
院長:こいしお気軽にご相談ください!
こんにちは。整体院きなり・高槻院の磊です。パートナーとの関係自体は悪くないはずなのに、一緒にいると妙に緊張してしまったり、気を遣いすぎてぐったり疲れてしまうことはありませんか。あるいは、相手の言動や生活の変化をきっかけに、眠れない、動悸がする、家にいても心が落ち着かないといった不調が続いて、「もしかして自律神経の問題かも」と感じ始めている方もいるかもしれません。
そんなときは、「自分が弱いから」ではなく、「パートナーとの関係がきっかけで自律神経失調症のような状態になっている可能性がある」と視点を変えてあげることが、とても大切な第一歩になります。




一緒に暮らす相手との関係がつらく感じてしまうとき、自律神経の乱れが二人の問題のように見えてしまいますが、本当は「一緒に乗り越えるテーマ」に変えていくことができます。そのお手伝いができればと思っています
パートナーとの関係がきっかけで自律神経が乱れると聞くと、「相手が悪い」「結婚や同棲が間違いだったのでは」と考えてしまう方もいるかもしれません。でも実際には、相手が優しくても、真面目で良い人であっても、その関係の中で自分が常に緊張していたり、感情を飲み込んで我慢し続けていたりするだけで、自律神経に大きな負担がかかることがあります。
自律神経は、心臓の鼓動、呼吸、消化、体温調節など、生命活動のベースを自動で整えてくれている神経です。ここは「安心しているか」「危険だと感じているか」にとても敏感で、心の安全感が揺らぐと、体はいつでも戦えるように交感神経が優位になりやすくなります。パートナーとの関係が緊張の場になってしまうと、家にいるのにずっと戦闘モードのまま、という状態が続きやすくなるのです。
例えば、「怒らせないようにしなきゃ」「嫌われたくない」「迷惑をかけてはいけない」と常に気を張っていると、呼吸は浅くなり、肩や首はガチガチに固まり、眠っても浅い睡眠になりやすくなります。その結果、朝起きても疲れが取れない、頭痛やめまいが続く、動悸や息苦しさが出る、イライラや落ち込みが増える、といった自律神経失調症のサインが少しずつ積み重なっていきます。
パートナーとの関係をきっかけに自律神経が乱れているとき、いくつかの共通したパターンが見られます。まず一つは、「相手の機嫌に常に振り回されている感覚がある」ということです。相手の顔色を見て話し方を変えたり、怒らせないように先回りして動いてばかりいると、自分の心のスペースはどんどん狭くなっていきます。
二つ目は、「自分の気持ちよりも、相手の期待を優先し続けている」という状態です。本当は休みたいのに、断れずに予定を詰め込みすぎてしまう。本当は寂しいのに、「こんなこと言ったら重いと思われるかも」と黙って我慢してしまう。こうした「本音と行動のズレ」は、自律神経にとって大きなストレスになります。
三つ目は、「パートナーの変化が大きなストレスになっている」ケースです。例えば、ご主人が定年退職して家にいる時間が一気に増えたことで、奥様のペースが大きく乱されてしまうことがあります。昼間一人で過ごしていた時間がなくなり、食事作りや家事の負担が増え、「いつも誰かの世話をしている」感覚が続くと、自分のための休息時間が削られ、自律神経が悲鳴を上げやすくなります。
対処の第一歩は、「何がきっかけでどんな不調が出ているのか」を、落ち着いて整理することです。今の自分の状態を把握することで、「自分が悪い」「相手が全て悪い」といった極端な考えから、一歩離れることができます。
具体的には、「いつ頃から体調が崩れ始めたのか」「その前後でパートナーとの関係や生活にどんな変化があったか」「どんな場面で症状が強く出やすいのか」を、紙に書き出してみると良いです。相手の前では冷静に振る舞ってしまう方ほど、一人になったときに本当のしんどさが出てきます。書き出すことで、「このタイミングからおかしくなっているな」「この話題になると動悸がするな」といった共通点が見えやすくなります。
そのうえで、症状の程度によっては、医療機関や心療内科なども含めて専門家に相談することも大切です。原因不明のめまい、動悸、息苦しさ、強い不安発作などが続く場合は、自己判断で様子を見続けるより、一度きちんと評価を受けたほうが安心です。
