
院長:こいしお気軽にご相談ください!
最近、体がだるくて気分も落ち込みがちで、もしかして自分は何かの病気なのかと不安になっていませんか。自律神経失調症なのか、それともうつ病なのか、症状が似ているからこそ判断が難しいですよね。病院で検査を受けても「異常なし」と言われてしまって、どうしたらいいのか分からず困っている方も多いのではないでしょうか。
私自身も20代の頃、自律神経失調症やパニック障害に悩まされた経験があり、当時は本当に辛い思いをしました。だからこそ、今同じように悩んでいる方のお気持ちが痛いほどよく分かります。17年間で延べ27,000人以上の施術経験から学んだ知識をもとに、自律神経失調症とうつ病の見分け方について、できるだけ分かりやすくお伝えしていきますので、ご自身の状態を理解するヒントにしていただければ嬉しいです。




2つは別の症状だけど、自律神経の乱れがうつのサインになることもあるので要注意です
自律神経失調症とうつ病は、どちらもストレスが関係していて、体のだるさや気分の落ち込みといった症状が現れるため、区別がつきにくいんですね。実際、医療機関でもどちらか判断が難しいケースも少なくありません。でも、この2つには明確な違いがあって、それを知っておくことで、適切な対処法を見つける第一歩になります。
まず大切なのは、どちらの症状が中心になっているかを見極めることです。自律神経失調症の場合は、動悸やめまい、頭痛、手足の冷えなど、身体的な症状が前面に出てきます。一方、うつ病では気分の落ち込みや意欲の低下、興味や喜びの喪失といった精神的な症状が主体となるんですね。
ただし、どちらか一方だけとは限らず、身体症状と精神症状の両方が現れることもあります。当院に来られる方の中にも、最初は身体の不調だけだったのに、時間が経つにつれて気分も落ち込むようになったという方がたくさんいらっしゃいます。
自律神経失調症では、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで、体のあちこちに症状が現れます。朝起きても体がだるくてすっきりしない、突然動悸がしたり息苦しさを感じる、めまいや耳鳴りが頻繁に起こる、手足のしびれや冷えが続くといった症状が代表的です。
特徴的なのは、病院で検査を受けても異常が見つからないことが多いという点です。血液検査も心電図も正常なのに、本人は確かに辛い症状を感じているわけです。これは自律神経の乱れが原因で起こっている症状だからなんですね。
また、症状が日によって変わったり、時間帯によって強くなったり弱くなったりするのも、自律神経失調症の特徴と言えます。朝は調子が悪いけれど夕方になると少し楽になる、あるいはその逆といったパターンもよく見られます。
うつ病の場合も身体症状は現れますが、それよりも心の症状が中心になります。何をしても楽しくない、今まで好きだったことにも興味がわかない、自分はダメな人間だと感じてしまう、将来に希望が持てないといった気持ちが続きます。
睡眠の問題も特徴的で、夜中に何度も目が覚めてしまったり、朝早く目覚めてしまって二度寝できなかったりします。食欲も落ちて体重が減少することが多いですし、考えがまとまらない、決断ができないといった思考面での変化も見られるんですね。
うつ病の身体症状としては、頭が重い、肩こりや腰痛が続く、胃腸の調子が悪いといったものがありますが、これらは気分の落ち込みに付随して現れることが多いです。
専門家の立場から、この2つの違いを説明させていただきますね。自律神経失調症とうつ病では、体の中で起こっていることが違います。この違いを理解しておくと、なぜ対処法が異なるのかも分かりやすくなります。
自律神経失調症は、自律神経のバランスが崩れることが直接の原因です。自律神経には交感神経と副交感神経があって、この2つがシーソーのようにバランスを取りながら、心拍数や血圧、消化、体温調節などを自動的にコントロールしています。ところがストレスや生活リズムの乱れ、ホルモンバランスの変化などによって、このシーソーが傾いたままになってしまうと、様々な身体症状が現れるわけです。
一方、うつ病では脳内の神経伝達物質、特にセロトニンやノルアドレナリンといった物質が減少することが関係していると考えられています。これらの物質は、気分や意欲、思考をコントロールする役割を持っているため、不足すると精神的な症状が前面に出てくるんですね。
ただし、この2つは完全に別々のものではなく、実は相互に影響し合っています。自律神経が乱れると脳の働きにも影響が出ますし、逆にうつ状態が続くと自律神経のバランスも崩れてきます。だからこそ、併発することもあるわけです。
医療機関での診断という点でも、2つには大きな違いがあります。これは見分けるうえで重要なポイントになります。
うつ病には国際的に認められた診断基準があります。ICD-10(国際疾病分類)やDSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル)といった基準に基づいて、どのような症状がどれくらいの期間続いているかを確認し、診断が行われます。例えば、抑うつ気分や興味・喜びの喪失などの中核症状に加えて、睡眠障害や食欲の変化、思考力の低下などが2週間以上続いている場合に、うつ病と診断されることが多いです。
