
院長:こいしお気軽にご相談ください!
閉経から何年も経つのに、夜中に何度も目が覚めたり、急にカーッと汗をかいたりする方がいます。孫の世話をしていても以前より元気が出ず、これは年齢のせいなのか、更年期障害がまだ続いているのか、判断がつかずに悩む方も少なくありません。
整体院きなり・高槻院のこいしです。この記事では、更年期障害が60代になっても続くときに、家で確認できること、無理に触らないほうがよい状態、相談を考えたいタイミングについてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、更年期障害の症状ページもあわせてご覧ください。日常で確認しやすいポイントから順にお伝えします。




他の可能性も含めて確認しましょう
閉経から何年たっても、ほてりや発汗が続くことがあります。まずはこの状態から一つずつ確認しておきましょう。
数々のご相談の中でも多いのが、閉経から何年も経ってから急にほてりが強くなったという声です。体質によって差があり、60代に入ってから汗の量や顔のほてりが強く出る方もいます。外出先で急に汗が出ると、周りの目が気になってしまうという声もよく聞かれるものです。
「更年期は50代で終わる」という思い込みがあると、60代の不調に戸惑いやすくなります。50代から続く症状がそのまま改善せず、60代まで続いているという方も少なくありません。個人差があることを知っておくだけでも、気持ちが少し軽くなるものです。
体調不良を年齢のせいだと片付けてしまう前に、いくつか確認しておきたいことがあるものです。
60代の不調はすべてが更年期障害というわけではなく、甲状腺の働きや生活習慣の乱れが関係している場合もあります。「もう歳だから仕方ない」と決めつけてしまうと、対処が遅れてしまうことも。健康診断で大きな異常がないと言われても、日々の不調がなくなるわけではありません。
思い込みで片付けず、まずは今の体の状態を確認してみることをおすすめします。血液検査や普段の生活を振り返るだけでも、見えてくることがあるはずです。
実は、更年期障害と自律神経失調症は症状が重なる部分が多く、見分けにくいことがあります。私自身も自律神経の不調を経験したことがあるので、その分かりにくさはよく分かります。
60代になっても症状が長引く背景には、いくつかの要因が重なっていることがあります。
女性ホルモンの減り方は人によって違い、閉経後も体が新しいバランスに慣れるまで時間がかかる方がいます。加えて、姿勢の崩れや呼吸の浅さが自律神経の乱れを強め、ほてりや不眠を感じやすくする面もあるでしょう。前かがみの姿勢が続く方は、その影響を受けやすい傾向があります。
骨盤や背骨の傾きが続くと血流や呼吸のリズムが乱れ、ホルモンの変化と重なって症状が抜けにくくなることもあります。体の使い方も無関係ではないと考えています。長年同じ姿勢で過ごす仕事や家事の癖も、少しずつ影響を積み重ねていきます。
眠れない夜が続くと、気分の落ち込みまで重なってしまうことがあります。
眠りが浅いと自律神経が休まる時間が減り、日中のイライラや気分の沈みにつながりやすくなります。孫の世話や家事に以前のように向き合えず、自分を責めてしまう方も見受けられます。以前は楽しみだった時間にも、億劫さを感じてしまうこともあるでしょう。
この悪循環に気づき、眠りの質を少しずつ良くしていくことが、気分の安定にもつながっていきます。焦らず、小さな変化を積み重ねていく姿勢が大切です。
気分が沈む日が続くと、何もかもやる気が出なくなるものです。
眠れないことへの不安が募ると、余計に眠れなくなるという悪循環に陥りやすくなります。まずは眠れない自分を責めず、日中に少し歩く時間を作るだけでも、夜の眠りが変わることがあります。朝の光を浴びる習慣や、決まった時間に食事をとることも、体内時計のリズムを保つ助けになるでしょう。
誰かに話すだけで気持ちが軽くなることもあります。一人で抱え込まず、家族や専門家に状況を話してみることも、悪循環を止める一歩に。小さな一言が、次の行動につながることもあります。
自宅でできることと、無理をしなくてよい範囲を分けて考えてみましょう。
深い呼吸を意識して体をゆるめる時間を作ったり、寝る前にスマホの光を控えたりするだけでも、自律神経の負担は減らせます。タンパク質を意識した食事も、体調を支える助けになります。豆腐や納豆など、日々の食事に取り入れやすい食材から始める方が多いです。
温かい飲み物でゆっくり体を温めたり、軽いストレッチで骨盤まわりを動かしたりするのも、負担をかけずに続けやすい方法でしょう。夜遅い時間の食事を控えることも、眠りの質を支える一つの工夫になります。
めまいや強い動悸、胸の痛みを感じるときは、無理に運動や家事を続けないほうがよいでしょう。階段の上り下りで息切れが強いときも同様です。
強い頭痛や視界の異常があるときは、更年期の範囲を超えている可能性もあります。早めに医療機関で確認することをおすすめします。
婦人科と整体では、症状に対して確認する視点や役割そのものが少し違います。それぞれの特徴を前もって知っておくと、より安心して相談先を選べるでしょう。
婦人科では血液検査やホルモンの状態を確認し、必要に応じてホルモン補充療法などが提案されることがあります。年代によって検査の内容も変わることがあるため、詳しい検査や治療については、医療機関で確認してください。
血液検査の結果に大きな異常がなくても、症状がつらいと感じる場合は、遠慮なく相談してみてください。数値だけでは分からないつらさもあるはずです。
整体院では、姿勢や歩き方、骨盤や背骨の動きから、自律神経に負担をかけている癖がないかを確認します。普段の靴の減り方や座り方、日々の家事の動きからも、体の傾きが分かることもあるでしょう。長年の生活の中で身についた癖は、本人では気づきにくいものです。
施術によって更年期障害そのものを治療するわけではありませんが、体の負担を減らすことで、症状と付き合いやすくなる方もいます。体が軽くなることで、気持ちにも余裕が生まれることがあるでしょう。
次のような症状が重なるときは、体の負担が大きくなっている可能性があるため、早めに相談することをおすすめします。
気になる症状が一つでもあるときは、様子を見すぎず、早めに医療機関で確認しておくと安心です。自己判断で市販薬だけに頼るのも避けたいところでしょう。
更年期障害は50代で終わるものではなく、60代になっても症状が続くことがあります。体の使い方や生活習慣を見直すことで、症状と付き合いやすくなるケースもあるでしょう。
今日からできることとして、寝る前の深呼吸や、姿勢を正して座る時間を少し増やしてみるだけでも変化を感じる方がいます。日々のちょっとした積み重ねが、これからの体づくりにつながっていきます。無理のない範囲で、少しずつ続けてみてください。
姿勢や体の使い方も含めて確認したい方は、整体院きなり・高槻院へお気軽にご相談ください。

