
院長:こいしお気軽にご相談ください!
こんにちは。整体院きなり・高槻院の磊です。ここ数年で、思春期のお子さんの体調不良に関するご相談が驚くほど増えています。朝起きられない、頭痛やめまいが続く、学校に行けない、こうした症状で悩むお子さんが年々増加しているんです。
実は、自律神経失調症は10代でも悩んでおられる人が少なくありません。特に現在のSNS社会、ストレス社会では、昔に比べても悩んでいる方が増えていると言えます。スマートフォンが手放せない生活、常につながっている状態、情報の洪水、こうした環境が思春期の心と体に大きな負担をかけているんですね。
今日は、SNS社会が10代の自律神経に与える影響と、その対策についてお話ししていきます。




現代の10代が抱える見えないストレス、一緒に理解していきましょう
私が治療家として活動を始めた頃と比べて、明らかに10代のお子さんの自律神経の乱れが増えています。当院に来られる中学生、高校生の数は年々増加傾向にあり、その背景には現代特有のストレス要因が深く関わっているんです。
自律神経失調症とは、私たちの体を自動的に調整している自律神経のバランスが崩れることで起こる症状です。呼吸、心拍、体温調節、血圧など、意識しなくても働いてくれる神経が乱れると、朝起きられない、立ちくらみ、頭痛、腹痛、めまい、動悸、不安感など、さまざまな不調が現れます。
特に思春期は体の成長が著しく、ホルモンバランスも大きく変化する時期です。そこにSNSやスマートフォンによる精神的ストレスが加わることで、自律神経の負担は以前とは比較にならないほど大きくなっているんですね。
SNS社会の最大の問題は、心が休まる時間がなくなってしまったことです。LINE、Instagram、TikTok、Xなど、複数のSNSを使い分けている10代は珍しくありません。友達からのメッセージには既読スルーできず、投稿には「いいね」の数を気にし、他人と自分を比較して落ち込む、こうした心理的ストレスが24時間続いているんです。
さらに深刻なのは、スマートフォンのブルーライトが睡眠の質を低下させることです。夜遅くまでSNSをチェックしたり、動画を見続けたりすることで、体内時計が狂い、自律神経のバランスが崩れやすくなります。朝起きられない10代が増えているのは、この睡眠リズムの乱れが大きく影響しているんですね。
また、SNS上での人間関係のトラブル、誹謗中傷、いじめの問題なども、精神的なストレスとなって自律神経に影響を与えます。オンラインとオフラインの境界がなくなり、学校から帰っても気が休まらない、そんな状態が続いているお子さんも少なくありません。
当院に来られる10代のお子さんやその保護者の方からよく聞く症状についてお話しします。最も多いのが、朝起きられないという訴えです。夜はしっかり寝ているはずなのに、朝になるとどうしても体が動かない、起きても頭痛やだるさがひどい、午前中は調子が悪いけれど午後には少し楽になる、こういったパターンが典型的なんですね。
他にも、立ち上がったときの立ちくらみやめまい、腹痛、吐き気、動悸、息苦しさ、手足の冷えやしびれ、イライラ、不安感、集中力の低下など、人によってさまざまな症状が現れます。病院で検査を受けても特に異常が見つからないことも多く、それが保護者の方の不安をさらに大きくしてしまうんです。
大切なのは、これらの症状は決して怠けているわけでも、気のせいでもないということです。お子さん自身が一番辛く、本当は学校に行きたい、友達と遊びたい、普通に生活したいと思っているのに、体が言うことを聞かないことに悩んでいるんですね。
10代の自律神経失調症の中でも、特に多いのが起立性調節障害です。これは自律神経の一つである循環器系の調節がうまくいかず、立ち上がったときに血圧が下がってしまい、脳への血流が不足することで起こる症状なんです。朝起きられない、立ちくらみがする、といった症状は、この起立性調節障害の典型的なサインと言えます。
SNS社会が自律神経に与える影響について、もう少し詳しくお話しします。自律神経は、交感神経と副交感神経の2つから成り立っています。交感神経は活動モード、副交感神経はリラックスモードと考えてください。本来、昼間は交感神経が優位に働き、夜になると副交感神経に切り替わって体を休める準備をするんですね。
しかし、夜遅くまでスマートフォンを見続けると、ブルーライトの刺激で脳が昼間だと錯覚してしまい、交感神経が優位なままになってしまいます。そうすると、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりして、十分な休息が取れなくなるんです。
