梨状筋症候群(お尻の痛み)

梨状筋症候群とは

梨状筋症候群とは、お尻の奥深くにある梨状筋という筋肉が硬くなったり炎症を起こしたりすることで、その下を通る坐骨神経を圧迫し、お尻から太ももにかけて痛みやしびれを引き起こす症状です。

特に長時間座っていると症状が悪化しやすく、日常生活や仕事に大きな支障をきたすことが特徴的です。坐骨神経痛の原因の約6-8%を占めると推定されており、特にデスクワーカーやスポーツ選手に多く見られる傾向があります。

梨状筋症候群を放置すると、筋肉の緊張が慢性化し、痛みやしびれが常態化してしまいます。歩行困難になり、日常生活の質が著しく低下する可能性があります。

最悪の場合、筋肉の萎縮や神経損傷が進行し、手術が必要になったり、完全な回復が困難になったりするリスクがあります。また、痛みをかばうことで他の部位にも負担がかかり、腰痛や膝痛などの二次的な症状を引き起こすこともあります。

梨状筋症候群の原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中で、梨状筋症候群でお悩みの人も、一定数来院されています。

梨状筋症候群の原因として次のものが挙げられます。

梨状筋症候群は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、梨状筋の過度な緊張や炎症が発生し、坐骨神経の圧迫による痛みやしびれが発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。梨状筋症候群は１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

梨状筋症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

根本的な原因解決にはならず、長期使用により胃腸障害や肝機能障害などの副作用リスクがあります。また、薬の効果が切れると痛みがまた再発しやすいです。

注射療法

一時的な効果に留まることが多く、繰り返し注射が必要になる場合があります。また、感染リスクも伴います。根本的な筋肉の問題解決には限界があります。

理学療法

効果が現れるまでに時間がかかり、継続的な通院と自宅での運動継続が必要で、患者の負担が大きくなります。動きによっては悪化することもあり見極めが重要です。

梨状筋症候群を改善するために

まずはあなたの梨状筋症候群の原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになるますし、改善も見込めないからです。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、梨状筋症候群の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。小さな変化を拾って、その都度、対応を変えていくことで、治療効果がより高まります。

鎮痛薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、病院、整骨院やマッサージ院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

梨状筋症候群のQ＆A

梨状筋症候群は自然に治りますか？

軽度の場合は自然治癒の可能性もありますが、多くは適切な治療が必要です。放置すると慢性化しやすいため、早期の対処が重要です。

梨状筋症候群の人がやってはいけないことは？

長時間の座り続けたり、足を組む習慣、無理なストレッチ、激しい運動は避けましょう。症状を悪化させる可能性があります。

どのくらいの期間で症状は改善しますか？

適切な治療により、軽度なら数週間、重度でも2-6ヶ月程度で改善が期待できます。ただし個人差があります。

坐骨神経痛との違いは何ですか？

坐骨神経痛は症状名で、梨状筋症候群はその原因の一つです。梨状筋による神経圧迫が特徴的な原因となります。

日常生活で気をつけることはありますか？

正しい姿勢の維持、定期的な休憩、適度な運動、お尻周りを冷やさないことが大切です。

ストレッチは効果的ですか？

適切なストレッチは非常に効果的ですが、やり方を間違えると悪化する可能性があるため、専門家の指導を受けることが重要です。

手術以外に根本的な治療法はありますか？

整体や鍼灸などの代替療法、生活習慣の改善、運動療法などにより根本的な改善が期待できる場合があります。

再発を防ぐ方法はありますか？

正しい姿勢の習慣化、定期的な運動、ストレス管理、体重管理、自律神経のケアなどの生活習慣改善が再発防止に効果的です。

仕事を続けながら治療できますか？

多くの場合、仕事を続けながら治療可能です。ただし、座り方の工夫や定期的な休憩など、職場環境の調整が必要です。

梨状筋症候群で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体と梨状筋症候群は、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

梨状筋症候群（お尻の痛み）の症状が改善されることで、これまで制限されていた日常生活の動作が楽になり、仕事や趣味に集中できるようになります。痛みや不安から解放され、本来のあなたらしい生活を取り戻すことができるでしょう。

梨状筋症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。