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自律神経を整えるマットレス選び│睡眠の質を上げる5つのポイント

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はじめまして。最近、夜なかなか寝つけなかったり、朝起きても体が重くて「ちゃんと寝た気がしない…」と感じることはありませんか?そんなとき、自律神経と睡眠、そしてマットレスの関係を見直してみると、意外なヒントが見つかることがあります。

自律神経失調症の不調に悩んでいる方にとって、どんな寝具を選ぶかはとても大切なテーマです。プロの視点からの知識を持ちながらも、「自分が心地いいかどうか」という感覚を軸にしてマットレスを選ぶことで、心と体がほっと緩む睡眠環境に近づいていきます。

院長:こいし

しんどさを抱えたまま頑張り続けてきたあなたにこそ、眠っているあいだにちゃんと回復できる環境を用意してあげてほしいんです

目次

自律神経と睡眠の深いつながり

自律神経は、意識とは関係なく体を24時間コントロールしている、とても大事なシステムです。日中に活動モードへ切り替える交感神経と、夜にリラックスモードへ導く副交感神経、この2つがバランスよく働くことで、私たちは元気に過ごすことができます。

ところが、ストレスや生活リズムの乱れが続くと、このバランスが崩れてしまいます。眠る時間になっても頭が冴えてしまったり、夜中に何度も目が覚めたり、朝になっても疲れが抜けないといった状態は、自律神経の乱れが背景にあることが少なくありません。だからこそ、睡眠の質を整えることが、自律神経ケアの大切な土台になるのです。

眠りが浅いと自律神経はどうなる?

眠りが浅い状態が続くと、体も脳も休みきれずに、交感神経が必要以上に優位なままになりがちです。そうすると、日中も疲れやすく、気分が落ち込みやすかったり、動悸や息苦しさ、めまいなどの症状が出やすくなってしまいます。

逆に、深くぐっすり眠れると、副交感神経がしっかり働き、心拍数や血圧が落ち着き、内臓の働きも安定していきます。つまり「よく眠ること」は、自律神経を整えるための一番シンプルで、でもとても大きな一歩なんですね。

プロの視点と自分の感覚、どちらも大切に

ここから、マットレス選びについてお話していきますが、最初にお伝えしたいのは「プロの視点」と「自分の感覚」の両方を大切にしてほしいということです。体圧分散性や反発力、通気性といった専門的なポイントは、もちろん知っておいて損はありません。

でも、どれだけ評価の高いマットレスでも、あなたが横になったときに「なんだか落ち着かない」「寝返りしにくい」と感じるなら、その寝具はあなたにとってベストではありません。最終的には、あなたの体が教えてくれる「心地よさ」が一番の判断基準になります。

プロの視点からの情報を取り入れつつも、自分が心地いいかどうかを軸にマットレスを選ぶこと。これが、自律神経にもやさしい睡眠環境づくりの出発点だと思ってください。

睡眠の質を上げる5つのポイント

ここからは、整体と心理の両面から体を見てきた立場として、マットレス選びで意識してほしい5つのポイントをお伝えします。それぞれをチェックしながら、ご自身の感覚とも照らし合わせてみてください。

1. 体圧分散性で「痛み」が出ないか

まず大事なのが、体圧分散性です。これは、体の重さをマットレス全体で受け止めてくれるかどうか、というイメージを持ってもらえるとわかりやすいと思います。硬すぎる寝具は、肩や腰など出っ張った部分に負担をかけてしまい、血行が悪くなったり、痛みの原因になったりします。

逆に、柔らかすぎる寝具は体が沈み込み、腰が落ち込んでしまって負担をかけます。横になったとき、体のどこか一部分だけが強く当たっていないか、じんわりと均等に支えられている感覚があるかどうかを、ぜひ確かめてみてください。

2. 寝返りのしやすさ

人は、一晩に20回前後は寝返りを打つと言われています。寝返りは、血流を保ったり、同じ場所に負担がかかり続けるのを防いだりする、体にとって大切な動きです。ところが、柔らかすぎるマットレスだと体が沈み込んでしまい、寝返りを打つたびに余計な力を使うことになります。

