
院長:こいしお気軽にご相談ください!
こんにちは、整体院きなり・高槻院の磊です。毎日寒くなってきましたが、体調はいかがですか。実は寒さが厳しくなるこの時期、自律神経失調症の症状が悪化する方がとても多いんです。
体が冷えると自律神経のバランスが崩れやすくなり、だるさ、不眠、めまい、頭痛といった症状が出やすくなります。でも逆に言えば、体と心を温める習慣を身につけることで、症状を改善できる可能性が高いということです。今日は、私が17年間で27,000人以上の患者さんを診てきた経験から、本当に効果のある9つの習慣をお伝えしますね。




体だけでなく心も温めることで、驚くほど自律神経のバランスが整っていきます
自律神経は、交感神経と副交感神経の2つから成り立っています。交感神経は活動モードの神経で、これが優位になると血管が収縮して体は冷えやすくなります。一方、副交感神経はリラックスモードの神経で、優位になると血管が広がって体が温まるんですね。
自律神経失調症の方の多くは、交感神経が過剰に働いている状態です。仕事のストレス、人間関係の悩み、睡眠不足など、様々な要因で交感神経が優位になりすぎてしまっています。すると体は冷え、さらに自律神経が乱れるという悪循環に陥ってしまうわけです。
だからこそ、意識的に体と心を温めて副交感神経を活性化させることが、とても重要になってきます。温めることで血流が良くなり、酸素や栄養が全身に行き渡るようになります。すると内臓の働きも改善され、睡眠の質も上がり、免疫力も高まります。では、具体的にどんな習慣を身につければいいのか、一つずつ見ていきましょう。
シャワーだけで済ませている方、とても多いですよね。でも自律神経失調症を改善したいなら、湯船に浸かる習慣は絶対に身につけてほしいです。ただし、熱いお湯は交感神経を刺激してしまうので逆効果なんです。
38〜40度のぬるめのお湯に15〜20分ゆっくり浸かることで、副交感神経が優位になってリラックスできます。入浴のタイミングは就寝の1〜2時間前がベストです。体温が下がっていく時に自然な眠気が訪れるので、スムーズに眠りにつけるようになりますよ。
入浴剤を使うと、さらにリラックス効果が高まります。ラベンダーやカモミールなど、リラックス効果のある香りのものを選んでみてください。当院の患者さんでも、入浴習慣を見直しただけで睡眠の質が劇的に改善された方がたくさんいらっしゃいます。
首の後ろには太い血管が通っていて、ここを温めると効率よく全身が温まります。また首には副交感神経を刺激するツボもたくさんあるんです。蒸しタオルなら、電子レンジで30〜40秒温めるだけで簡単に作れます。
デスクワークで首がこっている方には、特におすすめの習慣です。仕事の休憩時間に5〜10分、首に蒸しタオルを当てるだけで、随分と楽になります。パソコン作業で首や肩に力が入ってしまうと、筋肉が緊張して血流が悪くなり、それが自律神経の乱れにつながってしまいますからね。
ネックウォーマーを日常的に使うのもいいですよ。外出時はもちろん、家の中でも首を冷やさないように意識してみてください。首を温めるだけで、体感温度が随分と変わってきます。
スマホやパソコンで目を酷使している現代人にとって、目元を温めることはとても大切です。目の周りには自律神経に関係するツボが集まっていて、温めることで副交感神経が刺激されます。ホットアイマスクや蒸しタオルを使って、寝る前の10分間、目元を温める習慣をつけてみてください。
目が疲れていると、頭痛や肩こりにもつながりますし、イライラしやすくなったり集中力が低下したりします。目元を温めると、そういった症状も和らいでいきます。私自身も毎晩実践していますが、目元を温めた日は本当にぐっすり眠れるんですよ。
市販のホットアイマスクも便利ですが、蒸しタオルでも十分効果があります。経済的ですし、温度も自分で調整できるので、ぜひ試してみてください。目元がじんわり温まると、本当に気持ちいいですよ。
