湿疹

湿疹とは

湿疹とは、皮膚に赤みやブツブツ、水ぶくれなどの炎症が起こり、強いかゆみを伴う皮膚の病気です。皮膚炎とも呼ばれ、外部からの刺激物質やアレルギー反応、ストレスなどが原因となって発症します。まさに現代人の多くが悩む症状と言える状況です。

日本における湿疹・皮膚炎の患者数は、厚生労働省の患者調査によると約35万人とされています。しかし、軽症例や受診していない潜在的な患者を含めると、実際の患者数はこの数倍に上ると推定されています。特に手湿疹は、成人女性の約10-15%が経験するとされています。

初期は「少しかゆいだけ」と感じても、放置するとかゆみが強くなり長期化します。掻き壊しで皮膚のバリア機能がさらに低下し、細菌感染を起こすリスクが高まります。重症化すると全身に症状が広がり、日常生活に深刻な支障をきたすケースもあります。

また、夜中にかゆみで目が覚めてしまうなど、睡眠の質が低下したり、それにより免疫力が低下するという悪循環になることもあります。そして、それが日常のストレスとなり、精神的な負担も大きくなる人も多いです。

湿疹の原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中で、湿疹でお悩みの人も、一定数来院されています。

湿疹の原因として次のものが挙げられます。

湿疹は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、皮膚の炎症反応や免疫機能の異常、自律神経の乱れなどが発生し、湿疹が発症します。それは人によって違い、単に薬を塗ったり原因物質を避けるだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。湿疹は１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

湿疹への対応として、次のようなものが一般的です。

ステロイド外用薬

当院でも、薬を否定するわけではありません。ただ、症状を抑えているだけで、根本的な解決にはなっていません。

湿疹において、ステロイド外用薬は一時的な効果はあるものの、使用を中止すると症状が再発しやすいというのが現状で、湿疹への対応としては不十分と言えます。

抗ヒスタミン薬

かゆみを一時的に抑えるだけで、根本的な解決にならないことが多く、長期で使用すると、副作用のリスクもあります。また、薬の効果が切れるとかゆみがまた再発しやすいです。

また、抗ヒスタミン薬の長期使用は、眠気や口の渇きなど、さまざまな副作用が報告されています。

保湿剤

まず、保湿剤で治る湿疹がほとんどであれば、整体に頼る人はほぼいないはずです。ということは、効果が限定的だということが言えます。

実際、保湿ケアなどではなかなか治らない湿疹が多く、効果があってもかなり時間がかかるため途中断念する人が多いのが現状です。

湿疹を改善するために

まずはあなたの湿疹の原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになるますし、改善も見込めないからです。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、湿疹の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

多くの湿疹は、ストレスや自律神経の乱れが大きく関わっています。皮膚は「第二の脳」とも呼ばれ、精神状態と密接に関連しているのです。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。種類の心身両方の検査で不調の原因を特定し、神経やストレスに同時にアプローチする新発想の治療法を提供しています。

内服薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、皮膚科や他の治療院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

湿疹のQ＆A

湿疹は自然に治りますか？

軽度の湿疹は原因を取り除くことで自然治癒する場合もありますが、慢性化したものは適切な治療とケアが必要です。放置すると悪化する可能性が高いため、早期の対処が重要です。

湿疹の人がやってはいけないことは？

患部を強く掻く、熱いお湯での入浴、刺激の強い石鹸の使用、アルコールや香辛料の過度な摂取、ストレスの蓄積などは症状を悪化させるため避けるべきです。

ステロイドを使わずに治す方法はありますか？

保湿ケア、原因物質の回避、生活習慣の改善、ストレス管理などの方法があります。ただし重症例では医師の指導のもと適切な治療を受けることが大切です。

湿疹とアトピー性皮膚炎の違いは何ですか？

湿疹は様々な原因で起こる皮膚炎の総称で、アトピー性皮膚炎はその中の一つの疾患です。アトピーは遺伝的素因があり、慢性的に経過する特徴があります。

食べ物で湿疹が悪化することはありますか？

アレルギー体質の方では特定の食品が湿疹を悪化させることがあります。また香辛料やアルコールは血行を促進し、かゆみを増強させる可能性があります。

湿疹は遺伝しますか？

湿疹そのものが遺伝するわけではありませんが、アレルギー体質やアトピー素因は遺伝的要因が関与することがあります。家族歴がある場合は注意が必要です。

湿疹で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体と湿疹は、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

湿疹が改善されると、これまで制限されていた多くのことが可能になります。かゆみから解放されることで睡眠の質が向上し、日中のパフォーマンスも大幅に改善されるでしょう。

見た目を気にすることなく、自信を持って人との交流を楽しめるようになります。手袋を手放せなかった家事も、素手で気持ちよく行えるようになり、日常生活の質が格段に向上します。

湿疹は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。