不安神経症

不安神経症とは

不安神経症（全般性不安障害）は、日常生活の中で明確な理由がないにも関わらず、強い不安や心配が長期間続く状態です。単なる心配性とは異なり、その不安をコントロールできず、動悸、発汗、めまいなどの身体症状も伴います。まさに「現代病」と言える状況です。

厚生労働省の調査によると、令和2年度時点で精神疾患を有する総患者数は約614.8万人となっています。このうち神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害が123.7万人を占めており、不安神経症もこの分類に含まれます。

初期は「少し不安なだけ」と感じても、放置すると症状が強くなり慢性化します。日常の動作が苦痛に変わり、外出するだけでもつらくなります。重症化するとうつ病やパニック障害などの他の精神疾患を併発するケースもあります。

また、夜中に不安で目が覚めてしまうなど、睡眠の質が低下したり、それにより症状が増すという悪循環になることもあります。そして、それが日常のストレスとなり、社会生活から完全に離脱してしまう人も多いです。

不安神経症の原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中で、不安神経症でお悩みの人も、多く来院されています。

不安神経症の原因として次のものが挙げられます。

不安神経症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、自律神経系のバランスが崩れ、不安や恐怖をコントロールできなくなります。それは人によって違い、単に薬物療法だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。不安神経症は１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

不安神経症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

当院でも、薬物療法の必要性は理解しています。ただ、根本的な解決にならないことが多いのが現状です。

不安神経症において、薬物療法では一時的な症状緩和は期待できても、根本的な改善には至らないことの方が多いというのが現状で、不安神経症への対応としては不十分と言えます。

認知行動療法

効果が現れるまでに時間がかかり、継続的な通院と患者自身の積極的な取り組みが必要で、治療者との相性も重要な要素となります。また、認知行動療法だけでは身体的な症状への対応が限定的です。

また、心理的なアプローチのみでは、自律神経系の乱れや身体的な緊張状態の改善には限界があります。自律神経調整整体やカウンセリング、他の心理セラピーと併用するのが望ましいです。

暴露療法

まず、暴露療法で治る不安神経症がほとんどであれば、自律神経調整整体やカウンセリング、心理セラピーに頼る人はほぼいないはずです。ということは、効果が限定的だということが言えます。

実際、暴露療法では治療過程で一時的に不安が強くなることがあり、適切な段階設定と専門家の指導なしに行うと症状が悪化する危険性があります。

不安神経症を改善するために

まずはあなたの不安神経症の原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになりますし、改善も見込めないからです。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、不安神経症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

長年の経験から組み立てられた効果の高い整体技術で、ただ筋肉や骨格の調整ではなく、神経やストレスにもアプローチし、心身同時に調整していきます。痛みもなく、体に優しい、安心できる治療法です。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。小さな変化を拾って、その都度、対応を変えていくことで、治療効果がより高まります。

抗不安薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、心療内科やカウンセリング院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

不安神経症のQ＆A

不安神経症は自然に治りますか？

軽度の場合は環境の変化やストレス軽減により自然改善することもありますが、多くの場合は適切な治療とセルフケアが必要です。症状を放置すると悪化する可能性が高いため、早めの対処が重要です。

不安神経症の人がやってはいけないことは？

カフェインの過剰摂取、睡眠不足、過度な飲酒、ストレスの溜め込み、症状の我慢などは避けるべきです。規則正しい生活リズムを心がけ、適度な運動やリラクゼーションを取り入れることが大切です。

不安神経症とうつ病の違いは何ですか？

不安神経症は不安や恐怖が主症状ですが、うつ病は気分の落ち込みや意欲低下が中心となります。ただし併発することもあり、専門家による適切な診断が必要です。

薬を飲まずに改善する方法はありますか？

生活習慣の改善、ストレス管理、呼吸法、運動療法、整体などの施術など、薬以外のアプローチも効果的です。当院では薬に頼らない根本的な改善を目指しています。

不安神経症は完治するのでしょうか？

適切な治療により症状をコントロールし、日常生活に支障のない状態まで改善することは十分可能です。根本的な原因にアプローチすることで、症状の改善が期待できます。

家族はどのようにサポートすればいいですか？

症状を理解し、否定せずに受け入れ、治療に協力的な姿勢を示すことが重要です。過度な心配も避け、患者さんのペースに合わせたサポートを心がけましょう。

不安神経症で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体と不安神経症は、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

不安神経症が改善されると、これまで制限されていた日常生活が大きく変わります。仕事でのパフォーマンスが向上し、人間関係も良好になります。何より、毎日を前向きに過ごせるようになり、人生の質が大幅に向上します。

不安神経症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。