次のステップは、パートナーとの関係性そのものを、少しずつ整え直していくことです。ここで大切なのは、「相手を責めること」ではなく、「自分が無理をしているポイントを見つめ直すこと」です。
まず、「常に一緒にいようとしすぎていないか」をチェックしてみてください。仲が良いからこそ、何でも共有しないといけないと思ってしまう方もいますが、自律神経が弱っているときは、一人で落ち着く時間や場所がどうしても必要です。リビングにいる時間を少し減らして、自分の部屋やお気に入りのスペースで静かに過ごす時間を意識的に作るだけでも、体と心の緊張は少しずつ緩んできます。
また、パートナーに自分の状態を伝えるときは、「あなたのせいでこうなった」という言い方ではなく、「私は最近こう感じている」「こうしてもらえると助かる」という、自分を主語にした表現を意識してみてください。「家にいる時間が増えて嬉しい反面、自分のペースがつかめずに少し疲れているところもある」「夕方の時間帯だけは、少し一人で休む時間をもらえるとありがたい」など、小さなところからでかまいません。
パートナーとの関係がきっかけで自律神経が乱れている方の多くは、もともと「人に気を遣いすぎる」「期待に応えようとしすぎる」という性格傾向を持っています。この「緊張グセ」をゆるめていくことが、長い目で見たときの根本的な対処になります。
まずできることは、意識的に呼吸を整えることです。緊張しているとき、呼吸は必ず浅く速くなっています。そこで、1日に何度か「4秒かけて鼻から息を吸い、6秒かけて口からゆっくり吐く」という呼吸を数分行ってみてください。このシンプルな方法でも、副交感神経が働きやすくなり、体が「今は戦わなくていい」と感じやすくなります。
次に、体の緊張をほどくためのストレッチや軽い運動も効果的です。特に、肩まわりや首、胸の筋肉が固まっていると、呼吸が浅くなり、自律神経も乱れやすくなります。無理のない範囲で、ゆっくり腕を回す、肩甲骨を動かす、胸を開くストレッチなどを取り入れてみてください。
「パートナーとの関係がきっかけで自律神経失調症になった」と感じている方ほど、誰にも話せず、一人で抱え込んでしまうことが多いです。「相手の悪口を言っているみたいで嫌だ」「自分の我慢が足りないだけかもしれない」と考えてしまうからです。
ですが、実際には、第三者に話を聞いてもらうことで、自分の中の混乱が整理され、「ここは相手に伝えていいこと」「ここは自分の考え方のクセを見直すところ」という区別がつきやすくなります。体の不調も含めてトータルで見てくれる場であれば、自律神経の状態を整えながら、パートナーとの関係性も少しずつ修正していくことが可能です。
整体院きなり・高槻院では、自律神経失調症やパニック症状を経験した立場から、体の歪みや筋肉の緊張だけでなく、心の状態や生活背景も含めてお話をうかがっています。夫婦関係やパートナーとの距離感に悩んでこられる方も多く、施術とカウンセリングの両面からサポートすることで、「自分ばかり我慢している」という状況から少しずつ抜け出していくお手伝いをしています。
パートナーとの関係がきっかけで自律神経失調症のような状態になってしまったとき、一番大事なのは「自分がおかしいわけではない」と知ることです。真面目で優しい人ほど、相手を思うあまり、自分の限界を無視して無理を重ねてしまいます。でも、その結果として体が悲鳴を上げているのであれば、それは「今の関わり方は少し見直したほうがいいよ」というサインでもあります。
「別れるか続けるか」という極端な二択に飛びつく前に、「自分の緊張グセをゆるめる」「距離や会話の仕方を少し変えてみる」「専門家に相談してみる」といった中間の選択肢がたくさんあることを、覚えておいてください。
整体院きなり・高槻院は、あなたの体と心、そして大切な人との関係を、一緒に整えていく場所でありたいと思っています。一人で抱え込んで限界まで我慢する前に、「この程度のことでも相談していいのかな」と思いながらで構いませんので、いつでも頼ってください。あなたとパートナーが、今より少しでもラクに、安心して過ごせる毎日に近づけるよう、全力でサポートさせていただきます。

