あがり症

あがり症とは

あがり症とは、人前に出たり注目を浴びる状況において、過度な緊張や不安を感じてしまう状態のことです。医学的には「社交不安障害」と呼ばれることもあります。単なる恥ずかしがりとは異なり、日常生活や仕事に支障をきたすほどの強い症状が現れるのが特徴です。

顔の赤面、大量の発汗、手足の震え、声の震えなどの身体症状と、頭が真っ白になる、パニックになるなどの精神症状が現れます。日本は「恥の文化」の国であるため、多くの人々が潜在的に悩んでいる可能性が高いと考えられています。まさに現代社会の隠れた問題と言える状況です。

特に、昇進や転職などで人前に出る機会が増えた人の中で、あがり症に悩む人が急増しているというデータもあります。

初期は「少し緊張するだけ」と感じても、放置すると症状が強くなり慢性化します。人前に出ることが苦痛に変わり、会議や発表の場面を避けるようになります。重症化すると外出すること自体が困難になり、うつ病やパニック障害を併発するケースもあります。

また、夜中に翌日の会議のことを考えて目が覚めてしまうなど、睡眠の質が低下したり、それにより不安が増すという悪循環になることもあります。そして、それが日常のストレスとなり、イライラしやすくなる人も多いです。

あがり症の原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中で、あがり症でお悩みの人も、一定数来院されています。

あがり症の原因として次のものが挙げられます。

あがり症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、自律神経の乱れや筋肉の過度な緊張、心理的な不安の増大などが発生し、あがり症が発症します。それは人によって違い、単に薬で症状を抑えたり心理的なアプローチだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。あがり症は１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

あがり症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

当院でも、心理的なアプローチは活用しています。ただ、薬で症状を抑えている訳ではありません。根本的な原因を見つけて、どの部分に負担がかかりやすくなっているのかを見ます。

あがり症において、薬物療法では根本的な解決にならず、薬の効果が切れると症状が戻ってしまうことが多いというのが現状で、あがり症への対応としては不十分と言えます。

認知行動療法（CBT）

効果が現れるまでに時間がかかり、継続的な通院と自己練習が必要です。また、専門的な治療者が少ないため、適切な指導を受けることが困難です。

また、認知行動療法の長期利用は、思考パターンの変化に時間がかかり、途中で挫折してしまう人も多いのが現状です。整体や他のセラピーとの併用が望ましいです。

エクスポージャー法

まず、エクスポージャー法で治るあがり症がほとんどであれば、整体に頼る人はほぼいないはずです。ということは、効果がかなり限定的だということが言えます。

実際、段階的な練習が必要で途中で挫折してしまう可能性があり、適切な指導者のもとで行わないと逆効果になることもあるため途中断念する人が多いのが現状です。

あがり症を改善するために

まずはあなたのあがり症の原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになるますし、改善も見込めないからです。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、あがり症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

また、あがり症の改善には、心と身体の両面からのアプローチが不可欠です。当院では、単に症状を抑えるのではなく、根本的な原因を特定し、改善していくことを重視しています。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、神経やストレスに同時にアプローチする新発想の治療法で、痛みもなく、体に優しい安心できる施術を行います。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、心療内科やカウンセリング院、話し方教室で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

あがり症のQ＆A

あがり症は自然に治りますか？

あがり症は放置すると悪化する傾向があるため、自然治癒は期待できません。適切な対処法を継続的に実践することで改善が期待できます。早めの対処が何よりも必要です。

あがり症の人がやってはいけないことは？

緊張する場面を完全に避け続けることは症状を悪化させます。また、過度なカフェインや睡眠不足も症状を増強させるため注意が必要です。

あがり症と社交不安障害の違いは何ですか？

あがり症は一般的な呼び方で、医学的には社交不安障害と診断されます。症状の程度や日常生活への影響によって判断されます。

あがり症は遺伝しますか？

遺伝的要因も関係していますが、環境要因の方が大きな影響を与えるとされています。親の行動パターンを学習することも影響します。

あがり症は完治しますか？

適切な治療と継続的な取り組みにより、症状を大幅に改善することは可能です。完全な克服には個人差がありますが、日常生活に支障のないレベルまで改善できます。

あがり症に効果的な食べ物はありますか？

トリプトファンとビタミンB6を含む肉類や魚介類、バナナなどがセロトニンの生成を助け、症状の軽減に役立つとされています。また、水分をしっかり摂ることもすごく大切です。

あがり症で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体とあがり症は、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

あがり症が改善されることで、あなたの人生は大きく変わります。仕事でもプライベートでも、自信を持って人とコミュニケーションを取れるようになるのです。

あがり症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。