胸の圧迫感

胸の圧迫感とは

胸の圧迫感とは、胸の中央部分やその周辺に何かに押さえつけられるような重苦しい感覚や、締め付けられるような不快感を覚える症状です。痛みとは異なり、胸の奥が詰まったような感じや、重いものが乗っているような感覚として現れることが多いのが特徴です。

しばしば息苦しさや呼吸の浅さを伴い、日常生活に大きな支障をきたします。厚生労働省の患者調査によると、循環器系疾患の患者数は約173万人とされており、自律神経失調症やパニック障害などの精神的要因による胸部症状を含めると、胸の圧迫感を経験する人は成人人口の約5-10％、つまり500万人から1000万人程度と推定されています。まさに多くの方が悩まれている症状と言える状況です。

胸の圧迫感を放置すると、まず日常生活への支障が拡大します。外出時の不安が増大し、電車やエレベーターなどの密閉空間を避けるようになり、社会活動が制限されてしまいます。重症化するとうつ状態や引きこもりに発展し、完全に社会生活から離脱してしまう可能性もあります。

また、仕事では集中力の低下により業務効率が悪化し、人間関係にも影響を及ぼします。睡眠の質も低下し、慢性的な疲労状態に陥ってしまうのです。重大な心疾患が隠れている場合は、適切な治療を受けずに生命に関わる事態に発展するリスクもあるため、早期の対処が重要です。

胸の圧迫感の原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中で、胸の圧迫感でお悩みの人も、一定数来院されています。

胸の圧迫感の原因として次のものが挙げられます。

胸の圧迫感は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、自律神経のバランス失調や筋肉の過度な緊張、心理的ストレスの蓄積などが発生し、胸の圧迫感が発症します。それは人によって違い、単に薬物治療や一時的な対症療法だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。胸の圧迫感は１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

胸の圧迫感への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

副作用のリスクがあり、根本的な原因解決にならない場合があります。また、薬物依存の可能性や、効果が一時的で症状が再発することも多く、長期的な解決策とはなりにくいのが現状です。

薬の効果が切れると症状がまた再発しやすく、根本的な改善には至らないケースが多く見られます。

心電図・画像検査

検査で異常が見つからない場合、患者の不安が解消されず、かえって症状が悪化することがあります。また、検査費用の負担も大きくなり、根本的な改善には至らないケースが多く見られます。

胸の圧迫感において、心電図や画像検査では異常が見つからないことの方が多いというのが現状で、胸の圧迫感への対応としては不十分と言えます。

運動負荷試験

心疾患のリスクがある患者には危険を伴う場合があり、症状を悪化させる可能性もあります。また、検査自体が患者にとって大きなストレスとなることもあります。

生活指導

具体的な実践方法が不明確で、患者が一人で継続するのが困難な場合が多くあります。また、個人の生活環境や体質に合わせた細かな調整が難しく、効果が現れにくいことも少なくありません。

実際、生活指導だけではなかなか改善しない胸の圧迫感が多く、効果があってもかなり時間がかかるため途中断念する人が多いのが現状です。

胸の圧迫感を改善するために

まずはあなたの胸の圧迫感の原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになるますし、改善も見込めないからです。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、胸の圧迫感の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

単なる対症療法ではなく、自律神経の調整と心理的なサポートを組み合わせた当院独自の治療法で、根本からの改善を目指します。薬に頼らない自然な回復力を引き出し、再発防止も視野に入れたプログラムを提供しています。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、4種類の心身両方の検査で不調の原因を特定し、神経やストレスに同時にアプローチする新発想の治療法を採用しています。

抗不安薬などを服用されている方や薬に頼りたくない方、病院や他の治療院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

胸の圧迫感のQ＆A

胸の圧迫感は自然に治りますか？

原因によって異なりますが、ストレスや自律神経の乱れが原因の場合は、適切なケアにより自然治癒する可能性があります。ただし、心疾患が原因の場合は医学的治療が必要です。当院では根本原因を特定し、自然治癒力を高める治療を行っています。

胸の圧迫感がある人がやってはいけないことは？

激しい運動や過度なカフェイン摂取、喫煙、過度なストレスを避けることが重要です。また、症状を我慢し続けることも悪化の原因となるため注意が必要です。適切な対処法を身につけることで症状の軽減が期待できます。

心電図で異常がないのになぜ胸の圧迫感が起こるのですか？

心電図は心臓の電気的活動を見る検査で、すべての心疾患を発見できるわけではありません。また、自律神経の乱れや筋肉の緊張なども胸の圧迫感の原因となります。当院では多角的な検査で真の原因を探ります。

ストレスと胸の圧迫感にはどんな関係がありますか？

ストレスは自律神経のバランスを崩し、心拍数や血圧に影響を与えます。また、呼吸が浅くなったり筋肉が緊張したりすることで、胸部に圧迫感を感じやすくなります。ストレス管理が症状改善の鍵となります。

胸の圧迫感と心臓病の違いはどう見分けますか？

心臓病による症状は運動時に悪化し、冷汗や吐き気を伴うことが多いです。一方、ストレス性の場合は特定の状況で起こりやすく、リラックスすると軽減する傾向があります。専門的な検査と診断が重要です。

運動をしても良いのでしょうか？

心疾患が否定されている場合は、適度な運動は症状改善に効果的です。ただし、激しい運動は避け、ウォーキングやヨガなどの軽い運動から始めることをお勧めします。

胸の圧迫感で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体と胸の圧迫感は、非常に相性がよく、中には早期に改善するケースも見られます。

胸の圧迫感は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。