メニエール病

メニエール病とは

メニエール病は、内耳の中にあるリンパ液が過剰にたまる状態（内リンパ水腫）によって引き起こされる病気です。主に回転性のめまい、耳鳴り、耳の詰まった感じ、難聴などの症状が特徴で、発作的に症状が現れます。

数分から数時間続くめまい発作は、予測できないタイミングで起こることが多く、日常生活に大きな影響を与えることがあります。特に30～40歳代の女性に多く見られる傾向がありますが、最近では高齢の男性患者も増加しています。

人口10万人に対して15～18人程度と報告されており、年々患者数が増加しています。現代社会のストレスや生活習慣の乱れと関連した「現代病」の一つとも言われています。

メニエール病を放置すると、繰り返しめまい発作が起こり、その頻度や強さが増す可能性があります。重度のめまいにより転倒して怪我をするリスクも高まります。

また、難聴が進行して永続的な聴力低下を引き起こす恐れがあります。初期は一時的な難聴でも、発作を繰り返すうちに聴力が回復しにくくなり、最終的には永久的な難聴になることもあります。

メニエール病の原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中で、メニエール病でお悩みの人も、一定数来院されています。

メニエール病の原因として次のものが挙げられます。

メニエール病は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

内耳のリンパ液が過剰にたまるという直接的な原因に加え、精神的ストレスや身体的疲労が症状を悪化させる要因となります。特に仕事や人間関係のストレスが発症や症状悪化のきっかけになることが多いです。

不規則な生活、睡眠不足、偏った食生活なども症状に影響します。また、完璧主義や几帳面な性格の方に多いという報告もあります。一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。メニエール病は１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

メニエール病への対応として、次のようなものが一般的です。

点滴治療

一時的な効果にとどまることが多く、根本的な治療にはならない場合があります。また、通院が必要となり、仕事や家事の都合をつけるのが難しいこともあります。発作時の緊急対応としては有効でも、予防効果は限定的です。

薬物療法

薬の効果には個人差があり、完全に症状を抑えられないことがあります。また、長期服用による副作用の懸念があります。根本的な原因に対処できないため、薬を止めると症状が再発することも多いです。

生活指導

生活習慣の改善は時間がかかり、忙しい現代社会では実践が難しいことがあります。また、ストレス要因を完全に取り除くことは現実的に困難な場合が多いです。具体的な方法論が示されないこともあります。。

メニエール病を改善するために

まずはあなたのメニエール病の原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになるますし、改善も見込めないからです。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、メニエール病の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

メニエール病の改善には、心身両面からのアプローチが必要です。当院では症状の原因となる内リンパ水腫の改善と、それを引き起こす要因の解消を目指します。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院は、神経やストレスに同時にアプローチする新発想の治療法を提供していて、内耳の機能改善と自律神経の調整を同時に行います。痛みもなく、体に優しい安心できる治療法です。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、病院や他の治療院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

メニエール病のQ＆A

メニエール病は自然に治りますか？

メニエール病を発症した方の約半数は完治すると言われています。残りの方も、時間の経過とともに症状との付き合い方を学び、コントロールできるようになることが多いです。適切な生活管理と治療を続けることで、症状の頻度や強さを軽減できる可能性が高まります。

メニエール病の人がやってはいけないことはありますか？

過度のカフェインやアルコールの摂取は避けた方が良いでしょう。また、長時間同じ姿勢でのPC作業や、極度の睡眠不足、過度なストレス状況への暴露も症状を悪化させることがあります。気圧変化の大きい環境も注意が必要です。

メニエール病は完治する病気ですか？

完治する方は約半数と言われています。完治しない場合でも、適切な治療と生活管理によって症状をコントロールできるようになり、日常生活への影響を最小限に抑えることが可能です。病気と上手に付き合う方法を見つけることが大切です。

めまいの発作が起きたときはどうすればいいですか？

安全な場所で横になり、目を閉じて安静にすることが大切です。無理に動かず、呼吸を整えてリラックスしましょう。水分補給も大切ですが、吐き気がある場合は少量ずつ摂取してください。症状が落ち着くまで動かないことが重要です。

腰が痛い時、どうやって寝ればいいの？

人によりさまざまなので、自分に合った楽な姿勢を見つけることが重要になります。足や膝の下にクッションを置いたり、横向きの際には足を軽く曲げるなどしてみてください。

メニエール病と他のめまいとの違いは何ですか？

メニエール病の特徴は、めまいに加えて耳の症状（難聴、耳鳴り、耳閉感）を伴うことです。また、めまいが比較的長時間（数分～数時間）続くことが多いです。良性発作性頭位めまい症は数秒～数分の短いめまいが特徴で、耳の症状を伴わないことが多いです。

メニエール病で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体とメニエール病は、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

メニエール病の症状が改善すると、日常生活の質が大きく向上します。突然のめまい発作への不安から解放されることで、精神的な余裕が生まれ、仕事や家事に集中できるようになります。

メニエール病は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。