後鼻漏

後鼻漏とは

後鼻漏とは、鼻水が鼻腔の前から出ず、奥を通って喉へ滴り落ちる状態を指します。通常わずかな鼻水は自然に飲み込まれますが、炎症やアレルギーで量や粘度が増えると自覚症状になります。喉の壁に貼りつく粘液が刺激となり、咳や痰、声枯れ、口臭など多彩なトラブルを招きます。

見た目に分かりにくく検査画像にも映りにくいため、長く原因不明のまま悩む方が多いのが特徴です。厚生労働省の調査によると、副鼻腔炎の患者は日本に100万人から200万人いるとされており、後鼻漏はその主要症状の一つです。

この症状をそのままにしておくと、粘液が耳管へ流れ込み中耳炎を誘発し、耳閉感や難聴を伴う恐れがあります。鼻呼吸が阻害され口呼吸が続けば喉が乾き免疫低下、風邪や気管支炎にかかりやすくなります。睡眠が妨げられ自律神経が乱れ、頭痛や倦怠感、集中力低下が慢性化するケースもあります。

最悪の場合、高齢者では誤嚥性肺炎のリスクが高まり、生活の質だけでなく生命予後にも影響しかねないため、早めの対策が大切です。

後鼻漏の原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中でも、後鼻漏でお悩みの人も、一定数、来院されています。

後鼻漏の原因として次のものが挙げられます。

後鼻漏は複数の要因が絡み合い粘液の産生過多や排出障害が起こることで症状が表れます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

誰にでも同じ治療が通用するわけではなく、検査で隠れた原因を突き止めるプロセスが必要です。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。後鼻漏は１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

後鼻漏への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期服用で眠気や口渇など副作用が出るうえ根本原因を解決しにくい面があります。継続的な服用が必要で、抗ヒスタミン薬では眠気などの副作用があり、根本的な原因解決にはならず症状の対症療法にとどまることが多いです。

ネブライザー治療

通院をやめると再発しやすく忙しい生活では継続が難しい場合があります。定期的な通院が必要で、一時的な症状緩和にとどまることが多く、継続しなければ効果が持続しません。

内視鏡下副鼻腔手術

入院やダウンタイムが必要で再発の可能性も残るため慎重な判断が求められます。身体への負担が大きく、入院や長期の回復期間が必要で、手術後も再発の可能性があります。

Bスポット療法

刺激痛を伴うことがあり、効果の持続には複数回の処置が必要です。また、上咽頭炎が原因でない場合には効果が期待できないこともあります。

後鼻漏を改善するために

まずはあなたの後鼻漏の原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになりますし、改善も見込めないからです。

当院は、自律神経やストレスを総合的に検査し、粘膜循環が滞る根本要因を見出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、院長自らが問診から施術まで一貫担当し、十七年の臨床データと四種検査で原因を探っていきます。ソフトな頭蓋調整と自律神経アプローチで鼻副鼻腔内の免疫力を調整し、全身の血流やリンパ循環も高めます。

さらにカウンセリングでストレス要因を探り、睡眠と食事環境の改善プランを個別に提案します。神経系と心理面を同時に整える独自メソッドで、薬に頼らず再発しにくい体へ導くことを目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、他の治療院、耳鼻咽喉科で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください

後鼻漏のQ＆A

後鼻漏は自然に治りますか？

急性の感冒が原因の場合は自然治癒することもありますが、慢性化した後鼻漏は適切な治療とケアが必要です。放置すると悪化する可能性があります。

後鼻漏の人がやってはいけないことは？

冷たい飲み物の過度な摂取、喫煙、アルコールの過剰摂取、ストレスの蓄積は症状を悪化させる可能性があるため控えめにしましょう。

薬を飲み続けても大丈夫ですか？

対症療法として一時的には有効ですが、根本原因を解決しなければ薬への依存が続きます。体質改善を含めた総合的なアプローチが重要です。

手術しないと治らないのでしょうか？

手術が必要な場合もありますが、多くは保存的治療や生活習慣の改善、体質改善により改善が期待できます。個々の状態に応じた判断が必要です。

何科を受診すればよいのですか？

一般的には耳鼻咽喉科が専門ですが、アレルギー性の場合はアレルギー科、根本的な体質改善には整体院での自律神経調整も有効な選択肢です。

ストレスは関係ありますか？

ストレスは自律神経のバランスを崩し、免疫機能の低下や炎症の悪化につながるため、後鼻漏の症状に大きく影響することがあります。

後鼻漏で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体と後鼻漏は、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

後鼻漏が改善すると、粘膜の循環が整い呼吸が深まると酸素供給が全身に行き渡り、心も体も軽やかな状態が持続します。これまで我慢していた接客や人との交流も自信を持って楽しめるようになります。

後鼻漏は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。