寝返りがスムーズにできる寝具は、自律神経にも優しい眠りをサポートしてくれます。実際に横になって、力を抜いた状態から自然に体勢を変えられるか、試してみてください。スッと向きを変えられるなら、そのマットレスはあなたの動きを邪魔していません。

3. 背骨が自然なカーブを保てるか

立っているときも、寝ているときも、背骨が無理なく自然なカーブを保てていることが、体にとっては理想的です。マットレスが柔らかすぎると、腰が沈み込んで「く」の字のような姿勢になってしまいますし、硬すぎると背中が浮いてしまう感覚になることがあります。

仰向けになったとき、腰だけが落ち込んでいないか、逆に背中が押し返されていないか。その中間の、「ふっと体の力が抜ける位置」をキープできる寝具を探してみてください。横から見たときに、背骨のラインがなめらかに保たれているかどうかが目安になります

4. 通気性と温度感

自律神経がスムーズに切り替わるためには、体温の変化も大切です。寝つくタイミングでは、体の深部の温度が少し下がることで、自然と眠りに入りやすくなります。ところが、寝具の通気性が悪いと、熱や湿気がこもってしまい、寝苦しさから何度も目が覚めてしまうことがあります。

寝汗をかきやすい方、暑がりな方は、特に通気性の良い素材を意識してみてください。実際に手で触れてみて、「ムレにくそうか」「熱がこもりにくそうか」という感覚も大事にしてみましょう。

5. 横になったときの「安心感」

最後に、とても大切なのが感覚としての「安心感」です。これは数値では測れませんが、自律神経の観点から見ると、かなり重要なポイントです。横になった瞬間、「ああ、落ち着くなあ」「ここなら眠れそうだな」と感じられるかどうか。

このとき働いているのは、副交感神経です。体が安心して力を抜ける環境に身を置くと、自然とリラックスモードに切り替わっていきます。逆に、「なんとなく落ち着かない」「微妙に違和感がある」と感じるなら、その違和感は大事にしてほしいサインです。

プロの知識は『道しるべ』、決めるのはあなたの感覚

ここまでいろいろとお話してきましたが、マットレス選びは「知識」と「感覚」の両方を使う作業です。専門的な情報を知らないと選択肢が絞れませんが、知識だけで選んでしまうと、「頭では良さそうなのに、体はしんどい」ということが起こりやすいです。

プロの視点での情報は、たしかに心強い道しるべです。ただ、その道のどこを歩くかを決めるのは、あなた自身の体の声なんですね。横になったときの安心感、呼吸のしやすさ、朝起きたときの感覚。これらを、ぜひ一番大事な判断材料にしてみてください。

マットレス以外の睡眠環境も整えてみる

マットレスはとても重要ですが、睡眠は「環境のトータルバランス」で決まります。枕の高さや硬さ、寝室の明かり、温度や湿度、寝る前の過ごし方なども、自律神経に大きく影響してきます。

枕が高すぎると首に負担がかかりますし、低すぎると頭に血がのぼったような感覚になることもあります。部屋が明るすぎると、脳が「まだ活動時間だ」と勘違いしてしまうこともあります。少しずつでかまわないので、自分が「一番ほっとする状態」を探すつもりで、環境を整えてみてください。

睡眠の悩みが続くときは、一人で抱え込まないで

自律神経の乱れと睡眠の問題は、とても根が深いテーマです。マットレスを変えるだけでかなり楽になる方もいれば、ストレスや体のゆがみ、過去のつらい経験など、いくつかの要素が重なっているケースも少なくありません。

そんなとき、「自分だけで何とかしなきゃ」と頑張り続けると、かえってしんどくなってしまうことがあります。もし、長く続いている不調や、誰にも話せていない不安があるなら、一度専門家の手を借りてみてもいいかもしれません。

整体院きなり・高槻院では、体のゆがみだけでなく、こころの状態にも目を向けながら、自律神経の乱れにアプローチしています。マットレスや睡眠環境についてのご相談も含めて、今のあなたにとって無理のないペースで整えていくお手伝いができればうれしいです。

眠れない夜や、目覚めのつらさに、一人で耐え続けなくて大丈夫です。あなたのペースで、できることから一緒に変えていきましょう。気になることがあれば、いつでも遠慮なく相談してくださいね。

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院長:こいし

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