さらに、SNSでの人間関係は常に気を使う必要があり、交感神経を刺激し続けます。メッセージが来たら返さなければ、投稿したら反応をチェックしなければ、という強迫観念のような状態が、心身を休ませる時間を奪ってしまうんですね。
現代の10代は、昔とは比較にならないほど大量の情報にさらされています。ニュース、友達の投稿、インフルエンサーの発信、広告など、1日に処理する情報量は膨大です。この情報過多の状態も、脳に大きな負担をかけ、自律神経のバランスを崩す原因になっているんです。
SNS社会の中で、10代の自律神経を守るために家庭でできる対策をお伝えします。まず最も重要なのは、スマートフォンやSNSとの付き合い方のルールを作ることです。寝る1時間前にはスマホを見ない、夜9時以降はSNSをチェックしない、食事中はスマホを置く、こういったルールを家族で話し合って決めていくことが効果的なんですね。
ただし、一方的に禁止するのではなく、なぜそのルールが必要なのか、どんな影響があるのかを、お子さんと一緒に考えることが大切です。理解した上で実践することで、自分で自分をコントロールする力も育っていきます。
また、朝の光を浴びることも重要です。カーテンを開けて朝日を部屋に入れることで、体内時計がリセットされ、自律神経のリズムが整いやすくなります。起きられない日でも、寝たままでいいので朝の光に触れさせることを習慣にしてください。
規則正しい生活リズムを作ることも大切です。毎日同じ時間に起きる、朝食をしっかり食べる、適度に体を動かす、こうした基本的な生活習慣が自律神経を整える土台になります。特に朝食は、血圧を上げて体を目覚めさせる効果があるので、立ちくらみやめまいがある場合には特に重要なんです。
水分と塩分の摂取も意識してください。10代の自律神経失調症では、血圧が低くなりがちなので、適度な塩分と十分な水分を摂ることで症状が改善することがあります。
何よりも大切なのは、お子さんの辛さを理解し、受け止めてあげることです。「スマホばかり見ているから」「夜更かしするから」と責めるのではなく、SNS社会の中で心身ともに疲れていることを認めてあげてください。本人が一番悩んでいるんですね。
学校との連携も重要です。担任の先生や保健室の先生に状況を伝え、理解を求めることで、お子さんが安心して学校生活を送れる環境を整えることができます。
家庭での対策も大切ですが、症状が長引いたり、日常生活に大きな支障が出ている場合は、専門家に相談することをおすすめします。10代の自律神経失調症は、早めに適切な対応をすることで、改善までの期間を短くすることができるんです。
当院では、思春期のお子さんの自律神経の乱れに対して、心身両面からアプローチする施術を行っています。体の歪みを整えることで神経の働きを正常化し、ストレス検査を通じて心理的な負担も把握しながら、一人ひとりに合わせた治療計画を立てていきます。
これまでに多くの中高生のお子さんが、当院の施術を受けて元気を取り戻し、学校に通えるようになりました。朝すっきり起きられるようになった、頭痛がなくなった、友達と笑顔で過ごせるようになった、そんな喜びの声をたくさんいただいています。
お子さんの不調が続くと、保護者の方も不安で辛い思いをされていることと思います。「スマホを与えたのが悪かったのか」「もっと厳しく管理すべきだったのか」と自分を責めてしまう方もいらっしゃいますが、決してそんなことはありません。SNS社会は避けられない時代の流れであり、その中でどう向き合っていくかが大切なんです。
大切なのは、一人で抱え込まず、専門家の力を借りることです。お子さんの将来のためにも、今この時期に適切なケアをしてあげることが、長い目で見てとても重要になってきます。
10代の自律神経失調症は、適切な対応をすれば必ず改善します。成長とともに体のバランスが整い、症状が落ち着いていくことも多いんです。ただし、放置したり、無理を続けたりすると、より深刻な状態に発展してしまうリスクもあります。
私自身も若い頃、自律神経の乱れで本当に辛い思いをしました。誰にも相談できず、一人で悩んでいた時期があります。だからこそ、同じように悩んでいるお子さんや保護者の方の力になりたいと思って、この仕事を続けているんです。
SNS社会の中で、心身ともに疲れている10代のお子さんたち。その辛さに寄り添い、一日も早く元気を取り戻せるよう、私たちがお手伝いします。もし今、お子さんの症状で悩んでいらっしゃるなら、どうか一人で抱え込まないでください。些細なことでも構いません。まずは一度、ご相談いただければと思います。お子さんが笑顔で学校に通い、やりたいことに打ち込める日常を取り戻すために、全力でサポートさせていただきます。どうぞお気軽にお問い合わせください。