ところが自律神経失調症には、明確な診断基準が存在しません。様々な検査を行って、他の身体疾患や精神疾患が見つからず、自律神経の乱れによる症状だと判断された場合に、自律神経失調症という診断名がつけられることが多いんですね。いわば除外診断という形になります。
このため、医師によって診断にばらつきが出たり、同じ症状でも病院によって診断名が変わったりすることもあります。当院に来られる方の中にも、ある病院では自律神経失調症と言われたけれど、別の病院ではうつ病の可能性を指摘されたという方がいらっしゃいます。
ここで専門家として特に注意していただきたいのが、自律神経失調症とうつ病は異なる症状ではあるものの、自律神経の乱れがうつ病の初期サインである可能性もあるということです。
最初は動悸やめまい、不眠といった身体症状だけだったのに、それが続くことで徐々に気分の落ち込みや意欲の低下が現れてくることがあります。体の不調が長引くと、それ自体が大きなストレスになって、心の状態にも影響を及ぼしていくわけです。これは私の施術経験からも非常に多く見られるパターンです。
うつ病の方の多くは、実は自律神経も乱れています。気分の落ち込みが先にあって、その結果として自律神経のバランスが崩れ、身体症状が出てくるケースもあれば、逆に自律神経の乱れから始まって、それが悪化してうつ病に発展するケースもあるんですね。
だからこそ、「ただの体調不良だから」と軽く考えずに、早めに専門家に相談することが大切です。自律神経失調症をそのままにしておくと、複数の症状が発症し、仕事や家事が思うようにできなくなりますし、うつ病やパニック障害など、心の病に発展するリスクも高まってしまいます。
実は、自律神経失調症とうつ病は併発することも珍しくありません。最初は身体症状だけだったのに、それが長く続くことで気分も落ち込んでくるというケースがよく見られます。
体の不調が続くと、それ自体がストレスになりますよね。「いつまでこの状態が続くんだろう」「仕事に支障が出てしまう」「周りに理解してもらえない」といった不安や焦りが積み重なって、心の状態にも影響が出てくるわけです。
逆に、うつ病の方も自律神経が乱れています。気分の落ち込みが続くことで、自律神経のバランスも崩れ、動悸やめまい、不眠といった身体症状が現れることも多いんですね。
当院では、こうした心身両面の症状に対応できるよう、独自の検査とアプローチを用意しています。ストレス検査や身体の歪み検査など、4種類の検査で現在の状態を客観的に分析し、あなたに合った施術プランを立てていきます。
体の症状が強い場合、まずは内科を受診して、他の身体疾患がないかを確認することが大切です。甲状腺の病気や貧血、糖尿病など、自律神経失調症と似た症状を起こす病気もあるからです。
血液検査や心電図、必要に応じて画像検査などを受けて、明らかな異常が見つからなければ、自律神経の乱れが原因である可能性が高くなります。このとき、医師から心療内科や精神科の受診を勧められることもあるでしょう。
心療内科は、主に身体症状を伴う心の問題を扱う診療科です。ストレスから来る胃腸の不調や頭痛、動悸といった症状に対して、心と体の両面からアプローチしていきます。自律神経失調症の場合、心療内科が適していることが多いです。
精神科は、より精神的な症状が中心の場合に適しています。うつ病や不安障害、パニック障害などの診断と治療を専門としています。ただし、最近では心療内科と精神科を標榜している医療機関も多く、どちらを受診しても適切な対応をしてもらえることが増えています。
薬に頼りたくない方や、病院での治療に加えて別のアプローチも試してみたい方には、整体という選択肢もあります。当院では、自律神経に特化した施術を行っていて、17年間で延べ27,000人以上の施術実績があります。
特に、病院で検査を受けても異常が見つからず「様子を見ましょう」と言われてしまった方、薬は飲みたくないけれど何か対処したい方には、整体によるアプローチが合っているかもしれません。
自律神経失調症もうつ病も、放置すると症状が悪化したり、長期化したりするリスクがあります。「そのうち治るだろう」と我慢し続けることは、かえって回復を遅らせることになりかねません。
当院に来られる方の中にも、症状が出始めてから数ヶ月、あるいは数年経ってから来院される方がいらっしゃいます。もちろん、そういった方でも改善は可能ですが、専門家として言えることは、早めに対処した方が回復までの期間は短くて済むということです。
自律神経失調症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。そして何より、自律神経の乱れがうつ病のサインである可能性もあるため、身体症状が続いている場合は注意が必要なんです。
体からのサインを感じたら、まずは一度専門家に相談してみることをお勧めします。自分ひとりで抱え込まず、適切なサポートを受けることが、元気な日常を取り戻すための第一歩になります。
私も過去に同じように悩み、誰にも相談できずに苦しんだ経験があるからこそ、今悩んでいるあなたの力になりたいと心から思っています。自律神経失調症なのかうつ病なのか、あるいは両方なのか、まずはしっかりと状態を把握して、あなたに合ったアプローチを一緒に見つけていきましょう。一人で悩むことなく、いつでもお気軽にご相談ください。

