むくみ（浮腫）

むくみとは

むくみとは、医学的には浮腫と呼ばれる症状で、皮膚の下の組織に水分が溜まって腫れぼったくなる状態です。特に足や顔に現れやすく、指で押すと跡が残ることが特徴的です。体重の5～10％以上の水分が体内に貯留すると目に見えるむくみとして現れ、重力の影響で下半身に症状が出やすくなります。

一般的なアンケート調査では約76％の人がむくみを感じた経験があります。特に女性では月経前や妊娠中にホルモンの影響でむくみやすくなるため、成人女性の多くが何らかの形でむくみを経験していると推測されます。

むくみを放置すると、一時的な症状から慢性的な状態へと進行する可能性があります。継続的なむくみは血液循環の悪化を招き、皮膚の弾力性低下や色素沈着を引き起こすことがあります。最悪の場合、深部静脈血栓症などの血管系疾患に発展し、生命に関わる合併症を引き起こす可能性も否定できません。

また、根本的な病気が隠れている場合、心不全や腎臓病、肝臓病などの重篤な疾患の発見が遅れる危険性があります。日常生活においても、仕事に集中できない不快感や、好きな靴が履けないストレス、外出への意欲低下など、生活の質が大幅に低下してしまいます。

むくみの原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中で、むくみでお悩みの人も、多く来院されています。

むくみの原因として次のものが挙げられます。

むくみは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、血液循環の悪化や水分代謝の低下、筋肉のポンプ機能の減退などが発生し、むくみが発症します。それは人によって違い、単に水分制限や着圧ソックスだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。むくみは１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

むくみへの対応として、次のようなものが一般的です。

食生活管理

当院でも、食生活の指導は行っています。ただ、食事制限だけではなく、なぜそのような食生活になってしまうのかという根本的な部分にもアプローチします。

厳格な食事制限は継続が困難で、栄養不足や食事の楽しみを奪う可能性があります。また、根本的な原因が解決されない場合、効果が限定的です。

運動管理

運動は確かに効果的ですが、継続的な運動習慣の確立が必要で、適切な強度や方法を見極めるのが困難です。間違った運動により症状が悪化する場合もあります。

また、運動で治るむくみがほとんどであれば、整体に頼る人はほぼいないはずです。ということは、効果がかなり限定的だということが言えます。

薬物療法

水分を一時的に排出するだけで、根本的な解決にならないことが多く、長期で使用すると、副作用のリスクもあります。また、薬の効果が切れるとむくみがまた再発しやすいです。

また、利尿剤の長期使用により電解質バランスの乱れや脱水症状のリスクがあります。

圧迫療法

着圧ソックスなどは一時的な効果はありますが、着用の不快感や皮膚トラブルが生じる場合があり、適切なサイズ選択が困難です。また、一時的な効果に留まることが多いです。

むくみを改善するために

まずはあなたのむくみの原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになるますし、改善も見込めないからです。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、むくみの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

むくみは単純に水分の問題だけではなく、自律神経の乱れや血液循環の悪化、筋肉の緊張など、様々な要因が複雑に絡み合っています。そのため、表面的な対処ではなく、根本原因にアプローチすることが重要です。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、神経やストレスに同時にアプローチする新発想の治療法により、心身両面から調整していきます。痛みもなく、体に優しい、安心できる治療法で、再発防止も視野に入れたプログラムを提供しています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整骨院やマッサージ院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

むくみのQ＆A

むくみは自然に治りますか？

一時的なむくみは生活習慣の改善により自然に治ることもありますが、慢性的なむくみや病気が原因の場合は適切な治療が必要です。根本的な原因を特定し、適切なアプローチを行うことで改善が期待できます。

むくみの人がやってはいけないことは？

長時間同じ姿勢を続ける、塩分や水分の過剰摂取、アルコールの飲みすぎ、身体を冷やすことは避けるべきです。また、きつい靴や締め付けの強い衣服も血液循環を悪化させるため注意が必要です。

むくみと病気の関係はありますか？

心不全、腎臓病、肝臓病、甲状腺機能異常、深部静脈血栓症など様々な病気がむくみの原因となる可能性があります。慢性的なむくみの場合は、一度医療機関での検査を受けることをお勧めします。

むくみに効果的な食べ物はありますか？

カリウムを多く含む食品（バナナ、アボカド等）や利尿作用のある食品が効果的とされていますが、根本改善には生活習慣全体の見直しが重要です。食事だけでなく、運動や睡眠の質も大切です。

むくみは遺伝しますか？

遺伝性血管性浮腫など遺伝的な要因によるむくみもありますが、多くの場合は生活習慣や環境要因が主な原因です。家族にむくみやすい人がいても、適切な対策により予防・改善が可能です。

むくみと冷えの関係はありますか？

冷えにより血液循環が悪化し、水分代謝が低下することでむくみが生じやすくなる密接な関係があります。身体を温めることで血流が改善し、むくみの軽減につながることが多いです。

むくみで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体とむくみは、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

むくみが改善されることで、これまで制限されていた日常生活の様々な場面で自由を取り戻すことができます。仕事に集中できるようになり、プライベートでも積極的に外出を楽しめるようになります。

むくみは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。