お腹には内臓が集中しているため、ここを温めることで内臓の働きが活発になり、自律神経のバランスも整います。腹巻きを使って、日中も就寝時もお腹を温かく保つ習慣をつけてください。
お腹が冷えていると、腸の動きが悪くなって便秘になりやすくなります。実は腸内環境と自律神経には深い関係があって、腸が不調だと自律神経も乱れやすくなるんです。セロトニンという心を安定させる物質の約90%は腸で作られていますから、お腹を温めることは心の安定にも直結します。
冬場はカイロを使うのも効果的ですが、直接肌に当てると低温やけどの危険があります。必ず衣類の上から使うようにしてくださいね。お腹を触って冷たいと感じる方は、特に意識して温めるようにしましょう。
仙骨というのは、お尻の割れ目の少し上にある骨のことです。ここには自律神経が密集していて、温めることで直接的に副交感神経を刺激できる重要な場所なんです。お風呂に入った時に、40度くらいのお湯のシャワーを仙骨に3〜5分当てる習慣をつけてください。
仙骨を温めると、下半身の血流も良くなります。足先の冷えに悩んでいる方は、足だけを温めるより仙骨を温めた方が、実は効果的だったりします。当院でも仙骨周りの施術を重視していますが、ここをケアすると体全体が楽になる方が本当に多いんですね。
座っている時にカイロを当てるのもおすすめです。デスクワーク中に仙骨を温めていると、腰も楽になりますし、体全体がポカポカしてきます。ぜひ試してみてください。
体の外側から温めるだけでなく、内側から温めることも大切です。白湯、生姜湯、ハーブティーなど、温かい飲み物を意識して飲む習慣をつけましょう。特に朝起きた時と寝る前の白湯は、自律神経を整えるのにとても効果的です。
冷たい飲み物ばかり飲んでいると、内臓が冷えて代謝が落ちてしまいます。夏でも常温か温かい飲み物を選ぶようにすると、体の調子が随分と変わってきます。カフェインの多いコーヒーより、ノンカフェインのハーブティーの方が、自律神経には優しいですよ。
生姜には体を温める効果がありますから、紅茶に生姜を入れたり、生姜湯を作ったりするのもおすすめです。朝一番に温かい飲み物を飲むだけで、一日のスタートが随分と違ってきます。
ここからは、心を温める習慣についてお伝えしていきます。実は体を温めることだけでなく、心を温めることの方が、自律神経失調症の改善にはより重要なんです。心が冷えている状態、つまり孤独を感じていたり、誰にも理解されないと感じていたりすると、どれだけ体を温めても改善が難しくなります。
信頼できる人と話す時間を持つことで、心は温まります。自分の気持ちを聞いてもらえる、理解してもらえる。それだけで、心はほっと安心します。すると副交感神経が優位になって、体もリラックスしてくるんですね。
家族でも友人でも、カウンセラーでも構いません。一人で抱え込まず、誰かに話を聞いてもらう習慣をつけてください。当院でも施術中にゆっくりお話を聞かせていただいていますが、話すだけで表情が明るくなる方がたくさんいらっしゃいます。
自律神経失調症の方の多くは、自分に厳しすぎる傾向があります。「もっと頑張らなきゃ」「私なんてダメだ」そんな風に自分を責めていませんか。そうやって自分を責め続けることは、心を冷やしてしまいます。
一日の終わりに、今日できたことを3つ書き出す習慣をつけてみてください。どんな小さなことでも構いません。「朝ごはんを食べた」「仕事に行けた」「お風呂に入れた」それでいいんです。自分ができたことを認めてあげることで、心が温まります。
自分を認めることができるようになると、自然と自律神経のバランスも整ってきます。私自身も、かつて自律神経失調症に苦しんでいた時、自分を責めることをやめたら、随分と楽になった経験があります。あなたは十分頑張っています。それを認めてあげてください。
好きな音楽を聴く、好きな香りを嗅ぐ、好きな景色を見る、ペットと触れ合う、好きな食べ物を味わう。そういった心が喜ぶことを、一日に一つでいいから実践する習慣をつけてください。心が喜ぶと、自然と体も温まってきます。
