眼瞼痙攣

眼瞼痙攣とは

眼瞼痙攣とは、まぶたを開閉する筋肉に誤った信号が届き、自分の意思とは無関係にまぶたがけいれんして閉じてしまう状態を指します。明るさやストレスで悪化しやすく、進行すると日常生活が著しく制限されることもあります。

眼瞼痙攣は40～50歳以上に多く発症し、女性は男性の2.5倍もかかりやすい病気です。軽症例を含めると、日本には少なくとも30～50万人以上の患者さんがいると推定されています。中高齢者での発症が多く、特に40～70歳の年代での発症が目立ちます。

特に、デスクワークを長時間行う方や、パソコン画面を見続ける職業の方に多く見られる傾向があります。当院でも、眼瞼痙攣でお困りの方が多く来院されています。

症状の進行はゆるやかですが、自然治癒する可能性は極めて低く、放置すると徐々に悪化していきます。初期は軽い痙攣だったものが、次第にまぶたを自分の意思で開けることができなくなります。最終的には視力には問題ないのに機能的に盲目状態になってしまう場合があります。

眼瞼痙攣を放置すると、人や物にぶつかるようになり、階段の上り下りや外出が困難になって日常生活や仕事に大きな支障をきたします。運転中の視界の遮断により事故のリスクが高まり、仕事の効率低下から職を失う可能性もあります。また、外出を控えがちになることで社会的孤立が進み、うつ状態を併発する方も少なくありません。

眼瞼痙攣の原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中でも、眼瞼痙攣でお悩みの人も、一定数来院されています。

眼瞼痙攣の原因として次のものが挙げられます。

眼瞼痙攣はこのような複数の要因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、神経伝達の異常や筋肉の過緊張などが発生し、眼瞼痙攣が発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり薬物治療だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。眼瞼痙攣は１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

眼瞼痙攣への対応として、次のようなものが一般的です。

ボトックス注射

効果は３〜４か月で切れ再注射が必要となります。費用と通院負担が続き、表情の左右差や眼瞼下垂が出ることもあります。根本的な治療ではなく対症療法にとどまるのが現状です。

内服薬療法

眠気・口渇など副作用が出やすく長期服用が前提となります。効果には個人差があり、根本治療ではなく症状コントロールにとどまることが多いです。長期使用により依存性のリスクも懸念されます。

点眼薬治療

一時的な症状緩和にとどまることが多く、継続的な点眼が必要になります。ドライアイの併発症状には効果がありますが、眼瞼痙攣の根本的な原因に対するアプローチとしては限定的です。

手術療法

ダウンタイムと感染リスクが伴い、術後も注射が必要な例があります。切除量の判断次第でまぶたが閉じにくくなる逆転症状が起こる可能性も否定できません。また、手術適応となる眼瞼痙攣は全体の一部であり、多くの場合は手術の対象にはなりません。

眼瞼痙攣を改善するために

まずはあなたの眼瞼痙攣の原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになりますし、改善も見込めないからです。

当院では独自の神経バランス検査で脳疲労と自律神経の乱れを数値化し、ストレス状況・姿勢・眼精負荷を総合評価します。15年以上の施術経験から生み出した独自の治療システムにより、心と身体の両面から客観的に検査を行います。4種類の独自検査で現在の状態を分析し、過去のデータと合わせて不調の原因を見出していきます。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、眼瞼痙攣の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

院長がカウンセリングから施術まで一貫対応し、延べ２万７千例のデータをもとに最短ルートを設計します。筋骨格調整だけでなく脳‐眼‐自律神経の回路を整えるソフトな手技と呼吸法、心理カウンセリングを組み合わせ、再発を防ぐセルフケアまで伴走します。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。小さな変化を拾って、その都度、対応を変えていくことで、治療効果がより高まります。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、眼科や神経内科で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

眼瞼痙攣のQ＆A

眼瞼痙攣は自然に治りますか？

残念ながら眼瞼痙攣が自然治癒する可能性は極めて低く、症状の進行はゆるやかですが放置すると徐々に悪化していきます。早期の適切な治療が重要です。

眼瞼痙攣の人がやってはいけないことはありますか？

強い光やストレスは症状を悪化させるため、まぶしい環境を避け、十分な睡眠と休息を心がけることが大切です。無理にまぶたをこすることも避けましょう。

ストレスが原因と言われましたが本当でしょうか？

明確な原因は不明ですが、ストレスが症状の発症や悪化に関与していると考えられています。脳の神経回路の障害が根本的な原因とされています。

眼瞼痙攣と顔面痙攣の違いは何ですか？

眼瞼痙攣は両眼のまぶた周りの痙攣ですが、片側顔面痙攣は片側の顔面筋肉全体に痙攣が広がります。原因と治療法が異なります。

MRI検査で異常なしと言われましたが眼瞼痙攣でしょうか？

眼瞼痙攣は構造的な異常ではなく機能的な障害のため、MRIでは異常が見つかりません。症状や専門的な検査で診断されます。

パソコン作業を続けても大丈夫でしょうか？

パソコン作業自体が直接的な原因ではありませんが、眼精疲労やドライアイが症状を悪化させる可能性があるため、適度な休息が必要です。

眼瞼痙攣は遺伝しますか？

現在のところ眼瞼痙攣に明確な遺伝性は確認されておらず、家族性の発症は稀とされています。多因子による発症と考えられています。

眼瞼痙攣で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体と眼瞼痙攣は、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

眼瞼痙攣が改善されることで、あなたの日常は大きく変わります。まばたきの不快感に悩まされることなく、やりたいことを思う存分楽しめる生活が待っています。当院では、単に症状を抑えるだけでなく、あなたらしい生活を取り戻すことを目標としています。症状から卒業し、元気で快適な日常を手に入れませんか。

眼瞼痙攣は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。