますし、改善も見込めないからです。

当院は、当院では4種類の心身両方の検査で「原因」を特定し、その人に合った施術プランを提案しています。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が問診から施術まですべて担当するため、常に高いレベルで安定した治療を受けることができます。施術者が多くいる治療院では、行くたびに症状の説明をしなければならなかったり、検査結果が共有されておらず、施術のレベルにもばらつきが出ることがあります。

当院では、長年の経験から組み立てられた効果の高い整体技術で、ただ筋肉や骨格の調整ではなく、神経やストレスにもアプローチし、心身同時に調整していきます。痛みもなく、体に優しい、安心できる治療法です。

痛み止め薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整骨院やマッサージ院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

坐骨神経痛のQ＆A

坐骨神経痛は自然に治りますか？

軽度の場合は適切な休息と生活習慣の改善で自然に治ることもありますが、多くは専門的なケアが必要です。原因が筋肉の緊張のみであれば回復も早いですが、椎間板ヘルニアなどが原因の場合は適切な治療が不可欠です。放置すると慢性化するリスクがあります。

坐骨神経痛の人がやってはいけないことは？

重いものを持ち上げる動作、長時間同じ姿勢でいること、無理なストレッチ、激しい運動は避けるべきです。また、完全に動かさない「寝たきり」の状態も筋力低下を招き悪化の原因になります。体を冷やすことも症状を悪化させるため注意が必要です。

坐骨神経痛は温めるべき？冷やすべき？

多くの坐骨神経痛は温めることで血行が促進され、痛みの緩和につながります。冷やすと筋肉が緊張し、痛みやしびれが増す傾向があります。ただし、急性期の強い炎症がある場合は、一時的に冷却が効果的なこともあるため、症状に合わせた対応が重要です。

坐骨神経痛と腰痛の違いは？

腰痛は腰部に限定した痛みを指しますが、坐骨神経痛はおしりから下肢にかけての痛みやしびれが特徴です。坐骨神経痛は神経の圧迫や炎症が原因であり、腰痛とは症状の現れ方や原因、治療法が異なることもあります。両方が同時に起こることも多いです。

坐骨神経痛に効果的なストレッチはありますか？

梨状筋のストレッチや腰椎の可動域を改善するストレッチが効果的です。ただし、無理なストレッチはかえって症状を悪化させる恐れがあります。特にハムストリングス（太ももの裏）のストレッチは慎重に行う必要があり、専門家の指導を受けることをお勧めします。

坐骨神経痛は完治しますか？

原因や症状の程度によりますが、適切な治療とケアで多くの場合は症状が改善します。ただし、加齢による変化が原因の場合は完全な「治癒」よりも「管理」が重要になります。再発予防のための生活習慣の改善や定期的なケアが大切です。

坐骨神経痛で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体と坐骨神経痛は、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

辛い痛みやしびれから解放されて、再び活動的な毎日を取り戻しましょう。あなたの「やりたいこと」を叶えるお手伝いをさせてください。

坐骨神経痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。