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ペットロスで続く体調不良は自律神経のサインかも

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こんにちは。整体院きなり・高槻院の磊 丈弘です。大切なペットとの別れを経験してから、「なんとなくずっと体調が悪い」「病院では異常なしと言われたのに楽にならない」と感じていないでしょうか。実はその不調、自律神経からのサインかもしれません。

ペットロスになること自体は、長く一緒に暮らしてきた人にとってとても自然で当然の反応です。でも、その悲しみがきっかけで自律神経のバランスが崩れ、心と体の両方に不調が続いてしまうことがあります。今回は、そんな状態から少しずつ抜け出していくためのヒントをお伝えしますね。

院長:こいし

「悲しみ」は悪者ではありませんが、自律神経失調症になってしまった時にはちゃんと対処していきましょう

目次

ペットロスで続く不調はなぜ起こるのか

ペットとの別れは、心に大きな穴が開くような出来事です。そのショックや喪失感、後悔や罪悪感といった強い感情が長く続くと、体の自動調整役である自律神経に負担がかかってしまいます。自律神経は、呼吸、心拍、消化、体温調節など、意識しなくても体が行っている機能を24時間休まず整えてくれている存在です。

ところが、大きなストレスが続くとこの自律神経が緊張しっぱなしになり、うまくオンとオフの切り替えができなくなります。その結果として、不眠、動悸、めまい、胃腸の不調、頭痛、肩こり、倦怠感など、検査では「異常なし」と言われるのに苦しい症状が続いてしまうんですね。

こんな体調不良が続いていませんか

ペットロスをきっかけに自律神経が乱れているときによく見られる症状には、次のようなものがあります。

  • 夜なかなか眠れない、眠れても浅く何度も目が覚める
  • 朝起きても体が重く、疲れがまったく取れていない
  • 動悸や息苦しさを感じる瞬間が増えた
  • 食欲がわかない、または甘いものやジャンクフードばかり欲しくなる
  • 頭痛や肩こりが以前よりもひどくなった
  • 胃の不快感、下痢や便秘が続いている
  • めまいやふらつきが突然起こることがある
  • 仕事や家事に集中できず、ミスが増えた
  • ちょっとしたことでイライラしたり、涙が止まらなくなったりする

これらは「気の持ちよう」ではなく、心と体が限界に近づいているサインです。特に、ペットとの別れから数週間〜数か月たっても体調不良が続いている場合は、自律神経失調症の状態に入っている可能性が高くなります。

ペットロスになるのは当然、でも自律神経失調症には対処が必要

ここで大切なのは、「ペットロスになること」そのものは悪いことではないという点です。長く一緒に暮らしてきた相手を失って心が揺れるのは、むしろ自然で健康な反応です。悲しみを感じるからこそ、そのペットとの絆が本物だったと言えるわけですから。

ただ、悲しみがあまりにも強く長く続き、自律神経が乱れて日常生活に支障が出てくるレベルになってしまった場合には、「つらいけど仕方ない」で放置せず、しっかりとケアしていく必要があります。ペットロスそのものは受け入れながら、自律神経失調症の部分はきちんと整えていく、この二つを同時に進めていくイメージです。

回復のためにまず取り組みたい3つのこと

ペットロスによる自律神経の乱れから抜け出していくうえで、特に大切になるのが次の3つのステップです。どれも難しいことではありませんが、意識して取り組むことで心と体の回復がグッと進みやすくなります。

1. まずはしっかりと悲しみを感じ切ること

一つ目は、「悲しみを感じないようにする」のではなく、「しっかりと感じ切る」ことです。私たちはつい、「もう泣いてはいけない」「早く立ち直らなきゃ」と自分を急かしてしまいがちですが、感情を無理に押し込めると、かえって自律神経に負担がかかります。

泣きたい時は思い切り泣いていいんです。ペットの写真を眺めながら思い出話をしたり、亡くなったペットに向けて手紙を書いたり、「あの時こうしてあげたらよかった」と悔やむ気持ちも含めて、心の中にあるものを一度表に出してあげましょう。感情は押し込めるほど固まり、体調不良という形で表面化しやすくなります。

2. その悲しみを誰かと共有すること

二つ目は、「一人で抱え込まず、誰かと共有する」ことです。ペットロスのつらさは、同じ経験をした人でないとなかなか理解されにくい部分があります。「たかがペットでしょ」と言われて傷つき、それ以来誰にも話せなくなったという方も少なくありません。

だからこそ、あなたの気持ちをわかってくれそうな人を一人でも見つけて、少しずつでいいので本音を話してみてください。家族や友人でもいいですし、ペットロス経験者のコミュニティや、話を聴くプロであるカウンセラーや治療家でもかまいません。「話してもいい場所」があることは、自律神経にとって大きな安心材料になります。