趣味の時間を持つことも大切です。仕事や家事に追われて、自分の時間がないという方が多いですが、一日15分でもいいんです。自分のために使う時間を作ってください。その時間が、心を温めてくれます。
自然の中で過ごす時間も、とてもおすすめです。公園を散歩するだけでも、心が落ち着いてきます。太陽の光を浴びることで、セロトニンという幸せホルモンも分泌されますから、心身ともに良い影響があります。無理のない範囲で、心が喜ぶことを日常に取り入れてみてください。
9つの習慣をお伝えしましたが、全部を一度に始める必要はありません。まずは一つか二つ、やりやすいものから始めてみてください。習慣化するには、無理なく続けられることが一番大切です。
続けていくうちに、体や心の変化を感じられるようになってきます。「最近よく眠れるようになった」「体が温かくなってきた」「イライラすることが減った」そんな小さな変化に気づいたら、それを喜んでください。その喜びが、また心を温めてくれます。
そして大切なのは、完璧を目指さないことです。できない日があっても、自分を責めないでください。「今日はできなかったけど、また明日やればいい」そんな風に、優しく自分を見守ってあげてください。その優しさが、心を温めます。
9つの習慣を実践することで、多くの方が症状の改善を実感されます。でも、それだけでは改善しない場合もあるんです。自律神経失調症の原因は人それぞれで、体の歪み、ホルモンバランスの変化、トラウマ、慢性的な疲労など、複数の要因が複雑に絡み合っていることが多いからです。
セルフケアで一時的に楽になっても、根本的な原因が解決されていなければ、また症状が戻ってきてしまいます。だからこそ、あなた自身の症状の原因をしっかり見極めることが何より大切なんです。
当院では、4種類の独自検査であなたの自律神経の状態を客観的に分析します。ストレス検査、歪み画像検査など、心と体の両面から原因を探っていきます。そして17年間で27,000人以上の施術実績から得たデータをもとに、あなたに最適な改善プランをご提案します。
当院に通われて、自律神経失調症から卒業された方々は、こんな変化を実感されています。
心身両方にアプローチする当院の整体は、自律神経失調症との相性が非常に良く、劇的に改善されるケースも多く見られます。もちろん個人差はありますが、多くの方が数週間から数ヶ月で明らかな変化を実感されています。
薬を飲んでいても改善しなかった方、他の整骨院やマッサージ院で効果が感じられなかった方、そんな方こそ、ぜひ一度ご相談ください。諦める必要はありません。
自律神経失調症は、早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。「もう少し我慢すれば治るかも」「病院で異常がないと言われたから大丈夫」そう思って放置していると、どんどん症状が悪化して、治すのに時間がかかってしまいます。
今日お伝えした9つの習慣は、今日からでも始められる効果的なセルフケアです。でも、それだけでは改善しない、もっと根本から治したい、そう感じているなら、私たちにお手伝いさせてください。
私自身も、かつて自律神経失調症やパニック障害に苦しんだ経験があります。誰にも相談できず、一人で抱え込んで、本当につらい日々を過ごしました。体も心も冷え切っていました。だからこそ、同じように苦しんでいる方の力になりたい。あなたの体も心も温めるお手伝いをしたい。そんな想いで、この仕事を続けています。
あなたの症状は、必ず改善できます。あなたに合った方法が、必ずあります。一人で悩み続けるのは、もう終わりにしませんか。お電話でも、メールでも、LINEでも構いません。まずは一度、お気軽にご相談ください。あなたの体も心も温かくなるよう、私たちが全力でサポートします。あなたからのご連絡を、心よりお待ちしています。

