感情麻痺

感情麻痺とは

感情麻痺とは、本来感じるべき喜び、悲しみ、怒り、愛情などの感情を適切に感じ取ることができなくなった状態のことです。まるで心に麻酔をかけたように感情が鈍くなり、周囲の出来事に対して無関心になったり、自分の気持ちがわからなくなったりします。

この状態では、人との感情的なつながりを築くことが困難になり、日常生活や人間関係に大きな支障をきたすことがあります。感情麻痺は主にPTSD（心的外傷後ストレス障害）や離人感・現実感消失症、うつ病などの症状として現れることが多く、厚生労働省の患者調査によると、気分障害の患者数は国内で127万人となっています。

このうち感情麻痺の症状を伴う方は相当数存在すると推定されます。うつ病は約15人に1人が一生のうちに1度はかかるとされており、その症状の一つとして感情の鈍化が現れることから、潜在的に感情麻痺で悩む方は非常に多いと考えられます。

感情麻痺を放置すると、人間関係の悪化が進行し、家族や友人との絆が失われる可能性があります。職場では同僚とのコミュニケーションが困難になり、チームワークが必要な業務で支障をきたし、昇進の機会を逃すことにもつながります。

親子関係においては、子どもの感情に共感できないため適切なサポートができず、子どもの心の発達に悪影響を与える恐れがあります。また、自分の感情を認識できないため、ストレスが蓄積し続け、うつ病や心身症などのより深刻な精神疾患に発展するリスクも高まります。最悪の場合、完全に社会から孤立し、自分が人間であるという基本的な自覚すら失い、虚無感に支配された状態に陥る危険性があります。

感情麻痺の原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中で、感情麻痺でお悩みの人も、一定数来院されています。

感情麻痺の原因として次のものが挙げられます。

感情麻痺は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

交通事故、災害、暴力、虐待などの強いショックを受けた後に、心を守るための防御反応として感情が麻痺することがあります。この複数の原因が引き金となり、脳内の神経伝達物質のバランスが崩れたり、感情処理を司る脳の機能が低下したりして、感情麻痺が発症します。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。感情麻痺は１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

感情麻痺への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

副作用として眠気、倦怠感、体重増加などが現れることがあり、根本的な解決にならない場合も多く、薬への依存性の問題もあります。また、薬の効果が切れると症状がまた再発しやすいです。

また、抗うつ薬の長期使用は、離脱症状や感情の平板化など、さまざまな副作用が報告されています。

心理療法・カウンセリング

治療者との相性によって効果に差が生じることがあります。実際、カウンセリングだけではなかなか改善しない感情麻痺が多く、効果があってもかなり時間がかかるため途中断念する人が多いのが現状です。整体や他のセラピーとの併用が望ましいです。

環境調整

職場や家庭環境を変えることは現実的に困難な場合が多く、一時的な改善にとどまることがあります。まず、環境調整だけで治る感情麻痺がほとんどであれば、整体や心理セラピー、カウンセリングに頼る人はほぼいないはずです。ということは、効果が限定的だということが言えます。

感情麻痺を改善するために

まずはあなたの感情麻痺の原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになるますし、改善も見込めないからです。

感情麻痺の改善には、心と身体の両面からのアプローチが不可欠です。当院では、まず4種類の独自検査により、現在の状態を客観的に分析し、感情麻痺の根本原因を特定します。

ストレス検査や歪み画像検査などを通じて、心身のバランスの乱れを数値化し、15年以上の施術データと照らし合わせながら、最適な治療計画を立案します。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、感情麻痺の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、経験豊富な院長が問診から施術まですべて担当いたします。自律神経失調症やパニック障害の症状経験を持つ院長だからこそ、あなたの辛さや不安を深く理解し、心から寄り添うことができます。17年間で延べ27000人以上の施術実績を積み、心の問題にもアプローチする心理カウンセラーとしても活躍しています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、心療内科やカウンセリング院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

感情麻痺のQ＆A

感情麻痺は自然に治りますか？

軽度の一時的なものは自然回復する場合もありますが、長期間続く場合は専門的なアプローチが必要です。適切な治療により改善の可能性は十分にあります。心身のバランスを整えることで自然治癒力を高めることが可能です。

感情麻痺の人がやってはいけないことは？

感情を無理に押し殺したり、アルコールや薬物で紛らわせることは避けましょう。また、一人で抱え込まず、信頼できる人に相談することが大切です。無理に感情を求めることも逆効果になる場合があります。

薬を飲まずに改善する方法はありますか？

整体やカウンセリング、生活習慣の改善など、薬に頼らない方法も多数あります。心身のバランスを整えることで自然治癒力を高めることが可能です。当院では薬に頼らない根本改善を目指しています。

どのくらいの期間で回復できますか？

個人差がありますが、適切なアプローチを継続することで数ヶ月から1年程度で大きな改善が期待できます。焦らず継続することが重要です。定期的な施術とカウンセリングにより、着実に改善していきます。

家族はどのようにサポートすればよいですか？

無理に感情を求めず、そばにいることを伝え、安心できる環境を作ることが大切です。専門家と連携しながらサポートすることをお勧めします。理解と忍耐を持って見守ることが何より重要です。

感情麻痺とうつ病の違いは何ですか？

うつ病は気分の落ち込みが主症状ですが、感情麻痺は感情そのものを感じにくくなる状態です。ただし、両者は併発することも多くあります。適切な診断と治療が重要になります。

感情麻痺で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体と感情麻痺は、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

感情麻痺が改善されることで、あなたの人生は大きく変わります。家族との絆を深め、仕事でも充実感を得られるようになり、毎日を心から楽しめるようになるでしょう。当院では、あなたが本来持っている豊かな感情を取り戻し、人間らしい温かい生活を送れるよう、全力でサポートいたします。

感情麻痺は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。