
院長:こいしお気軽にご相談ください!
こんにちは。整体院きなり・高槻院の磊(こいし)です。部活を頑張っているのに、最近朝起きられなくなった、練習中に立ちくらみがする、なんとなく体がだるくて集中できない、そんな悩みを抱えていませんか。もしかしたらそれ、部活がきっかけで自律神経が乱れているのかもしれません。
実は当院にも、中学生や高校生の方が「部活を始めてから調子が悪い」「朝練がきつくて学校に行けなくなった」といった相談で多く来院されています。私自身も20代の頃に自律神経失調症で苦しんだ経験があるので、その辛さは本当によく分かります。今日は部活が原因で起こる自律神経失調症について、具体的な対処法をお伝えしていきますね。




部活を続けながら体調を整えることは可能だから、一人で抱え込まずに正しい対処法を知ってほしい
部活動がきっかけで自律神経失調症になることは決して珍しくありません。むしろ最近では、真面目に部活を頑張っている中高生ほど、自律神経のバランスを崩しやすい傾向があるんです。
その理由はいくつかあります。まず毎朝の早朝練習による慢性的な睡眠不足です。成長期の中高生には本来8時間以上の睡眠が必要なのに、朝6時や7時から練習があると、どうしても睡眠時間が削られてしまいますよね。次に長時間にわたる激しいトレーニングによる身体的疲労が挙げられます。放課後も2時間、3時間と練習を続けると、体の回復が追いつかなくなってしまうんです。
さらにレギュラー争いや試合でのプレッシャー、先輩後輩関係での気遣いやストレス、SNSでのチーム内の人間関係など、精神的な負担も相当なものがあります。こうした身体的疲労と精神的ストレスが重なることで、体の自動調節システムである自律神経が悲鳴を上げてしまうんですね。
部活をしている中高生の自律神経失調症の中で、一番多いのが起立性調節障害という症状です。これは自律神経の乱れによって血圧や心拍数の調整がうまくできなくなる状態で、思春期の子どもに特に多く見られます。
起立性調節障害の典型的な症状は、朝なかなか起きられない、起きても頭痛やめまいがする、立ち上がるとふらつく、午前中は体がだるくて動けないけれど午後になると元気になる、といったものです。この「午後は元気」という特徴が、周りから「怠けている」と誤解される原因になってしまうんです。
でもこれは決してサボりや甘えではなく、朝は血圧が上がりにくく脳に十分な血液が送れない状態なので、本人の意思ではどうすることもできない医学的な問題なんですね。部活で疲れが溜まっているところに睡眠不足が重なると、この症状が出やすくなります。
部活が原因で自律神経が乱れているかどうか、次のような症状が当てはまるかチェックしてみてください。朝起きるのが以前より辛くなった、目覚まし時計が鳴っても起きられない、立ち上がった時にふらつくことが増えた、練習中に急に動悸がする、頭痛やめまいが頻繁に起こる、なんとなく体がだるくて疲れが取れない、こうした症状が続いている場合は注意が必要です。
また食欲がなくなってきた、夜なかなか寝付けない、イライラしやすくなった、集中力が続かない、些細なことで落ち込みやすくなった、といった精神面での変化も自律神経の乱れのサインです。部活の成績が急に落ちてきた、練習についていけなくなった、という場合も、技術の問題ではなく体調の問題が隠れている可能性があります。
こうした症状が2週間以上続いている場合は、単なる疲れではなく自律神経失調症の可能性が高いので、早めに対処することが大切です。放っておくと症状がどんどん悪化して、最終的には学校にも行けなくなってしまうことがあるんですよ。
部活が原因の自律神経失調症は、適切な対処をすれば必ず改善できます。ここでは今日から実践できる具体的な対処法を5つお伝えしますね。
まず何よりも大切なのが睡眠時間の確保です。中高生には最低でも8時間、できれば9時間の睡眠が必要なんです。部活や勉強で忙しいのは分かりますが、体調を崩してしまっては元も子もありません。
具体的には、夜23時までには必ず寝る習慣をつけてください。朝練がある場合でも、逆算して睡眠時間を確保することが最優先です。どうしても宿題が終わらない時は、朝早く起きてやるより夜は諦めて寝てしまう方が、実は体にとっては良いんですね。睡眠不足のまま勉強しても効率が悪いですし、自律神経はどんどん乱れていってしまいます。
朝起きられない人ほど朝食を抜いてしまいがちですが、これが悪循環を生んでいるんです。朝食を食べないと血糖値が上がらず、さらに体が動きにくくなってしまいます。起立性調節障害の場合は特に、朝食で血圧を上げることが重要なんですね。
食欲がない時でも、バナナ一本やおにぎり一個でもいいので何か口にしてください。そして水分補給も忘れずに。起立性調節障害には水分と塩分をしっかり摂ることが効果的なので、スポーツドリンクや味噌汁などを朝に飲む習慣をつけるといいでしょう。一日1.5リットルから2リットルの水分を目標にしてみてください。
最近はSNSなどを中心に10代でも情報過多になりやすく、誹謗中傷やいらぬ情報を目にして思い悩んでしまう10代が増えています。特に寝る前のスマホは、睡眠の質を大きく下げる原因になっているんです。
ブルーライトが睡眠ホルモンの分泌を妨げるだけでなく、SNSでの人間関係やチームメイトの投稿が気になって、脳が興奮状態のまま眠りにつくことになってしまいます。寝る1時間前にはスマホを見ない、できれば寝室には持ち込まないルールを作ってみてください。最初は辛いかもしれませんが、1週間も続ければ睡眠の質が明らかに変わってきますよ。
症状が出ている時に無理をして全ての練習に参加する必要はありません。顧問の先生に相談して、朝練だけ休ませてもらう、激しい練習は見学にする、体調に合わせて途中で休憩を入れるなど、柔軟な参加方法を考えてもらいましょう。
