立ちくらみ

立ちくらみとは

立ちくらみとは、座った状態や横になった状態から急に立ち上がった時に、数秒から数分程度、頭がクラクラとしたり、目の前がフッと暗くなったり、ふらつきや浮遊感などを感じる症状です。頭から血の気が引くような感覚を伴うこともあります。

多くの場合、脳への血流が一時的に不足することで起こります。立ち上がる動作によって血液が下半身に移動し、脳への血流が一時的に減少するためです。通常は数秒から数十秒で回復しますが、頻繁に起こる場合や症状が長引く場合は、何らかの健康上の問題が隠れている可能性があります。

特に高齢者に多く見られ、日本の超高齢社会において、立ちくらみに悩む人は増加傾向にあると考えられます。

立ちくらみを放置すると、転倒によるケガのリスクが高まります。特に高齢者では骨折などの重大な事故につながる可能性があります。また、立ちくらみが頻繁に起こる場合、その背後に貧血や低血圧、心臓の病気、脳・神経の疾患など重篤な病気が潜んでいる可能性があります。

これらの疾患が進行すると、失神や意識障害など、より深刻な症状を引き起こす恐れがあります。さらに、立ちくらみへの不安から外出を控えるようになり、社会的孤立や活動性の低下、生活の質の低下につながることもあります。

立ちくらみの原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中で、立ちくらみでお悩みの人も、多く来院されています。

立ちくらみの原因として次のものが挙げられます。

立ちくらみは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。立ちくらみは１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

立ちくらみへの対応として、次のようなものが一般的です。

原因疾患の治療

根本的な疾患の治療には時間がかかることが多く、すぐに立ちくらみが改善するとは限りません。また、複数の疾患が関与している場合は治療が複雑になります。

薬物療法

降圧剤の調整などでは、効果が出るまでに時間がかかることがあります。また、薬によっては眠気や疲労感などの副作用が現れることもあります。

弾性ストッキングの使用

着用が面倒で、特に暑い季節には不快感を伴います。また、正しく着用しないと効果が得られないことがあります。

立ちくらみを改善するために

まずはあなたの立ちくらみの原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになるますし、改善も見込めないからです。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、立ちくらみの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

自律神経の乱れが原因の場合、当院独自の自律神経調整法で交感神経と副交感神経のバランスを整えていきます。また、筋肉の緊張が血流を妨げている場合は、優しく丁寧な手技で筋肉の緊張をほぐし、血流を改善します。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

立ちくらみの改善には継続的なケアが重要なため、あなたに合ったケア計画を提案します。当院では、施術だけでなく、日常生活でのアドバイスも行い、立ちくらみの再発防止をサポートします。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、病院や、他の治療院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

立ちくらみ

立ちくらみは自然に治りますか？

一時的な立ちくらみは水分補給や休息で改善することがありますが、頻繁に起こる場合は自律神経の乱れや貧血など根本的な原因があります。当院の施術では、体の緊張を解きながら自律神経のバランスを整えることで、多くの方の立ちくらみが改善しています。

立ちくらみと「めまい」の違いは何ですか？

立ちくらみは主に起立時に起こる一過性の症状で、頭がクラクラする感覚です。一方、めまいは体勢に関係なく起こる回転感や浮遊感で、内耳や脳の問題が関係していることが多いです。

立ちくらみが起きた時、どう対処すればいいですか？

立ちくらみを感じたら、まず安全な場所で座るか横になりましょう。深呼吸をして、水分を摂取します。症状が落ち着いてから、ゆっくりと体を起こしてください。日常的には、起き上がる前に足首を動かすなど、血流を促す習慣をつけることをお勧めします。

立ちくらみの人がやってはいけないことは？

急に立ち上がる動作は避け、アルコールの過剰摂取も控えましょう。また、水分不足になりやすい激しい運動や長時間の入浴は注意が必要です。

立ちくらみを予防するための食事や運動法はありますか？

鉄分を多く含むレバーや赤身の肉、ほうれん草などを積極的に摂取し、水分も十分に補給しましょう。運動は足腰の筋力トレーニングや、血行を促進するウォーキングが効果的です。急激な動きを避け、ゆっくりとした動作を心がけることも大切です。

立ちくらみと自律神経の関係はどのようなものですか？

自律神経は血圧や心拍数を調整する役割があり、そのバランスが崩れると立ちくらみが起こりやすくなります。ストレスや不規則な生活習慣が自律神経の乱れを引き起こすため、規則正しい生活とストレス管理が立ちくらみ改善の鍵となります。

立ちくらみで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体と立ちくらみは、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

立ちくらみが改善すると、日常生活の質が大きく向上します。急に立ち上がっても目の前が暗くならなくなり、転倒の心配なく自信を持って行動できるようになります。

立ちくらみは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。