ブシャール結節

ブシャール結節とは

ブシャール結節とは、指の第2関節（中間の関節）にできる骨の出っ張りのことです。関節の軟骨が摩耗することで骨が変形し、関節が腫れたり硬くなったりしてコブのように見えるのが特徴です。40歳代以降の女性に多く見られ、痛みやこわばり、指の動きの制限などを引き起こします。

指の第1関節にできるヘバーデン結節とは異なり、中間の関節に生じるため、より日常生活への影響が大きくなることがあります。

関節疾患全体の統計によると、変形性関節症は日本国内で推定約1000万人以上が罹患しているとされています。その中でもプシャール結節を含む指関節の変形性関節症は、40歳以上の女性では約15-20%に見られるという報告があります。特に更年期以降の女性に多く、手を良く使う職業の方により高い発症率が認められています。

ブシャール結節を放置すると症状が進行し、深刻な問題が生じます。関節の変形がさらに進行し、指が曲がったまま伸ばせなくなったり、完全に握り込めなくなる可能性があります。また、関節周囲にミューカスシストという水ぶくれのような嚢胞ができることもあり、これが破れると細菌感染のリスクが高まります。

最終的には、テレビのリモコンが押せない、包丁が握れない、ペンが持てないなど日常生活の基本動作が困難になります。重症化すると手術が必要となり、腱の切除や人工関節置換術が必要になる場合もあります。QOL（生活の質）が著しく低下し、趣味や仕事にも大きな支障をきたすようになってしまいます。

ブシャール結節の原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中でも、指の変形や痛みでお悩みの方が増えています。

ブシャール結節の原因として次のものが挙げられます。

ブシャール結節はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、指関節の可動域減少や関節周囲の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、ブシャール結節が発症します。それは人によって違い、単に関節を動かしたり湿布を貼るだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。プシャール結節でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ブシャール結節への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

痛みを一時的に抑えるだけで、根本的な解決にならないことが多く、長期で使用すると、副作用のリスクもあります。また、薬の効果が切れると痛みがまた再発しやすいです。長期使用により胃腸障害、腎機能障害、肝機能低下のリスクがあり、根本的な治療にはならず症状の一時的な緩和にとどまります。

装具療法

一時的な症状緩和にとどまることが多く、継続的な通院が必要になります。長時間の装着により関節の動きが制限され、筋力低下や関節拘縮を招く可能性があります。

注射療法

効果が一時的で繰り返し治療が必要であり、感染リスクや副作用の懸念があります。ヒアルロン酸注射は一時的な痛みの軽減には効果がありますが、根本的な原因解決には至らないことが多いです。

手術療法

関節固定術では可動域が永続的に制限され、関節形成術も根本治療ではなく見た目の改善が主目的となります。術後の回復期間が長く、必ずしも症状が完全に改善するとは限りません。

理学療法

継続的な通院が必要で、適切な負荷調整ができないと症状悪化のリスクがあります。また、効果がかなり限定的だということが言えます。

ブシャール結節を改善するために

まずはあなたのブシャール結節の原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになりますし、改善も見込めないからです。

当院では、ブシャール結節の根本的な改善を目指しています。単に症状を抑えるのではなく、なぜブシャール結節が起こったのかという原因を突き止め、その原因を取り除くことで改善に導きます。多くの場合、自律神経の乱れによる血流不良が関与しています。指先への血流が滞ることで、関節軟骨の栄養状態が悪化し、変性が進行してしまうのです。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、ブシャール結節の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

経験豊富な院長が問診から施術まで全て担当いたします。院長が、カウンセリング・検査・施術まで一貫して行うため、常に高いレベルで安定した治療を受けることができます。

当院では、心身両面からのアプローチにより自律神経を整え、血流改善と自然治癒力の向上を図ります。これまでに多くの方が手術を回避し、日常生活を取り戻されています。身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。小さな変化を拾って、その都度、対応を変えていくことで、治療効果がより高まります。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整形外科や他の治療院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

ブシャール結節のQ＆A

ブシャール結節は自然に治りますか？

残念ながら自然治癒は期待できません。しかし適切な施術により痛みの軽減や進行の抑制は可能です。早期の対応が重要となります。

ブシャール結節の人がやってはいけないことは？

指への過度な負担をかける作業や、痛みを我慢して無理に動かすことは避けてください。炎症を悪化させる可能性があります。

手術以外で改善する方法はありますか？

当院では自律神経を整える施術により血流改善と自然治癒力の向上を図ります。多くの方が手術を回避できています。

遺伝するのでしょうか？

遺伝的要因は完全には否定できませんが、生活習慣や環境要因の影響が大きいため予防や改善は十分可能です。

他の指にも広がりますか？

放置すると他の指にも症状が現れる可能性がありますが、適切なケアにより予防できます。

痛みがない時期があるのはなぜ？

炎症の程度により痛みには波があります。痛みがなくても変形は進行するため継続的なケアが大切です。

ヘバーデン結節との違いは何ですか？

プシャール結節は第2関節、ヘバーデン結節は第1関節に生じます。どちらも根本的な原因は同じです。

関節リウマチとの見分け方は？

リウマチは複数関節の対称性の腫れが特徴で、血液検査でも判別可能です。専門的な鑑別診断が必要です。

ブシャール結節で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体とブシャール結節は、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

ブシャール結節の症状が改善されることで、諦めていた趣味や活動を再開できるようになります。特に手先を使う作業が楽になることで、仕事や家事の効率も向上し、QOL（生活の質）が大幅に改善されます。痛みから解放されることで精神的なストレスも軽減され、明るく前向きな気持ちで毎日を過ごせるようになります。

ブシャール結節は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。