眼精疲労（目の疲れ）

眼精疲労とは

眼精疲労とは、目を使う作業を続けることで生じる目の痛み・かすみ・まぶしさ・充血などの目の症状と、頭痛・肩こり・吐き気などの全身症状が現れる状態です。単なる疲れ目とは異なり、疲労が蓄積して翌日まで持ち越されるような慢性的な症状が特徴となります。

現代社会では、パソコンやスマートフォンの普及により眼精疲労で悩む方が急増しています。特にデスクワークが中心の方や、長時間画面を見続ける作業に従事している方に多く見られる症状です。

現在、パソコンなどのVDT作業の増加により眼精疲労患者は急増しています。また、花粉症に代表されるアレルギー性結膜炎による眼精疲労も増加傾向にあり、花粉症患者は全国民の15％～20％、およそ2000万人と推測されています。

これは日本の人口の6人に1人の割合で、将来的には40％になるとも予想されており、眼精疲労で悩む方も相当数に上ると考えられます。

眼精疲労を放置すると、症状が重症化して頭痛や吐き気などの全身症状が現れるようになります。特に元々片頭痛を感じやすい方は、さらに辛い症状を経験することがあります。集中力の低下により仕事のミスが増え、好きな読書や映画鑑賞も楽しめなくなってしまいます。

また、睡眠の質が低下し、朝の目覚めが悪くなったり、頭がスッキリしないといった症状が現れます。最初は仕事後の疲れだけだったものが、徐々に慢性的な疲労に変わり、日常生活や仕事の効率に深刻な影響を与える可能性があります。

眼精疲労の原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中で、眼精疲労でお悩みの人も、一定数来院されています。

眼精疲労の原因として次のものが挙げられます。

眼精疲労は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、目の調節機能の低下や自律神経のバランス異常、首や肩の筋肉の緊張などが発生し、眼精疲労が発症します。それは人によって違い、単に目薬を使ったり休息を取るだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。眼精疲労は１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

眼精疲労への対応として、次のようなものが一般的です。

点眼薬治療

当院でも、目の症状に対するアプローチは重要視していますが、単に症状を抑えるだけではありません。全体を見て、どの部分に負担がかかりやすくなっているのかを見ます。

眼精疲労において、点眼薬治療では一時的な症状緩和にとどまることが多く、根本的な原因解決には至らない場合が多いというのが現状で、眼精疲労への対応としては不十分と言えます。

屈折矯正

適切な度数の調整が難しく、過矯正や不足矯正により新たな眼精疲労を引き起こす可能性があります。また、メガネやコンタクトレンズの度数が合っていても、根本的な原因が他にある場合は効果が限定的です。

また、屈折異常の矯正だけでは、自律神経の乱れや首肩の筋肉の緊張など、眼精疲労の複合的な原因に対応できないことが多いのが現状です。

プリズムメガネ

特殊なメガネのため費用が高く、慣れるまでに時間がかかることがあります。

眼精疲労を改善するために

まずはあなたの眼精疲労の原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになるますし、改善も見込めないからです。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、眼精疲労の原因を見つけ出します。

そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。当院では眼精疲労の根本的な改善を目指し、心身両面からアプローチを行います。目の症状だけでなく、自律神経の調整や首肩の筋肉の緊張緩和も同時に行うことで、より効果的な改善を図ります。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。小さな変化を拾って、その都度、対応を変えていくことで、治療効果がより高まります。4種類の独自検査により、ストレス度や身体の歪みを客観的に分析し、眼精疲労の根本原因を特定します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、眼科や他の治療院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

眼精疲労のQ＆A

眼精疲労は自然に治りますか？

眼精疲労は原因を特定し適切な対処をしなければ自然治癒は困難です。根本原因にアプローチすることで改善が期待できます。

眼精疲労の人がやってはいけないことは？

長時間の連続作業、暗い場所での作業、不適切な姿勢でのパソコン使用、目をこする行為は症状を悪化させる可能性があります。

疲れ目と眼精疲労の違いは何ですか？

疲れ目は休息により回復しますが、眼精疲労は休息や睡眠をとっても十分に回復せず、症状が翌日まで持ち越される慢性的な状態です。

眼精疲労はどのくらいの期間で改善しますか？

原因や症状の程度により個人差がありますが、適切な施術と生活習慣の改善により数週間から数ヶ月で改善が期待できます。

パソコン作業を続けながら眼精疲労を改善できますか？

作業環境の改善、適切な休憩の取り方、姿勢の矯正などにより、パソコン作業を続けながらでも症状の改善は可能です。

ブルーライトカットメガネは本当に効果がありますか？

一定の効果は期待できますが、眼精疲労の根本原因が他にある場合は限定的です。総合的な対策の一部として考えることが大切です。

眼精疲労と頭痛の関係性について教えてください

目の疲労により自律神経のバランスが崩れ、首や肩の筋肉の緊張を引き起こし、それが頭痛の原因となることが多くあります。

眼精疲労で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体と眼精疲労は、非常に相性がよく、中には早期に改善するケースも見られます。

眼精疲労が改善されることで、これまで制限されていた活動を再び楽しめるようになります。仕事の効率が上がり、プライベートも充実した時間を過ごせるでしょう。また、慢性的な疲労感から解放されることで、新しいことにチャレンジする意欲も湧いてきます。

眼精疲労は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。