甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症とは

甲状腺機能低下症とは、首の前部にある甲状腺という臓器から分泌される甲状腺ホルモンが不足することで起こる病気です。甲状腺ホルモンは体の新陳代謝を調整する重要な役割を担っているため、このホルモンが不足すると全身の機能が低下してしまいます。

疲労感、むくみ、体重増加、寒がりなど様々な症状が現れ、日常生活に大きな支障をきたします。日本における甲状腺機能低下症の潜在的な患者数は、健康な人の4～20％に認められるとされており、特に女性に多く、年齢が上がるにつれて増加する傾向があります。まさに「隠れた国民病」と言える状況です。

甲状腺機能低下症を放置すると、心臓機能の低下や動脈硬化が進行し、高血圧や心疾患のリスクが高まります。また、血中コレステロール値の上昇により動脈硬化が加速し、認知症の進行リスクも増加してしまいます。

さらに深刻な状況になると、粘液水腫性昏睡という生命に関わる状態に陥る可能性もあります。症状が軽いからといって軽視せず、早期の適切な治療が重要です。

甲状腺機能低下症の原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中で、甲状腺機能低下症でお悩みの人も、一定数来院されています。

甲状腺機能低下症の原因として次のものが挙げられます。

甲状腺機能低下症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

この複数の原因が引き金となり、甲状腺ホルモンの分泌低下や全身の代謝機能の低下などが発生し、甲状腺機能低下症が発症します。それは人によって違い、単にホルモン補充をするだけでは、全ての問題は取り切れません。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。甲状腺機能低下症は１７年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

甲状腺機能低下症への対応として、次のようなものが一般的です。

甲状腺ホルモン補充療法

生涯にわたる服薬が必要で、薬の量の調整に時間がかかります。また、他の薬剤との相互作用があり、服薬タイミングにも注意が必要です。薬の効果が現れるまでに数週間から数ヶ月かかることも多く、症状の改善を実感するまでに時間を要します。

血液検査による定期的なモニタリング

頻繁な通院と検査が必要で、時間的・経済的負担がかかります。また、血液検査の数値だけでは症状の改善度合いが分からないことも多く、患者さんの実際の体調変化と検査結果が一致しないケースもあります。

ヨウ素摂取制限

日本の食文化に深く根ざした昆布などの制限により、食生活の大幅な変更が必要になります。特に和食中心の食事を好む方にとっては、生活の質の低下につながることもあります。

甲状腺機能低下症を改善するために

まずはあなたの甲状腺機能低下症の原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになるますし、改善も見込めないからです。

甲状腺機能低下症の改善には、単にホルモン値を正常化するだけでなく、根本的な原因にアプローチすることが重要です。当院では、心身両面からの独自のアプローチにより、症状の根本改善を目指します。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、甲状腺機能低下症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

当院の特徴

治療家歴１７年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。小さな変化を拾って、その都度、対応を変えていくことで、治療効果がより高まります。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、病院や他の治療院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。自律神経の調整やストレス軽減により、甲状腺機能の回復をサポートします。

甲状腺機能低下症のQ＆A

甲状腺機能低下症は自然に治りますか？

一過性の場合は自然回復することもありますが、橋本病などが原因の場合は適切な治療が必要です。自己判断せず専門医に相談することが大切です。

甲状腺機能低下症の人がやってはいけないことは？

ヨウ素を多く含む昆布や海藻類の過剰摂取、自己判断での薬の中断、過度なストレスや無理な運動は避けるべきです。

薬を飲み続けなければならないのでしょうか？

原因により異なりますが、多くの場合は長期間の服薬が必要です。しかし定期的な検査により薬の量を調整し、症状をコントロールできます。

妊娠・出産への影響はありますか？

適切な治療を受けていれば妊娠・出産は可能ですが、妊娠中は薬の量の調整が必要になるため、計画的な妊娠が推奨されます。

食事で気をつけることはありますか？

昆布やわかめなどヨウ素を多く含む食品の摂りすぎに注意し、バランスの良い食事を心がけることが大切です。

運動はしても大丈夫ですか？

適度な運動は問題ありませんが、疲労感が強い時期は無理をせず、体調に合わせて徐々に運動量を増やしていくことが重要です。

甲状腺機能低下症で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体と甲状腺機能低下症は、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

甲状腺機能低下症によるさまざまな症状が改善されることで、これまで制限されていた日常生活を取り戻すことができます。疲労感に悩まされることなく、以前のように活動的な毎日を送れるようになるでしょう。また、体調が安定することで精神的な不安も軽減され、前向きな気持ちで日々を過ごせるようになります。

甲状腺機能低下症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。