胸の痛み

胸の痛みとは

胸の痛みとは、首からお腹の上部までの胸部に生じる痛みや不快感の総称です。痛み方は様々で、刺すような鋭い痛み、重苦しい圧迫感、締め付けられるような感覚、チクチクとした痛みなど多岐にわたります。

心臓、肺、筋肉、神経、骨、消化器など様々な原因によって引き起こされ、時には心の問題が関与することもあります。まさに「現代病」と言える状況です。

厚生労働省の令和2年患者調査によると、心疾患で治療を受けている総患者数は305万人となっており、胸痛の主要な原因の一つとなっています。ただし、胸痛の原因は心疾患以外にも多岐にわたるため、実際に胸の痛みで悩んでいる人の数はさらに多いと推測されます。

胸の痛みを放置すると、まず日常生活に大きな影響が出てしまいます。痛みへの不安から運動や活動を控えるようになり、体力低下や筋力減少を招きます。重症化すると重篤な心疾患や肺疾患が隠れていた場合には、生命に関わる状況に発展する危険性もあります。

また、睡眠の質が悪化し、慢性的な疲労感や集中力低下につながります。そして、それが日常のストレスとなり、原因不明の痛みに対する不安が増大し、うつ状態や不安障害を併発する可能性もあります。

胸の痛みの原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中で、胸の痛みでお悩みの人も、一定数来院されています。

胸の痛みの原因として次のものが挙げられます。

胸の痛みは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、胸部の筋肉・筋膜の緊張や神経の圧迫、自律神経の乱れなどが発生し、胸の痛みが発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり薬で痛みを抑えるだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。胸の痛みは１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

胸の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

薬物療法だけでは根本的な解決にならないことが多いのが現状です。

胸の痛みにおいて、薬物療法では一時的な症状緩和は期待できますが、長期服用による副作用のリスクもあり、根本的な改善には至らないケースが多いです。

検査・診断

検査で異常が見つからない場合、患者の不安が解消されず、かえって心理的負担が増加することがあります。また、検査では発見できない筋肉や神経、ストレスなどの問題が関与していることも多いです。

また、器質的な異常がないからといって、症状がないわけではありません。むしろ、機能的な問題に対するアプローチが重要になります。

生活指導

まず、一般的な生活指導だけで改善する胸の痛みがほとんどであれば、整体に頼る人はほぼいないはずです。ということは、効果が限定的だということが言えます。

実際、一般的な生活指導だけではなかなか改善しない胸の痛みが多く、個人の体質や生活環境に合わせた具体的なアプローチが必要になります。

胸の痛みを改善するために

まずはあなたの胸の痛みの原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになるますし、改善も見込めないからです。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、胸の痛みの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

ストレス検査や歪み画像検査など、客観的なデータに基づいて現在の状態を分析し、15年以上の施術データと合わせて最適な治療計画を立てます。単に症状を抑えるのではなく、根本的な原因にアプローチすることで、再発防止も視野に入れた改善を目指します。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。小さな変化を拾って、その都度、対応を変えていくことで、治療効果がより高まります。

鎮痛薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、病院や他の治療院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

胸の痛みのQ＆A

胸の痛みは自然に治りますか？

原因によって異なります。ストレスや軽度の筋肉の緊張が原因の場合は自然改善することもありますが、根本的な原因を特定し適切にアプローチすることで、より確実で早期の改善が期待できます。

胸の痛みがある人がやってはいけないことは？

激しい運動や重いものを持つこと、過度なストレスを溜めること、不規則な生活習慣を続けることは避けましょう。また、痛みを我慢し続けることも症状悪化につながる可能性があります。

心電図で異常がないのに胸が痛むのはなぜですか？

胸痛の原因は心臓以外にも多数あります。筋肉の緊張、神経の問題、ストレス、姿勢の悪さなどが関与している可能性があり、これらは心電図では検出されません。総合的な視点での原因究明が重要です。

胸の痛みと心臓病の違いはどう見分けますか？

心臓病による痛みは胸の中央から左側に圧迫感があり、運動時に悪化することが多いです。一方、筋肉や神経が原因の場合は痛む場所が特定でき、体位や動作で痛みが変化します。専門的な判断が必要です。

ストレスが原因の胸痛はどのように改善できますか？

自律神経のバランスを整えることが重要です。深呼吸法、適度な運動、規則正しい生活リズム、リラクゼーション技法などが効果的です。心身両面からのアプローチで根本的な改善を図ることができます。

胸の痛みと姿勢の関係はありますか？

密接な関係があります。猫背や肩の巻き込み、長時間のデスクワークなどにより胸部の筋肉が緊張し、肋間神経が圧迫されることで胸痛が生じることがあります。正しい姿勢の維持が予防と改善の鍵となります。

胸の痛みで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体と胸の痛みは、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

胸の痛みが改善されることで、これまで制限されていた日常生活を取り戻すことができます。不安や恐怖から解放され、本来のあなたらしい生活を送ることが可能になります。

胸の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。