残尿感

残尿感とは

残尿感とは、排尿を終えた後も「尿が出し切れていない」「まだ膀胱に尿が残っている」ような不快な感覚が続く症状です。実際に膀胱に尿が残っている場合もあれば、尿は完全に排出されているにも関わらず、感覚的にスッキリしない場合もあります。

日本排尿機能学会の調査によると、40歳以上の成人において週1回以上の残尿感を訴える人は推定1200万人にのぼります。特に、男性では年齢とともに増加し、40歳代で20％、80歳代では40％の方が週1回以上の残尿感を経験しているとされています。決して珍しい症状ではありません。

残尿感を放置すると、まず頻尿が悪化し、日常生活に大きな支障をきたします。外出や仕事への集中力が低下し、社会活動が制限される可能性があります。実際に残尿がある場合は、膀胱内に尿が停滞することで細菌が繁殖しやすくなり、膀胱炎や腎盂腎炎などの尿路感染症を繰り返すリスクが高まります。

さらに、慢性的な不快感により睡眠の質が低下し、精神的なストレスが蓄積されることで、うつ状態や不安障害を引き起こす可能性もあります。最悪の場合、腎機能の低下や敗血症などの重篤な合併症に発展することもあります。

残尿感の原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中でも、残尿感でお悩みの人も、多く来院されています。

残尿感の原因として次のものが挙げられます。

残尿感は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、膀胱機能の低下や自律神経の乱れ、骨盤底筋の緊張などが発生し、残尿感が発症します。それは人によって違い、単に薬物治療や膀胱訓練だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。残尿感は１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

残尿感への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

当院でも、薬物療法の必要性は理解しています。ただ、薬による対症療法では根本的な解決にならないことが多いのが現状です。

長期間の服用が必要で、副作用として口渇、便秘、眠気などが現れることがあります。また、薬を中止すると症状が再発する可能性が高く、根本的な改善には至らない場合が多いです。

膀胱訓練

効果が現れるまでに数ヶ月を要し、継続的な努力が必要です。また、感染症がある場合は症状を悪化させるリスクもあります。

また、正しい方法を習得するのが困難で、間違った方法で行うと逆効果になることもあります。個人差が大きく、効果を実感できない方も多いのが現状です。

骨盤底筋訓練

まず、骨盤底筋訓練で治る残尿感がほとんどであれば、整体に頼る人はほぼいないはずです。ということは、効果が限定的だということが言えます。

実際、骨盤底筋訓練などではなかなか治らない残尿感が多く、効果があってもかなり時間がかかるため途中断念する人が多いのが現状です。

残尿感を改善するために

まずはあなたの残尿感の原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになるますし、改善も見込めないからです。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、残尿感の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

残尿感の多くは、自律神経の乱れや骨盤周辺の筋肉の緊張、心理的ストレスが複雑に絡み合って発症します。当院では、これらの要因に対して心身両面からアプローチし、根本的な改善を目指します。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。小さな変化を拾って、その都度、対応を変えていくことで、治療効果がより高まります。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、病院や他の治療院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

残尿感のQ＆A

残尿感は自然に治りますか？

軽度の残尿感であれば生活習慣の改善により自然に改善することもありますが、多くの場合は適切な対処が必要です。放置すると悪化する可能性があるため、早めの対応をお勧めします。

残尿感の人がやってはいけないことは？

水分摂取を極端に制限したり、尿意を過度に我慢したりすることは避けましょう。また、排尿時に力んだり、頻繁にトイレに行く習慣も症状を悪化させる可能性があります。

残尿感と頻尿の違いは何ですか？

頻尿は排尿回数が多い症状で、残尿感は排尿後にスッキリしない感覚です。ただし、残尿感があると結果的に頻尿になることが多く、両方の症状が同時に現れることがよくあります。

残尿感は男性と女性で原因が違うのですか？

はい、男性では前立腺肥大症や慢性前立腺炎が主な原因となり、女性では膀胱炎などが原因となることが多いです。年齢や生理学的な違いにより、原因や症状の現れ方が異なります。

残尿感があっても水分を控えた方がいいですか？

いいえ、水分制限は逆効果です。適切な水分摂取により尿を薄めることで、膀胱への刺激を減らし症状の改善につながります。脱水は症状を悪化させる可能性があります。

残尿感とストレスは関係がありますか？

密接な関係があります。ストレスは自律神経のバランスを乱し、膀胱機能に影響を与えます。また、残尿感自体がストレスとなり、症状を悪化させる悪循環を生むことがあります。

残尿感で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体と残尿感は、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

残尿感が改善されることで、あなたの生活は大きく変わります。トイレのことを気にせずに外出できるようになり、日常の買い物もストレスなくできるようになります。仕事や趣味に集中できるようになります。夜もぐっすり眠れるようになり、日中の活力も取り戻せるでしょう。

残尿感は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。