貧血

貧血とは

貧血とは、血液中で酸素を運ぶ役割を持つ赤血球のヘモグロビン濃度が基準値以下に減少し、全身に十分な酸素が届かなくなる状態です。血液の量が少ないわけではなく、酸素を運ぶ能力が低下することで、体の各部位が酸素不足になり、様々な不調が現れます。特に女性に多く見られる症状です。

厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、成人女性の約20-30%が貧血またはその予備軍とされています。月経のある年代の女性では鉄欠乏性貧血が多く見られ、妊娠・授乳期にはさらに頻度が高くなります。

貧血を放置すると、心臓や肺が酸素不足を補おうと過度に働き続けるため、心機能への負担が蓄積されます。慢性的な酸素不足により脳機能が低下し、集中力や記憶力の著しい悪化、うつ症状の発現リスクが高まります。重症化すると心不全や不整脈といった生命に関わる合併症を引き起こす可能性があります。

また、免疫力の低下により感染症にかかりやすくなり、日常生活においても家事や仕事に支障をきたし、家族との時間を楽しむことも困難になってしまいます。そして、それが日常のストレスとなり、イライラしやすくなる人も多いです。

貧血の原因

当院では、さまざまな症状でお困りの方が多くお越しいただいていますが、その中で、貧血でお悩みの人も、一定数来院されています。

貧血の原因として次のものが挙げられます。

貧血は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、赤血球の産生能力低下や鉄分の吸収不良、継続的な血液損失などが発生し、貧血が発症します。それは人によって違い、単に鉄剤を服用するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。貧血は１５年以上の豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

貧血への対応として、次のようなものが一般的です。

鉄剤の処方

当院でも、栄養面のアドバイスは行っています。ただ、鉄分補給だけに頼るのではありません。なぜ貧血になったのかという根本原因を見つけることを重視しています。

貧血において、鉄剤の処方では胃腸障害が高頻度で発生し、継続困難となるケースが多いというのが現状で、貧血への対応としては不十分と言えます。

原因疾患の治療

手術が必要な場合には身体的負担が大きく、回復期間も長期にわたります。また、原因が特定できない場合には対症療法に留まることが多く、根本的な解決にならないことが多いです。

また、手術による身体への負担は大きく、術後の回復や日常生活への復帰にも時間がかかるため、患者さんの負担も大きくなります。

栄養指導

食事療法だけでは重度の貧血の改善には時間がかかり、即効性に欠けるため途中断念する人が多いのが現状です。また、個人の生活スタイルや嗜好との兼ね合いで実践が困難な場合があります。

貧血を改善するために

まずはあなたの貧血の原因を、検査やカウンセリングを通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまうと、かえって遠回りになるますし、改善も見込めないからです。

当院では、貧血の根本的な改善を目指し、心身両面からのアプローチを行います。単に症状を抑えるのではなく、なぜ貧血になったのかという根本原因を探り、体質改善を図ることで再発防止も視野に入れた治療を提供しています。

当院は、さまざまな原因を想定した充実した検査で、貧血の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして、計画立てて施術を進めていきます。

当院の特徴

治療家歴１５年以上の経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。小さな変化を拾って、その都度、対応を変えていくことで、治療効果がより高まります。

自律神経の調整により血液循環を改善し、内臓機能を活性化させることで、体本来の造血機能を高めます。また、ストレス管理や生活習慣の見直しを通じて、貧血を引き起こす要因を取り除いていきます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、病院や他の治療院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

貧血のQ＆A

貧血は自然に治りますか？

軽度の栄養不足による貧血は生活習慣の改善で自然治癒する場合もありますが、慢性出血や重篤な疾患が原因の場合は適切な治療が必要です。

貧血の人がやってはいけないことは？

激しい運動や長時間の立ち仕事は避け、急に立ち上がる動作にも注意が必要です。また、鉄の吸収を阻害するコーヒーや紅茶の過剰摂取は控えましょう。

立ちくらみがあると必ず貧血なのですか？

立ちくらみは起立性低血圧や自律神経失調症でも起こるため、必ずしも貧血が原因とは限りません。血液検査による正確な診断が重要です。

鉄剤以外に改善方法はありますか？

食事療法、生活習慣の改善、ストレス管理、適度な運動など、体質改善を図るアプローチも効果的です。整体による自律神経調整も有効です。

どのくらいの期間で改善しますか？

軽度の場合は2-3ヶ月、中等度以上では4-6ヶ月程度が目安ですが、原因や個人差により大きく異なります。継続的な取り組みが重要です。

貧血と低血圧の違いは何ですか？

貧血は血液中のヘモグロビン濃度の低下、低血圧は血管内の圧力低下で、全く異なる状態です。ただし、両方を併発することもあります。

貧血で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

心身両方に対応している当院の整体と貧血は、非常に相性がよく、中には劇的に改善するケースも見られます。

これらの改善により、薬に頼らず自然な形で健康を取り戻し、以前のような活動的な毎日を送ることができるようになります。当院では、あなたの症状に合わせた最適な治療プログラムを提供し、根本的な改善をサポートいたします。

貧血は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。