ドライマウス

ドライマウスとは

ドライマウス（口腔乾燥症）とは、何らかの原因によって唾液の分泌量が減少し、口の中が慢性的に乾燥する状態のことです。単に「喉が渇く」という一時的な症状ではありません。

唾液の量や質に問題が生じることで、口の中のネバつき、痛み、食事の困難、口臭の悪化など、日常生活に支障をきたす様々な症状が現れる疾患です。

日本ドライマウス研究会によると、日本には約800万人のドライアイ患者が存在し、その多くがドライマウスの症状も併発していると報告されています。また、欧米の疫学調査では人口の約25％が本症に罹患しているとされており、日本でも同様の割合で患者が存在すると推定されます。

特に40歳以上の女性に多く見られ、現代人の生活習慣の変化により患者数は増加傾向にあります。

初期は「少し口が乾くだけ」と感じても、放置すると症状が強くなり慢性化します。日常の食事や会話が苦痛に変わり、人前で話すことも辛くなります。重症化すると誤嚥性肺炎などの進行した病気につながるケースもあります。

また、夜中に口の渇きで目が覚めてしまうなど、睡眠の質が低下したり、それにより疲労が蓄積するという悪循環になることもあります。そして、それが日常のストレスとなり、イライラしやすくなる人も多いです。

ドライマウスの原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中で、ドライマウスでお悩みの人も、一定数来院されています。

ドライマウスの原因として次のものが挙げられます。

ドライマウスは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、唾液腺の機能低下や自律神経の乱れ、口腔内環境の悪化などが発生し、ドライマウスが発症します。それは人によって違い、単に保湿剤を使用したり薬剤を調整するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。ドライマウスは１７年間の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ドライマウスへの対応として、次のようなものが一般的です。

人工唾液・保湿剤

当院でも、口腔ケアの重要性は認識しています。ただ、保湿剤だけに頼っているわけではありません。根本的な原因にアプローチして、自然な唾液分泌の回復を目指します。

ドライマウスにおいて、人工唾液や保湿剤では一時的な緩和にとどまることが多いというのが現状で、ドライマウスへの対応としては不十分と言えます。

唾液分泌促進薬

症状を一時的に改善するだけで、根本的な解決にならないことが多く、長期で使用すると、副作用のリスクもあります。また、薬の効果が切れると症状がまた再発しやすいです。

また、唾液分泌促進薬の長期使用は、発汗や頻尿、消化器症状など、さまざまな副作用が報告されています。

原因疾患の治療

基礎疾患の治療だけではなかなか改善しないドライマウスが多く、効果があってもかなり時間がかかるため途中断念する人が多いのが現状です。

ドライマウスを改善するために

まずはあなたのドライマウスの原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになりますし、改善も見込めないからです。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、ドライマウスの原因を見つけ出します。

多くの場合、ドライマウスは自律神経の乱れやストレス、生活習慣の問題が複雑に絡み合って発症しています。当院では4種類の独自検査により、あなたの症状の真の原因を特定します。

そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

当院の特徴

治療家歴１７年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、神経やストレスに同時にアプローチする新発想の治療法により、長年の経験から組み立てられた効果の高い整体技術で、ただ筋肉や骨格の調整ではなく、神経やストレスにもアプローチし、心身同時に調整していきます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、歯科や口腔外科、他の治療院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

ドライマウスのQ＆A

ドライマウスは自然に治りますか？

原因によって異なります。一時的なストレスや薬剤が原因の場合は改善の可能性がありますが、加齢や慢性疾患が原因の場合は適切な対処が必要です。

ドライマウスの人がやってはいけないことは？

口呼吸、過度の飲酒・喫煙、カフェインの過剰摂取は避けましょう。また、酸性の強い食品の摂りすぎも歯を傷める可能性があります。

ドライマウスと更年期障害の関係は？

更年期のホルモンバランスの変化により、唾液分泌が減少することがあります。また、更年期治療薬の副作用も影響する場合があります。

ドライマウスが原因で味覚障害になりますか？

唾液は味物質を味蕾に運ぶ役割があるため、ドライマウスにより味覚が鈍くなることがあります。

人工唾液以外に効果的な治療法はありますか？

唾液腺マッサージ、生活習慣の改善、適切な水分補給、自律神経調整整体、ストレスケア、カウンセリング、など、総合的なアプローチが重要です。

食事で改善できる方法はありますか？

よく噛む食品、酸味のある食品、昆布や納豆など唾液分泌を促す食品を取り入れることで改善が期待できます。

ドライマウスで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体とドライマウスは、非常に相性がよく、中には早期に改善するケースも見られます。

ドライマウスは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。