多くの先生は、きちんと症状を説明すれば理解してくださいます。できれば病院で診断書をもらって、起立性調節障害や自律神経失調症という医学的な問題だと伝えると、よりスムーズに配慮してもらえるはずです。部活を完全に辞めなくても、参加の仕方を工夫することで体調を整えながら続けられる可能性は十分にあります。
レギュラー争いや人間関係のストレスは、自律神経を乱す大きな要因です。一人で抱え込まずに、信頼できる友達や家族、先生に話を聞いてもらうことが大切です。話すだけでも気持ちが楽になることは多いんですよ。
またSNSで他の人と比べて落ち込んだり、ネガティブな情報に触れてストレスを感じている場合は、思い切ってそのアカウントをミュートしたりフォローを外したりすることも必要です。情報をコントロールするのは自分自身なので、自分にとって心地よい環境を作る権利があなたにはあるんです。
対処法を実践しても症状が改善しない場合や、次のような状態になっている場合は、部活を一時休止する勇気も必要です。症状が日に日に悪化している、学校にも行けない日が増えてきた、部活に行くことを考えるだけで気分が沈む、何事にも興味が持てなくなった、夜眠れず朝起きられない状態が続いている、こうした状態は体からの重要なサインなんです。
部活を休むことや辞めることは、決して逃げではありません。自分の体と心を守るための賢い選択です。今無理をして体を壊してしまうより、一度立ち止まって体調を整える方が、長い目で見れば絶対に良い結果につながります。部活は中学や高校で終わりますが、あなたの人生はこれから何十年も続いていくんですから。
一時休止の間に体調を整えて、また戻ってくることもできますし、違う形でスポーツに関わることもできます。選択肢は一つではないということを忘れないでくださいね。
自律神経失調症や起立性調節障害のことを周りに理解してもらうのは、確かに難しいことがあります。目に見えない症状だからこそ、きちんと伝える方法を知っておくことが大切です。
まず親には正直に、今の体の状態を具体的に伝えてください。いつから症状が出ているのか、どんな時に辛いのか、部活との関係はどうなのか、できるだけ詳しく話してみましょう。親は心配するかもしれませんが、それはあなたのことを大切に思っているからです。一緒に病院に行って診断してもらうことも提案してみてください。
顧問の先生には、できれば親と一緒に相談に行くのがベストです。医師の診断書があれば、単なる怠けではなく医学的な問題だということが伝わりやすくなります。午前中は血圧が上がりにくく体が動かないこと、でも午後になると体の調節機能が働いて動けるようになること、こうした医学的な仕組みを説明するといいでしょう。
その上で、どのような配慮をしてほしいか具体的に伝えてください。朝練は休みたい、激しい練習の日は見学したい、途中で休憩を入れたいなど、自分なりの希望を伝えることが大切です。多くの先生は理解してくれますし、一緒に解決策を考えてくれるはずですよ。
友達には、話せる範囲で構いません。全部を説明する必要はありませんが、体調の問題で今は全力で参加できないことだけでも伝えられるといいですね。本当の友達なら、きっと理解して応援してくれます。もし理解してもらえなくても、それは相手の問題であって、あなたが悪いわけではないんです。
自分でできる対処法を実践しても改善が見られない場合は、専門家のサポートを受けることを強くおすすめします。病院では詳しい検査を受けて、必要に応じて薬での治療や生活指導を受けられます。
また私たちのような整体院では、自律神経に直接アプローチする施術を提供しています。当院では17年間で延べ27000人以上の施術実績があり、心身両方の検査を行って一人ひとりの原因を特定した上で、その方に合った施術とアドバイスを提供しています。
薬に頼らず改善したい方、病院で異常なしと言われたけれど症状が続いている方、部活との両立で悩んでいる方、SNSのストレスで眠れない方、どんな相談でも丁寧にお聞きしています。中高生の方も多く通ってくださっていて、部活を続けながら症状を改善した方もたくさんいらっしゃいますよ。
部活が原因で体調を崩してしまったあなたは、決して弱くありません。むしろ一生懸命頑張りすぎたからこそ、体が悲鳴を上げているんです。今は自分の体と心の声に、しっかり耳を傾ける時期なのかもしれません。
朝起きられないのも、練習についていけないのも、あなたの気持ちや根性の問題ではなく、体の調節機能がうまく働いていないことが原因です。だから自分を責める必要は全くないんです。そして一人で抱え込まないでください。親や先生、友達、私たちのような専門家など、あなたを助けたいと思っている人はたくさんいます。
部活を休むことになっても、辞めることになっても、それは失敗ではありません。自分の体を大切にできたということは、むしろ大きな成長です。今は焦らず、しっかりと体調を整えることに集中してください。改善した後にまた部活に戻ることもできますし、別の形でスポーツに関わることもできます。選択肢はたくさんあるんですよ。
そしてSNSで見る他の人の輝いている部分だけと自分を比べないでください。みんな表に出さない悩みや苦しみを抱えています。あなたはあなたのペースで、あなたらしく進んでいけばいいんです。今のこの経験は、きっと将来のあなたの強みになります。
辛い時は辛いと言っていいんです。助けてほしい時は助けてと言っていいんです。どんな小さなことでも構いません。部活のこと、体調のこと、SNSで悩んでいること、何でも相談してください。あなたが一日も早く、やりたいことを思い切りできる毎日を取り戻せるよう、全力でサポートさせていただきます