3. 元気を取り戻すことが、亡くなったペットの喜びだと知ること

三つ目は、「あなたが元気を取り戻すことが、亡くなったペットにとって一番の喜びだと知る」ことです。これはきれいごとではなく、長年ペットと暮らしてきた方々のお話をたくさん聞いてきた中で、強く感じていることです。

ペットは、あなたが笑っている時、一番安心していたはずです。落ち込んでいるときは、そっと横に寄り添ってくれていましたよね。そんな存在が、「あなたがいつまでも苦しみ続けること」を望んでいるでしょうか。きっと違うはずです。少しずつでいいから元気を取り戻すこと、それが何よりの供養になるのだと、自分に優しく言い聞かせてあげてください。

自律神経を整えるための日常ケア

ここからは、具体的に自律神経を整えていくためのポイントをお伝えします。どれも特別な道具や知識は必要ありません。できそうなものから、気楽な気持ちで試してみてください。

睡眠のリズムを整える小さな工夫

夜になると亡くなったペットのことを思い出し、涙が止まらず眠れなくなることがあります。そんな時は、まず「眠れない自分を責めない」ことが大切です。そのうえで、寝る前のスマホやパソコンを控え、照明を少し落として深呼吸をしてみてください。ぬるめのお湯にゆっくり浸かるのも、自律神経にはとても良い刺激になります。

どうしても眠れない夜は、無理に寝ようとせず、静かな音楽を聴いたり、日記に気持ちを書き出したりして過ごすのも一つの方法です。「今日は眠れなくてもいいや」と少し力を抜くことで、逆にふっと眠りに落ちることもあります。

食事と水分で体の土台を守る

悲しみの中では、食欲がなくなったり、逆に食べ過ぎてしまったりと、食事が不安定になりがちです。これは自律神経の乱れとも深く関係しています。完璧な食事を目指す必要はありませんが、温かいスープやお味噌汁、お粥、消化の良いタンパク質などを少量でも口にすることを意識してみてください。

水分補給もとても大切です。カフェインやアルコールは自律神経を刺激しやすいので控えめにして、常温の水やノンカフェインのお茶をこまめに飲むようにすると、体の中から少しずつ落ち着いてきます。

軽い運動やストレッチで血流を促す

動く気力が出ない時ほど、体をまったく動かさないでいると、血流が悪くなり、自律神経のバランスも崩れやすくなります。激しい運動は必要ありません。窓を開けて深呼吸をする、首や肩をゆっくり回す、部屋の中を数分歩き回るだけでも立派な一歩です。

かつてペットと一緒に散歩した道を歩くのがつらい場合は、あえて別のルートを選んでもかまいません。大切なのは、「体を少しでも動かしてあげること」。それだけでも自律神経は確実に良い方向へ動き出します。

専門家に頼ることは「弱さ」ではありません

ここまでお伝えしたことを試してみても、体調不良や心のつらさがどうしても改善しないこともあります。その時は、一人で頑張りすぎず、専門家の力を借りることも大切です。これは決して弱さではなく、自分を守るための勇気ある選択です。

心療内科やカウンセリングといった選択肢に加え、自律神経の乱れによる体の不調には、整体や鍼灸などのケアも役立ちます。私自身、自律神経失調症やパニック症状を経験し、母の病気をきっかけに心身について学び始め、一流の治療家の先生方に出会ってきました。その学びと、17年間で延べ27000人以上の施術経験をもとに、心と体の両面からサポートできるよう努めています。

一人で抱え込まず、いつでも相談してください

ペットロスで続く体調不良は、自律神経からの大切なサインです。「我慢すればそのうち何とかなる」と無視してしまうと、心も体もますます疲れ切ってしまいます。反対に、そのサインに気づき、ケアを始めることができれば、少しずつでも必ず楽になっていきます。

あなたが悲しみをしっかり感じることも大切ですし、その悲しみを信頼できる誰かと共有することも大切です。そして何より、あなたが元気を取り戻していくことこそが、亡くなったペットが一番望んでいる姿だと、自信を持ってお伝えしたいと思います。

もし今、「このままではつらすぎる」「誰にも話せず苦しい」と感じているのであれば、どうか一人で抱え込まないでください。整体院きなり・高槻院では、体の状態だけでなく、あなたの今の気持ちも丁寧にお聞きしながら、心と体の両方が少しずつ軽くなっていくようお手伝いをしています。いつでも、タイミングが合う時にご相談くださいね。


院長:こいし

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