
院長:こいしお気軽にご相談ください!
めまいやふらつきで悩んでいる時、まさか靴が関係しているとは思いませんよね。でも実は、毎日履いている靴が歩き方に影響を与え、それが自律神経の働きにまで関わっていることがあるんです。外出するのが怖い、立っているだけで不安定な感じがする、そんな症状に心当たりはありませんか。
自律神経失調症のめまい症状を抱えている方からのご相談で、靴を変えただけで症状が軽くなったという報告をいただくことがあります。今日は、めまいを防ぐための靴選びについて、5つの具体的なポイントをお伝えしていきますね。




靴と自律神経は直接繋がっていませんが、歩き方を通じて体全体に影響するんです
まず知っておいていただきたいのは、自律神経失調症と靴には直接的な関係があるわけではないということです。ただし、合わない靴を履くことで歩き方が乱れ、それが体のバランスを崩し、結果として自律神経の働きに影響を与えてしまうことがあります。
私たちの体は全身が繋がっています。足元の小さな歪みが、膝、腰、背骨を通じて首にまで影響し、そこを通る自律神経を圧迫することで、めまいや動悸、不眠といった症状が現れやすくなるんですね。特にめまいやふらつきがある時は、歩行時のバランスが取りにくくなっているため、靴選びがとても重要になってきます。
当院では17年間で27,000人以上の施術実績がありますが、自律神経の症状を訴える方の多くに、足の問題や歩き方の癖が見られます。そして、自分に合った靴に変えることで、歩き方が改善され、症状が軽減するケースを数多く見てきました。
それでは、自律神経失調症でめまいに悩んでいる方が、どのような靴を選べばいいのか、具体的な5つのポイントをご紹介します。これらは当院でのカウンセリングでもお伝えしている、実践的な内容です。
最初のポイントは、クッション性と安定性の両立です。歩く時の衝撃は、かかとから膝、腰、背骨、首へと伝わっていきます。この衝撃が強すぎると、首への負担が増えて自律神経を刺激してしまうため、適度なクッション性のある靴底を選ぶことが大切です]。
ただし、柔らかすぎる靴底には注意が必要です。ふかふかすぎると足元が不安定になり、かえって歩き方が乱れてバランスを崩しやすくなります。理想的なのは、衝撃を吸収しながらも、しっかりと地面を捉えられる程度の硬さがある靴です。スポーツシューズやウォーキングシューズは、この点で優れたものが多いですね。
二つ目のポイントは、かかと部分のホールド感です。かかとがしっかり固定されていないと、歩く時に足がぐらつき、それが全身のバランスを崩す原因になります。スリッパやサンダルなど、かかとが固定されない履物は、めまい症状がある時期は特に避けた方が安心です。
靴を選ぶ時は、かかと部分を手で押してみてください。簡単に潰れてしまうような柔らかい作りの靴は、ホールド感が弱い証拠です。しっかりとした芯が入っていて、かかとを包み込むような構造の靴を選びましょう。これだけで歩行の安定感が格段に変わります。
三つ目は、締め付けない靴を選ぶことです。自律神経が乱れている時は血流も滞りがちなので、きつい靴や先の細い靴を履くと、足先の血流がさらに悪くなり、冷えやしびれを引き起こすだけでなく、歩き方も不自然になってしまいます。
サイズが合わない靴も問題です。大きすぎると脱げないように足の指を曲げて歩くようになり、小さすぎると足が圧迫されて正常な歩行ができません。靴紐やストラップで調整できるタイプの靴なら、その日の足の状態に合わせてフィット感を変えられるので便利です。朝と夕方では足のむくみ具合も違いますからね。
四つ目のポイントは、ヒールの高さです。特に女性の方に知っていただきたいのですが、ヒールのある靴は重心が前に傾き、歩行時のバランスを崩しやすくなります。めまいやふらつきがある時期は、できるだけヒールの低い靴、理想的には3cm以下の靴を選ぶことをお勧めします。
ヒールが高いと、つま先に体重がかかり、かかとへの衝撃吸収が十分にできなくなります。その結果、首への負担が増え、自律神経への影響も大きくなってしまうんです。職場でヒールを履かなければならない場合は、通勤時だけでもフラットな靴に変えるなど、工夫してみてください。
五つ目は、インソールの活用です。足裏には本来、アーチという湾曲があり、このアーチが歩く時のクッションの役割を果たしています。しかし、外反母趾や偏平足があると、このアーチが崩れて衝撃を吸収できなくなり、歩き方が乱れる原因になります。
アーチをサポートする専用のインソールを入れることで、足裏全体で体重を支えられるようになり、歩行時の安定感が格段に向上します。市販のものでも良いですが、できれば専門家に相談して、自分の足に合ったものを選ぶとより効果的です。足の状態に合ったインソールは、歩き方を劇的に変える可能性を秘めています。
当院に来られる自律神経失調症の方の足を詳しく見せていただくと、多くの方に外反母趾や指上げ足、偏平足といった何らかの足の異常が見つかります。これらは単なる足のトラブルではなく、歩き方を大きく変えてしまい、結果として全身に影響を及ぼすんです。
例えば外反母趾があると、足の親指が正常に機能せず、歩く時にかかとへの衝撃が増大します。親指で地面を蹴れないため、歩き方が不自然になり、この衝撃が足首、膝、股関節、骨盤、背骨を通じて首にまで負担をかけます。そして首の骨である頚椎が歪むと、そこを通る自律神経が圧迫され、めまい、動悸、不眠といった症状が現れやすくなるんですね。
指上げ足という状態も要注意です。これは足の指が地面にしっかりつかず、浮いている状態のこと。指が使えないと足裏全体でバランスを取れず、歩き方が不安定になり、かかとに過度な負担がかかります。このような足の問題も、適切な靴選びとインソールの使用で改善できることが多いんです]。
当院では、自律神経失調症の根本原因を探るために、足の状態もしっかりチェックします。歪み画像検査で立ち姿の写真を撮影し、体のバランスを数値化して、どこに負担がかかっているかを客観的に分析します。足元から首まで、全身のつながりを見ながら施術を組み立てていくんです。
カウンセリングでは、普段どんな靴を履いているか、歩く時にどんな違和感があるかなど、詳しくお聞きします。そして、あなたの足の状態に合わせた靴選びのアドバイスや、足の使い方、歩き方の指導も行います。日常生活の中で実践できる改善方法を一緒に見つけていきましょう。
靴を変えるだけですべてが解決するわけではありません。しかし、自分に合った靴で歩き方を整えることは、体のバランスを取り戻し、自律神経を整える上で、確実に改善への一歩になります。心と体の両面からアプローチする当院の施術と組み合わせることで、より早く症状から卒業できる可能性が高まります。
もし今、めまいやふらつきで外出が怖い、歩くのが不安だと感じているなら、まずは足元から見直してみませんか。そして、自分に合った靴がどんなものか、正しい歩き方ができているか、自分ひとりでは判断が難しいという時は、遠慮なくご相談ください。あなたの足の状態を詳しく検査し、歩行の問題を見つけ出し、最適な対策をご提案いたします。一人で悩まず、一緒に改善への道を歩んでいきましょう。

